11/3(日) 朝は雨、のち晴れ時々曇り。青森二日目の今日は十和田湖に近い蔦温泉に向かいます。
ホテルの側の青い森公園を通って港沿いに駅に歩きます。三角形の物産館やベイブリッジ、青函連絡船が見られます。
連絡船の可動橋は日本機械学会が機械遺産として認定しているそうです。
そして八甲田丸の前には津軽海峡冬景色の歌謡碑です。こちらは龍飛崎と違って1番から歌っていました。(笑)
津軽乙女かしら?姫リンンゴがたくさん実っています。
ねぶたの家ワ・ラッセはまだ開館前ですが、そろそろ列車の発車時刻です。
特急「白鳥」で新青森駅に行き、新幹線に乗り換えます。ところでホームにある大きなリンゴは何でしょう?
実はこれ、駅員さんが使う構内用の電話です。大きなリンゴのカバーの下部を引き下げると電話機が登場する仕組みです。試そうとするツレアイを制しました。
新青森駅で乗り換えて七戸十和田駅に着くと、雨は止んで青空も見えます。
ここからはバス。今年入社の新人バスガイドさんの噛みっぱなしの迷ガイドで蔦温泉に到着です。
昔ながらの一軒宿の温泉です。
ここの紅葉にまず感動します。そして奥入瀬渓谷のガイドさんと蔦沼野鳥の森に入って行きます。
丸太の苔も近づいてみると花が咲きそう。ブナの種も落ちています。
ブナ林は明るくて好きです。鏡のような川面に景色がゆらっと写ります。
蔦沼の紅葉はJR東日本のポスターでも使われている名所です。最適な朝はカメラマンがずらりとならぶそうです。残念ながら紅葉の見頃には遅かったみたい。
ところで「木や草を大切にしましょう」とホーロー引きの看板をブナの木に掲げました。それから30年くらいがたったのでしょうか。まるでブナの木が看板を食べているみたいです。
登って行くと清流があって、鏡沼に注いでいるようでした。
葛七沼が点在するところですが、赤沼は少し離れています。今日は葛沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼の6つを歩きます。
森を歩くのは楽しい。下を見ても、横を見ても、上を見上げてもね。
流れの上にあったのが月沼、ここでお月見したら人生変わるかも、、、。
ツリバナがありました。明るいブナ林を進みます。
長沼は道から眺めるだけでした。
菅沼の近くで、倒れたトチノキの芽を見つけました。ネバネバです。チョウチョや虫が事故にあう?そうです。
5つの沼を過ぎてさらに進みます。
大きなホウの葉ばかりか、実が落ちていました。野鳥のアカショウビンが好物だというヤマアカガエルも見つけました。
瓢箪沼でハイキングはおしまい。蔦温泉に戻って来ました。
昨日訪ねた龍飛館にも書が残されていた明治の詩人・俳人・紀行文学者の大町桂月は晩年をここで過ごし亡くなりました。 少し山を登った墓を訪ねます。
コマユミとマユミと、同じニシキギの実が美しく心に残りました。
ここではさらに原種?のやまなしまで実っています。かじるとナシの味です。
ふだんは奥入瀬渓流のガイドをしているという方たちとはここでお別れしました。バスは十和田湖民俗資料館、国の重要文化財「旧笠石家住宅」に寄って帰ります。
七戸十和田駅には18時前に着きました。ご当地のさくら(馬)肉弁当はすでに完売。ご当地バーガーには間に合いました。青森産の山芋フライと合挽き肉ですって!
暗くなってきた駅前で七戸町のマンホールもゲットしました。まわりも馬でかわいい(愛)!