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道行きロマン

主に市街地 近郊をハイキングしています!

大井町から勝島運河沿いを大森ふるさとの浜辺公園まで歩く

2018年09月09日 | 日記

9/9(日) 晴れ。31℃。ツレアイと品川駅のとなりJR大井町駅から約10Kmを歩きました。秋空はきれいでしたが暑さと久しぶりのハイキングで消耗しました。

JR大井町駅から海岸通りに向けて歩き始めます。

 南品川3丁目交差点の手前は仙台藩伊達家の下屋敷があったことから仙台坂(別名くらやみ坂)と呼ばれています。国道15号を渡り京浜急行の高架下をくぐります。

 鮫洲公園を右に折れてしばらく進むと勝島運河に出ます。暑さのせいか潮の澱んだ臭気がします。

 運河沿いの土手は約2Kmに渡ってしながわ花海道です。春は菜の花、秋はコスモスとのことですが少し早かったようです。

 土手を右に降りると浜川砲台があります。土佐藩は鮫洲抱屋敷を持っていたことから幕府に願い出て嘉永7年(1854)ペリー艦隊が再来日する際に急遽造ったものです。当時は八門配備されましたが六貫目ホーイッスル砲一門が復元されました。この浜川砲台には佐久間象山塾で大砲操練を学んだ二十歳の坂本竜馬がいたそうです。

 そんな縁もあってか京急立会川駅近くの弁天橋の向かいには坂本龍馬像が建てられていました。

 国道15号に沿って大森海岸方向に歩いて行くと鈴ヶ森刑場遺跡があります。八百屋お七が焼き殺された火炙台や磔台が遺されています。

 その先のイルカのモニュメントがしながわ水族館の入り口です。

 品川公園は意外と和風です。池にはクロダイが泳いでいます。

 水族館は賑わっていましたが中には入らず公園で昼食をとりました。あたしはおにぎり2個ですが、ツレアイは暑くて食欲がないとかき氷(氷レモン)だけでした。

 次に訪れたのは環七通りを挟んで10万5千㎡もの面積を誇る平和の森公園です。アスレチックやテニスコート、アーチェリー、相撲場(誰が利用するのでしょう)など施設も充実しています。

 広いので混雑した景色はありません。みんな思い思いに散策と遊びを楽しんでいます。

 池の木陰で釣りを楽しむ人たち、日向の方にもたくさんいました。

 公園の南端に大森海苔のふるさと館があります。ここはもう大森ふるさとの浜辺公園とつながっています。いつのまにか品川区から大田区に移っているようです。

 羽田が新空港となる前の航空写真です。左上が海苔博物館。右下が羽田飛行場。海苔の養殖は羽田沖で行われていました。

 展示されている海苔船は伊藤丸。大田区で現存する唯一の船です。

館内には当時の資料が展示されています。パンフレットにはつらい記述があります。「東京都沿岸部の埋め立て計画に応じるため、昭和37年(1962)12月に生産中止を決定し、翌38年春にその歴史を閉じた。」

海苔作りは300年前の江戸時代享保年間(1716-1736)に始まったとされます。海辺に粗朶木を建て、枝に育つ海苔を摘み取りました。浅瀬のひろがる大森周辺は一大産地として発展し、江戸時代の終わり頃に各地に海苔作りが伝わったそうです。

ここでは海苔簾(のりす)作りも体験できます。

 

平和の森公園からずっとつながっているようですが、浜辺橋を渡って大森ふるさとの浜辺公園(かつての大森海岸を再現)に行きます。

白い砂を入れたビーチバレーコートも整備されています。浜辺感覚は味わえそうです。

環境に優しい風力とソーラーを備えた発電ポールがありました。市職員の方の意識の高さがうかがわれます。

東京モノレールの天空橋駅ゴールが推奨されたハイキングルートでしたが、大事をとってここで離脱します。京急平和島駅に向かいます。久し振りの街中ハイキングでした。それでも10Kmは歩きました。足の痛みを訴えるツレアイをかばってリュックはほとんどあたしが背負いました。次はツレアイの番だからね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 


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