年号が変わった時は知らなくて、お客様が言っ
ておられたので知りました。
昭和から平成に変わった時はそういえば京都に
来て最初の職場で、昭和天皇崩御のニュースを
みんなで聞いていたのを思い出します。
住込みの仕事だったので共同の一つだけのテレ
ビが台所にあって食事時間は大抵みんなで見て
いて仕事中はラジオを流していたので。
明治大正の頃ほどではないものの、自分が生き
た昭和の時代が終わったというので自決する人
もいたというのを新聞の記事で知ったり・・・
今はさすがにそういうのはないのでいい意味で
時代が変わったなと思います。
西暦での表記も多くなったので年号を意識する
自体減ってもきましたね。
新しい年号は万葉集から取ったものだというの
もお客様が言っておられて知りましたが、なか
なか綺麗な響きだなと思います。
平成は、大人になってからの自分が生きた思い
出深い時代です。
その頃にちょうど生まれた人達がこれから大人
になっていくんだなあと思い、時々、平成生ま
れの人がもう中学生か・・もう社会人か・・
私らもいよいよババアやなあとか話したもので
す。
職人の頃は、向き合っているのが人ではないの
であまり意識しなかったですが、お客様相手の
仕事になって以降、似顔絵では0歳から90代ま
でのお客様を描かせていただき、今の仕事の占
いでは、10代後半から70代のお客様が来られる
のでいろいろな年代の方とお話しできて随分勉
強になりました。
最初は自分より年上の方の方が多く、そのうち
年下のお客様の方が多くなり・・・感覚的に今
の世代の人についていける自分でいたいなと思
います。
悩みの種類も時代が変われば変わってくるもの
で、若い人達が仕事や恋愛で悩むのを聞いて年
配の人が、終戦後は食べ物もなくて大変だった
んだから云々・・そんな事ぐらいというのを聞
いて、それは違うやろと思いますが、自分もそ
うなってないかいつも振り返りたいところです。
ましてこの仕事なので尚更。
子供がいる人は、子供からの話しを聞き、様子
を見て今の時代を知ると聞きますが、私はそれ
がないので意識していないとどんどんずれた人
になっていくので自分で気をつけねばと思いま
す。
新しい年号のこれからも楽しんでいきたいです。
☆占いに関しては記事一覧より「占いのご予
約について」という記事をご確認ください。
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