今日、お隣の市原市の五井会館で開催された「コンビナート災害を考えるシンポジウム」に参加をしました。写真は、主催者挨拶をする日本共産党の山口勇市原市議とパネラーのみなさんです。市原市長の挨拶、袖ケ浦市長のメッセージがありました。
パネラーは、日本共産党の及川幸紀市原市議、貝吹清市原市消防局火災予防課長、桑原健市原市危機管理監、古野邦雄千葉県環境研究センター地質環境研究室上席研究員の4名のそれぞれから発言がありました。
千葉市から袖ケ浦市にかけて「京葉中部臨海コンビナート」として位置づけられ、石油貯蔵取扱や高圧ガス処理量は県内の約95%を占め、全国トップにあるとのことで、袖ケ浦市臨海部については、「劇物取扱量」は県内の約82%となっていることから、ここで地震・津波による事故が起きれば、市原市民や近隣自治体に大きな被害をもたらすことを考えなければなりません。及川市議からは、事業所における「規制緩和」と技能伝承問題の指摘、危険物・劇物への対応方法として「臨海コンビナート・ハザードマップ」作成の提案、避難路や避難場所の確保について話がありました。予防課長からは、事業所への安全対策の指導と施設の耐震化について。危機管理監からは東日本大震災の実態と国の消防審議会の答申内容について。上席研究員からは液状化現象と対策にむけた調査と情報共有について報告がありました。
小松実県議も発言し、県が先日発表した液状化しやすさマップと津波浸水予測の内容とコンビナートの耐震化について話がありました。
今後もこうしたシンポジウムを行ない、市民、行政、事業者が連携していかなければならないということは参加者全体の思いになったのではないでしょうか。
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佐々木ゆうき
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