今日、党市議団で加曽利貝塚について学習会を行いました。東京湾岸には550ほどの貝塚があり、全国では東日本から北海道まで約1,200あったと言われているそうです。千葉市内にも100を超える貝塚があります。国の指定史跡になっているのは、月の木貝塚(中央区)、加曽利・荒屋敷・花輪貝塚(若葉区)、犢橋貝塚(花見川区)の5つがあります。
講師の方からは、1万3千年前からの縄文時代はどんな時代だったのかという基礎的なことから、縄文貝塚はなぜ大切なのか、千葉市が進めようとしている加曽利貝塚の特別史跡化について、加曽利貝塚博物館について、などのお話がありました。
考古学については、当時の記録がなく、出土されたものから推測しなければならない面があります。そこに魅力があるのかもしれません。新たな発見があれば、歴史が変わることもあり得ます(捏造して問題になった事件もありましたが、それは許されません)。
加曽利貝塚だけでなく、市内には多くの貝塚が存在しています。2009年9月議会に出された『加曽利貝塚の世界遺産への登録に関する請願』の審議の中で、教育委員会への意見で、「千葉市内110カ所、貝塚など遺跡があるということを含めると、千葉市全体としてそれを含めて考えていかなければいけないなということも一方では感じているところ。調査は今後も進めていっていただきたいと思いますし、ほかの遺跡についても、その価値を市民の皆さんにもどんどん知らせていくということは必要だと考えています」と述べました。
学習会を通じて、貝塚について再認識しました。
最新の画像もっと見る
最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事