丘の上の本屋さんという映画を見ました
イタリアの、とある村
お爺さんが営む古本屋さん
昔の年寄りにありがちな
気難しさと優しさのあるおじいさん
隣のカフェ店員とは隣付き合いがあり
助けられたりしながらの日々
面倒な本を探している客がいたり
むかーし書いた本が手元に残っていなくて
再度手に入らないか探している客がいたり
古本屋なので
本を売りにくる人もさまざまです
客の相手をするのも
なかなかウィットが効いていて
素敵な店主さんだと思いました
客がいない時に、たまたま入手した日記のようなものを読んでいるのも良かったな
隣のカフェのお菓子でスフォリアテッラというのがあって、見た感じはクロワッサン記事にクリームが入っているもののよう?
調べたら、伝統的なものは、
外はパリパリのパイ生地で、中はリコッタチーズ、シナモン、オレンジが入っているそうです(*´ω`*)美味しそう!
そんな中で、貧しいアフリカ移民の男の子が店にやってきます
お金がないので本は買えません
店主はその子に店の本を貸します
読んで返してくれたらいい、売り物なので大事に扱ってくれ、と言って
古本屋ならではできる事ですね(*´ω`*)
男の子は賢く、本が大好きなようで
毎日大事に読んで、お店に返しにきて
お爺さんと感想を話し合ったりします
お爺さんはいつも次の本を用意しています
今度はこんなのはどうかな
次はこれを読んでほしいと
自分の命が長くないことを知っているお爺さん
最初は児童文学から
その後は情景を想像しやすい小説へ
未来のある子供に想像力の翼を託すように
とても素敵な話でした
日常ストーリーなので何か事件が起こるわけではありませんが、イタリアの街の景色は美しく、人々は気難しく優しく互いの日々が繋がっていて
大好きな映画のひとつになりました
本は二度読むんだ
一度目は理解するため、二度目は考えるためだ
店主の言葉はきっとこの子の心に沁み込んでいくだろうな...この子の未来が明るいものになりますように(*´ω`*)
字幕で見たので、今度は吹き替えで見てみようかな!
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