1978年9月22日、美幌ユースホステル13周年のパーティを終えて、数日後に旅に出ました。向かったのは知床半島。斜里のユースに宿泊した。
二度とチャンスは無いだろうから、観覧船で知床半島を一周した記憶があります。確か四千円位して、高いと思ったけれど、すごくいいから時間があるなら、経験したほうがいいと、美幌でヘルパーしていた人に勧められた。
今では世界遺産に登録されたから、すごい場所とは思うが、寝てばかりいた。天候も曇りで、岩肌に滝が見えるのだけど、ずっと同じような景色で退屈で、うとうとして時間が過ぎて、写真も撮ったはずなのに、アルバムに無いのは、感動していなかったのだろう。
尾岱沼のトドワラ。‘荒れ果てた感じは残っていたけれど、ここも観光地化されていた’とアルバムにコメントしてある。それほど、驚きが無かったという事なのだろう?
オホーツク海に沿って北上し、浜頓別を目指した。途中バス路線がなく、ヒッチハイクを試みた。知床旅情が流行った頃は、バックパッカーが多く、ヒッチする人も目面しくなかったと、懐かしがって、すぐ乗せてくれた。
当時、浜頓別のユースホステルは食事が良いと評判のユースで、人気がありました。2004年に閉館したようですね、クッチャロ湖が近く、宗谷岬を目指す拠点でした。