1986年の8月の末に神戸から上海に渡り、約2ヶ月間、中国を旅しました。当時の事を思い出しながら、その時の様子を書いてみます。
鑑真号、大阪、神戸から、上海まで船が出ていました。今は新鑑真と改め就航しているようです。夫と出会って間もなく、私から誘っての旅でした。 2泊3日で、朝食付きだったように記憶しています。ところが、台風接近で、瀬戸内海に停泊し、4泊5日かかりました。私達は片道で良かったのですが、上海一週間の旅の人達もいて、結局、上海には上陸しただけで、すぐに帰国したようでした。ビザは一ヶ月間の有効で船で、取れたように記憶しています。
男女席を同じくせずという、中国らしく、船も家族以外は男女別で、上海のホテルのドミトリーも男女別でした。中国人の使う紙幣と外人用の紙幣が別れていて、両替は外国人用、でも私達のような旅行者はすぐに、中国人用の紙幣を手に入れました。1.2倍位のレートでした。旅慣れた夫だから、そういう事は手馴れたようでした。
ドミトリーには、中国語ペラペラのドイツ人がいて、彼女とはチベットでも会いましたが、多くの外国人が留学や旅で、中国をウロウロしていました。23年も前の事で、コンピューターも導入されてなく、何だか懐かしい記憶をたどってみます。