少し暖かい今日、十津川村の成人式でした。毎年、帰省をかねて正月の3日に、式典があります。平成生まれの、最初の成人式です。町の成人式と違い、妨害もなく、和やかな雰囲気でした。出席した成人より、来賓、主催者の方が多い、過疎地特有の儀式でした。記念講演が、作家のCWニコルさんで、森林の多い、十津川に相応しい、お話をされ、ちょっと感動しました。
息子が欠席しましたので、同年代の成長の姿や、講演を楽しみに出かけました。ニコルさんは、タレント的かとも思いましたが、心から森の再生を願い、子供達の未来を豊かにしようと、活動されていると知り、十津川でもやれる事は多いと実感しました。学校教育では限られた事しか学べないので、若い世代と共に、出きる事をかたちにしたい、何て考えました。
十津川村を南北に走る、主幹線道路の168号線の、平谷-折立間の一部が先月の13日に崩落してから、もうすぐひと月になる。昨日、出かけて、迂回路を初めて通る。普段なら川沿いの道路を走るのだけれど、山の中腹の道なので、眺めが良い。急な坂道で、道幅も広くはないが、ゆっくり走るのには良い。ちょっと残念なのは、杉が多くて、せっかくの眺めが見えずに暗い。環境道路として、森林整備と共同の予算で、美しくならないだろうか?大型工事ばかりが、税金の仕事ではないと思うのだが。
通行止めは、5分位の時間が、迂回路では15分、交通量が多いと20分以上はかかるでしょう。生活道路として、毎日利用する人にとっては、大変な事ですが、年内には片側通行可能との事。
こういう現場で働く人の大変さを、霞ヶ関の天下りや渡りの人は、どれだけ認識しているのでしょう。
十津川村の年中行事に昴マラソンがあります。
次の34回大会が、平成22年1月31日(日)に開催されます。
申し込み締め切りは12月22日です。ちょっと十津川に興味あり、走ってみようかな、何て人、是非参加してください。
私もハーフ女子の四十歳以上で走ります。2時間以内なら、表彰台可能、一緒にはしりませんか
今月の13日に起きた崩落で、主幹線道路の168号線の一部が、全面通行止めになっている。迂回路があるものの、大変不便で、紅葉シーズンの観光にも影響あると思われる。
私のような生活をしていると、崩落による犠牲者がいなくて良かったと安堵し、特に日々の生活に困る事はない。十津川だけに限らず、集中豪雨のような降り方が、半端ではない。杉山が多く、山を削っての道路、崩落が起きても不思議ではない、それでも尚、トンネルを掘り、新しい道路を建設中である。人の幸せが経済優先で、電気が来て当たり前、道が出来て当たり前、それに合せた生活が基本になっている。
労働者の日当は半分は中間搾取と言うと、聞こえは悪いが、多くの税金が既得権益に流れているのは、確かである。大型公共事業の見直しは、大いにやってほしいが、これまで開発した道路の安全性を、もう一度、確かめてほしい。これ以上の開発は、原点に帰り、仕事作りの為にあせらず、じっくりしてほしい。人も自然も急速に変化した、対応できないでいるのに、何故、先へと急ぐのだろうか?
来月と言っても、もう今度の日曜日からですね。十津川村の文化祭が行われます。私も、あーと村のブースで出展して、一日過ごしています。国道168号の道沿い、湯の原の体育文化センターで行われます。3日は舞台発表もあり、混雑すると思われますが、1、2日は駐車出来ます。午前9時から8時まで入れますので、温泉帰りにでも、お立ち寄り下さい。
去年と一昨年は、参加しませんでしたが、十津川村に来て、ずっと出展し見に来られた人と、対話して来ました。個展をして作家を目指そうとは、思いませんでしたが、文化祭がいいきっかけとなり、奈良での個展に繋がりました。誰でも最初は初心者、小さな所から始まり、続ける事でご縁もひろがり、今は、ニット作家を目指す、ニット・クリエイターです。
今日は十津川村の体育大会でした。市町村の体育祭とは違い、伝統ある競技会、今年で63回目です。村内の小中学生や高校生の陸上競技会のようなイベントです。中学校や、小学校の統合に伴い、今年が最期になるかもしれない、記念大会で、あの、北京オリンピック、メダリストの朝原選手が来ました。
全速力ではありませんが、村内の陸上部の人達と走り、そのフォームを現実に見ることが出来ました。子供達にとっても、心に残る一日だったでしょう。
朝原さんは、陸上教室を設立し、アスリート育成の為に、チャレンジする人を応援されるようです。益々のご活躍が、楽しみです。今日はジョギングに出よう。
太陽が出ました。お布団も銀杏も干しています。売りやさんも来て、久しぶりのカフェオーレです。天気良いと、身体ものびのび。
ホームページを夏ごろから、制作していました。デザインと技術、ソフトを使いながらの思考錯誤です。十津川には、既に活躍しているアーティストも、在住していますが、あーと村のサイトでは村内で、好きな事に熱中している人や、あーと方向を目指す人や、私のようにマイペースで作家を目指す人など、これから紹介して行きます。理念のページでメール送信できますので、感想などありましたら、投稿してください。私宛に届きます。
11月1~3日まで、十津川村の文化祭に出展します。
私のお気に入りの写真を、プロフィールにアップしました。十年前にカナダのリッシュマン家に滞在していた時のです。肩に乗っているのはカラスのLeroy。雛の頃に飛べなくなっていて、野性に帰るまで、リッシュマン家にいました。外へ出るのが怖くて、私が散歩に出ると、すぐ肩に乗って一緒に外へ出た。名前はリーロイ、RとLの発音の区別が出来ないので、私の発音だとReloyになるようです。今だに正確な名前は分からない。
日本神話では、神武天皇が東征の際、紀伊半島の山中で道に迷い込んだ。そこに現れ、道案内をしたことで国づくりに貢献したとされる伝説のカラスが、(やたがらす)という事らしい。そして、この八咫烏が十津川人の祖先だという、言い伝えがある。日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている、3本足のカラスです。
カラスに縁のあった私が、十津川に住んでいるというのも面白い。