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雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
雪姫鳥のニットの紹介、旅した国の回想。
食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

国土交通省仮立橋

2011-11-23 12:02:41 | 十津川

台風12号以後、初めて北へ抜けた。国土交通省仮立橋と名付けた橋が、何箇所もあった。大臣は十津川出身の前田さん、就任直後の災害でした。早朝だったので、ちょうど現場仕事が始まったばかり、作業員に活気があり、元気そうに見えた。

十津川村に移住してから、R168の北上にトンネルが五つ抜けた。ちょっと早く便利になる為に、多額の税金が必要なのか?仕事作りなのかと思ったけれど、旧道の道路崩壊を何箇所か見て、考えが変わりましたね。

もし、新しいトンネルや橋が無かったら、完全に陸の孤島になっていました。元々、車が普及するまでは、山道を尾根伝いに歩き、生活が成り立っていました。道路と共に山村の暮らしを維持するには、新しいトンネルや橋が必要だという、現実を見ました。

地質の老朽化、荒れた杉山、、、自然淘汰されながらも、新しい道路を切り開き、人々は生き繋いでいくのですね。便利性や経済発展の為でなく、人々の生活を支える道路。かと言ってそれだけに頼っていては、人は退化してしまいます。医食同源を主に、精神性を高め、山村文化を高めることが、未来に繋がる鍵のようにも思います。

十津川村には過疎で、30世帯位移住できそうな集落が多い。アースサイエンスを専攻する学生の学びの場や、原発から逃れて住みたい人達や、不便さを楽しみ、自己能力を高めたい人達の移住の場として誘致できれば、未来に繋がれるように思う。


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雨の一日

2011-11-19 14:11:38 | 十津川

昨夜からの雨

R168、R425も雨量規制通行止め

防災無線が鳴ると、今でもちょっとドキッ

不便だけれど、のんびりするのはいい

温泉もあるし、鳥の声も聞こえるし

今日は一日、雨の音

静かな時は、空気の流れも感じる

何もないけれど

そんな時間を愉しんで

ただ、来て温泉に入って帰る

そんな一日を、過ごしてみてください

雨に閉じ込められる、そんな過ごし方もいいかも

 

 

 


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遷宮2011

2011-11-07 09:44:17 | 十津川

 

天狗とお多福さん、祭りを彩りますね

村の太鼓、いい感じでした

例年の秋祭りの3倍の餅まきの為

仮設の台も作り、3箇所に

心配された雨も降らずに、時おり陽が射して

二十年に一度の遷宮が無事、執り行なわれました

http://blog.murablo.jp/totsukawakodou/kiji/272453.html

十津川村は尾根伝いに暮らしがありましたから、

尾根の集落は歴史もあり、林業が盛んな頃は繁栄していました

二十年後のことは分かりませんが

この地に居させて頂いていることに感謝です

住吉神社の由来も最近知りました

神戸の住吉倶楽部、大阪の住吉大社の近くにもご縁があり

何だか不思議なものですね


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遷宮

2011-11-06 09:10:27 | 十津川

二十年に一度の行事ごと

天気に恵まれて、とはいかないけれど

大雨も降ってないし、大風も吹いてない

やれるだけでも、ありがたい


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復興の雨

2011-10-30 13:55:53 | 十津川

 

小雨程度かと思ったけれど、本降りになってきた

今日から折立の仮橋も通行可能

R168も北へ抜けられる

十津川温泉も来月には復活する

それでも、人口減少は加速する

産業だけが、原因だろうか?

未来へのビジョンを感じない

それぞれ道は違っても

目指す方向がバラバラのように感じる

使い捨て、消費経済、薄利多売

予算ありきの思考では、未来が想像できない

私は私の十津川を描こう


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迂回路

2011-10-25 10:04:39 | 十津川

何度も報道された、折立橋の光景

 

川沿いの迂回路を工事用の大型車が通る

月末には、仮橋が通行できる

昨日は、行きも帰りも通勤時間と重なり

狭い山道でも、急ぐ車が多い

時間に追われて

気づかない事が多いのでは?


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草引き 道具

2011-10-17 13:38:28 | 十津川

十津川村の鍛冶屋さんの草引き道具

昨日、道の駅で購入しました

十津川へ来るまでは、草は釜で刈るという感覚でした

こちらでは、草は引く、根っこから引くので

こういう形の一本鍬の小さいのが売られています

優れ物と、聞いてはいましたが

以前から使っているのが、あるので、、、

オオバコなど、根の強い草が引き難いので

680円なので、購入しました

さすが評判通り、使いやすく、手に馴染みます

オオバコも簡単に引けました

もっと、早く買って置けば良かった

まだの人、お勧めです


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先人の知恵

2011-10-04 17:26:14 | 十津川

今日も曇りでしたね。今朝は8時に犠牲者への黙祷が、ありました。

七月に田中優さんの講演が新宮であり、その後、御近所さんの杉が、田中さんの皮むきで、自然乾燥されているのを見つけました。

先日、御近所さんに聞きましたら、昔からしていた人がいらしたそうです。自然食も郷土食から、アレンジしたレシピが多いと感じていましたが、やはり、皮むき間伐材も、こうすれば乾燥にコストもかからず、軽量になって運び出すのも楽ですね。

月日はかかりますが、確実に森林再生になります。十津川村にも先人の知恵がある事を知り、何だか嬉しくなりましたね。

役場に行って、いろいろ提案したいと思いながら、タイミングを見ています。十津川村の方向性は、私達にとっても終の棲家になるかどうかですからね。


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地域の行事 

2011-09-25 14:38:35 | 十津川

春と秋に行なわれる招魂祭

先祖のいない私ですが

この地に住んでいられる事に感謝する

 

今日はいつもより、多く集まりました

恒例の餅まきです

村の行事が次々に中止になり

ささやかでも地域の集まりは心が和む

新宮へも2時間半かかるよう

それも、昔を思えば十分日帰りできる

欲を持つときりがない

何より変わるのは行政

 


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十津川村政121年

2011-09-22 11:56:29 | 十津川

過去の歴史から、何を学ぶか?勉強の嫌いな私が、歴史研究家にでもなったつもりで、未来の為に考えて見ようと思った。これは、村民に配布されたのか、総務課で頂いたのか、記憶が定かでない。

明治21年に十津川郷は55ケ村が6ケ村に、そして翌年水害が起こり、人口の減少により統合し、明治23年に十津川村となりました。今年は村政121年目になります。ちなみに更谷村長は30人目、40代目から3期目です。長期では4代の人もお一人いらっしゃいます。

昭和25年9月3日の台風(ジェーン)で、全壊44戸、半壊245戸。

昭和28年7月19日の紀和水害で、死者・負傷者・方向不明17人。道路損壊43、、、、翌々日、空中よりカンパン八屯投下、米軍に追加申請。25日朝知事は救援状況を説明したビラ1万枚を、十津川村に食料と共に投下。遺産800万円を村に寄付した人あり。

昭和33年8月25日、台風17号で、死者8人、負傷者4人。この年の5月に折立橋が完成している。昭和34年伊勢湾台風、死者・負傷者8人、全壊14、半壊9、、、、総被害額2億9千万円。

昭和35年6月22日、湛水中だった風屋ダムの為、橋が水没、神納川地区が10日間孤立。この年の10月に風屋ダムが完成、翌年には十津川第一発電所が完成している。

日本全体がそうと思いますが、自然災害と便利さを求めた開発が繰り返されて来ました。そして、都市部は人口密となり、山を削って住宅を作り、経済成長のお蔭で、過疎地にも立派な道路やトンネルが造られている。

人命の保障も米国ほどではないと思うが、第三世界から思えば、はるかに高い。でも、今後はどうだろうか?原発事故に加え、自然災害の多さ、金銭で解決できる事ではないと思う。

台風12号で全村の通信が遮断された時、現代社会でもある事なんだと思いましたね。それでも、御近所さんは、畑を耕し、手洗いした洗濯物を干し、普通の生活を営んでいた。

これからの未来に必要な事は、便利さに依存した生活ではなく、便利さの裏側にある不便さと向き合える事で、より無駄なエネルギーを消費しなくなるように思う。そして、幸せとは何かを考える時間も与えられたと思う。

http://kikikanrikenkyukai1.blog.so-net.ne.jp/archive/20110918 教育に対する考えもそれぞれですが、災害から学ぶことは、人生にとって価値ある事と受け止められます。

直観力だけで、理論が無いとパートナーから言われていた私ですが、やはり難しい事は苦手。思うがままの事を書こうと思うし、それぞれ読んだ人が何を思い感じるかは、違っていいと思います。

 


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十津川街道R168

2011-09-21 01:48:39 | 十津川

うとうとしていたけれど、台風が気になって起きた

予想雨量や風速に大きな変化はないけれど

いつの間にか、非常に強い台風になっていた

落ち着こうと、キャンドルをつけた

停電の時にはお世話になった

我が家を訪ねた知人からプレゼントされた

とっても明るいし、気持ちも落ち着く

自治体放送をつけたら、見慣れた国道の風景が映っていた

9月15日、こまどりケーブル撮影の大塔道の駅から十津川村役場まで

大塔支所あたりが映っていた

ピアノのメロディと共に、道を進む

懐かしい友に会った気分、胸が熱くなる

道が通れる

何だかほっとする、感謝する

日頃、行政に足りないのは感性と、言葉に出していたけれど

ありがとうと頭を下げたくなる

がんばろうや十津川村

 

 


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河川の状況

2011-09-18 14:17:26 | 十津川

http://www.kkr.mlit.go.jp/typhoon12/index.php

土砂ダムから流れる河川の状況のライブ映像。暗いけれど夜も見えると。きっと役場の情報管理室では、ハイテクで、明るく見えるのでしょうね。ご近所さんも言ってました、昔の災害とは違うって。十津川村も村長選となると、二つに分かれますが、非常時には、一致団結です。国もそうあってほしい。

情報は友人のツイッターから http://twitter.com/#!/search/missacrystal

原発事故から始めた、情報収集。私も台風直後は、パソコンから離れられなかったけれど、今はようやく編んでいます。

ツイッターも何となく、感覚が分からない。ブログはアナログ的でいいですね。衛星電話の設置で、ラジオの電波がみだれ、普段は聞けないAMが入ったり、デジアナ変換のテレビが、普段見れない、BSしか映らなかったりして、ドラマばかりやっていて、ニュースが入らなかった。

ケーブル、電話、電気、携帯と、システムをきちんと把握したいと思いました。

 


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ユーモア

2011-09-18 08:41:28 | 十津川

http://blog.goo.ne.jp/k02ak1/e/41039f5ce9c582ed765274ea6ac8c500

災害救助に来られた、息子の恩師のブログ。

十津川人には、ユーモアがあります。先日も役場周辺に行く時、迷彩帽子を被っているパートナーに、自衛隊と思われるで、、、と、ああ、こんな時でも、心にゆとりがあるんだなって、感心しました。

そうです、街のような娯楽の普及が遅い村、自然災害にも、自ら守り生き抜いたのです。

未開地だからの精神のウィルダネス

http://blog.goo.ne.jp/yukihime8159/e/92c5a8f00b50c123a8d9edf7fa296d7a


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台風

2011-09-16 17:24:55 | 十津川

何だか、いよいよって気分。

こんなに遠くの台風に、こんなに緊張する何て、2つで驚くと、昔は3つ来た事があると聞く。

昨日まで出ていた雨量予想よりは、かなり少ない。降ったり止んだりの状態が続くが、降り方が段々と激しくなっている。

普段なら、日常の生活だけれど、皆、じっと動かずに避難していると思う。我が家は、本流ではないけれど、ハザードマップの危険区域と隣合わせ、想定外は起こり得る。避難場所は、すぐ裏の公民館、そこが危なければ、校庭に逃げるのか?何はともあれ、一応、頭に入れる。強風でないから、動けるだろう。ポンチョと、持ち出せる物をリュックに詰める。

どこかで、ここは大丈夫と思う安心感と、絶対はないと言う心配。準備をすれば、心配は要らない。長い夜になりそうです。

十津川村は体育会系の村、一致団結が強い。地域の繋がりが強いと感じている。今年から赴任された人は、少し不安かもしれませんが、それぞれの職場がしっかりしていれば、大丈夫と信じます。

十津川村は、部分的に美しい村ですが、168号線の街道の景観や、全体の雰囲気に物足りさを感じます。決壊してもしなくても、これを機に世界遺産へのアクセスR168が、より美しい街道として再生してほしいと、100年先には、世界遺産の街道になるよう願います。


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今朝の雲 109

2011-09-13 10:46:22 | 十津川

今朝は少し湿っていたけれど、音を発てて降ってはいない

雷雨が無い事だけ、祈り、願う

 

 


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