また更新が途絶えちゃいました。そんな時は持病の腰痛で苦しんでいることが多く、例にもれず今回も激しい痛みに長く寝込んでいましたの。
今回の原因は和装。「えぇ、そんなことで腰痛になるの??」とお思いの方も多いでしょう。4月上旬の結婚式、午後4時からの披露宴に向けて午前11時半から着付けしてもらいました。担当の美容師さん(年配の方)は2本持って行ったコーリンベルトは使わず、なぜか昔ながらの腰ひもを多用して、私の脇の下や腹部等を全力で何度もギュウギュウと締め上げたの。「人の体だからこんなに強く締められるのよね」と笑っておられましたが、私はマジで困った。肋骨にヒビが入ったんじゃないか、または血液循環が悪くなって時間が経つと脳貧血で倒れるんじゃないかと恐かったのよ、迷惑かけたらいけないし。
ちなみにこれが貸衣装の黒留。自前のものよりやはりおシャレ。

髪は、いつもの美容師さんに広瀬すずと注文。「髪型だけはできたよ~♥」と言ってもらいました。

さて、酸素不足の金魚みたいにパクパクあえぎながらお部屋で待機してたら、ハンカチがハラリと床に落ちました。背骨を紐と帯でガッチリ固定され、前にも横にも胴が動かない私はまるで上半身総ギプス状態。床に手を伸ばそうとすると前のめりで転倒しそうなので、はじかれたように必死で姿勢を戻す。これを何度も繰り返したの。その姿を見られたら「孤独な部屋で、黒留袖を着てウサギ跳びを繰り返すアブナイ人」と思われたでしょうね、幸い一人だったけど。
その後、披露宴で椅子に座っている時、全く動かせない背骨の下にある骨盤が上半身の重みを受け、変な角度で固まりました。ウサギ飛びよりこれが原因だな。
午後7時半頃にようやく洋服に着替え、自宅へ帰っても異変はなかったものの、翌朝アビーの散歩で筋肉がツルように痛み、その後は寝込みました。ドイツ語ではぎっくり腰を「魔女の一撃」と言いますが、これはまさしく「悪魔のショット」ですわ。
たいていは半月寝込めば何とか歩ける。そろそろ治りかけたある晩、トイレで腰掛けた途端に痛い所の数センチ上の背骨がズレた。ぎょえ~痛ぁい。「悪魔のショット」第2弾じゃん。治りかけに新たな腰痛発生し、えぇもちろん再度寝込みましたとも。
今はコロナで外出自粛だからどこへも行けないとは言え、寝込んでいるのはひたすら辛かった。動けるようになった今、とりあえず掃除ですわ。