だらき

徒然なるままに書いていきます。ヨロシク。。

若手芸人のファン層

2014-05-17 23:01:38 | 日記
本日は、若手芸人のお笑いライブに生まれて初めて行ってきました。

内容自体は、あるトリオグループのライブに、何組かの芸人がゲストとして参戦し、手持ちのネタをやったり、コラボネタをやったりという感じの内容。先輩芸人との絡みもあれば、後輩とのやり取りもあって非常に楽しめました。

お笑いってノリだけじゃなくて、言葉選びという点では頭のよさ、ジェスチャーで笑わせることもあるので運動神経も必要だったりと、なかなかオールラウンドな能力が要求されるのだなと強く感じました。


ライブの内容については、何の不満もないのですが、客層について違和感を感じたのでここで書き留めておきます。

会場に入った時から違和感がありましたが、観客の9割以上は10代~20代前半の女性でした(あくまで、私が目で見て判断した限りですが)。
男性や上の年代の人が少なすぎて、「イケメン芸人のくくりで、別のイベントもやるのかな」と疑問に思ったほどでした。

出てくる芸人に対してもたまに「カワイイ」という声も聞かれ、アイドルの代わりのような役割もあるのではと感じさせられた次第です。
世の中では常識なのかもしれませんが、私の先入観とは大きくズレて、衝撃的。

あの世代がメインターゲットだとすると、変に若い女性の受けを狙いすぎて、年取った(老けてアイドル性を失った)後に戦略を変えられず、そこで終わってしまう芸人さんも増えてしまう(というか元から結構いる?)事態にはならないのか不思議に思いました。


芸人間でも客層をセグメント分して個別にマーケティングしているので、むしろ熟年を専門にした若手芸人さんがいるのかも気になります。

ただし、そういう層はライブに行かないので、結局はテレビ等のメディアに露出できる、大御所や成功した若手に限られるのかもしれませんね。
実際に足を運んでみるって大切だと感じた一日でした。

青いジャスミン

2014-05-11 11:27:07 | 日記
お久しぶりです。

結構面白い映画を見たので備忘録的に書き留めます。

見た映画というのは、ウッディ・アレン監督の「ブルー・ジャスミン」です。

セレブから転落した女性が、決してセレブではない妹のところに身を寄せ、その後の顛末を過去のシーンと織り交ぜながら、トレースしていくというもの。
主人公自体は、愚かなんだけれども悪人でもなく、私はそれなりに感情移入して見てしまったので、ちょっと辛くも感じました。

ただ、一緒に見た人の意見やネットの感想を読む限り、まったく違った感想が沢山あって、そこが非常に興味深い。

この映画、私は知りませんでしたが「欲望という名の電車」と物語の枠組みが似ているようで、
私が一緒に見た人は、「欲望~」の陰惨なラストが頭にあったので、むしろ温かみのあるコメディタッチの映画のように感じたようです。
(確かに、時折、クスッとしてしまうようなシーンがあるのは事実)

ただし、ネットのレビューでは「欲望~」の内容を知った上で、本作も同様に残酷としているものもあって、この違いは何なのか興味深く感じました。


私個人としては、時間を置いて再び見たら違う感想を持つかもしれないので、何年後かに見直してみたい作品です。