フロムYtoT 二人に残された日々

私と妻と家族の現在と過去を綴り、私の趣味にまつわる話を書き連ねたいと思っています。

義父の施設探し6

2024-02-15 21:38:46 | 日々の記憶

 本日、午前中に義父の入居を考えている施設から施設長とケアマネさんがやってきて打ち合わせをしました。いろいろとその他の経費が必要で資料で観ていた金額よりも高額だとわかりました。その他にも家具や家電をそろえる必要があるようです。実家から持ち込めるものもあるのですが、大きすぎて持ち込めないものがあり、かなり買いそろえる必要があるようです。

 仕方ないですね。

 義父は元国家公務員で年金は多いのですが、それでも少し赤字になるようです。

 義父の預金は一人娘のtakaちゃんが管理しており、それが減るのが不満のようです。

「義父さんが貯めたお金だから、義父さんのこれからのために減っても仕方なかろうもん」というと、takaちゃんは笑いながら、「いや~ん」と返します。

 愛するtakaちゃんといえども少し私の将来に不安を感じます。

 (・・・・まぁイッカ) 

 義父の施設移転は三月初めということになり、これからまた忙しい日が続くと思います。 

 

 


義父の施設探し5

2024-02-14 23:14:58 | 日々の記憶

 一昨日、義父が代々受け継いでいる田んぼの確認と妻の実家の整理に出かけました。

 義父の実家は義父も義祖父も農家は生業にしておらず、今、残っているのは四筆一反程度の田んぼなのですが、義父も毎年固定資産税にも満たない僅かな年貢(?)を頂いているだけで、代々受け継ついだ田んぼを、あの辺としいうことしか程度しか理解していないのです。田んぼを貸したのは義父の三代前のことだというのですから、100年以上前の話です。私もtakaちゃんも、周りの方に迷惑をかけるかもしれないし、今後のことを考えると、買っていただける方がいたら無料でもお譲りしたい気持ちです。

 妻が色々と近所の方々に連絡を入れ、漸く義父の田んぼを耕していただいている農家さんに連絡が取れ、今日、日ごろのお礼を兼ね、現場確認に行ってきました。

 家の前にお父さんと娘さんが待っていただいていました。今は本人と娘さんの三人で住んでおられて、娘さん夫婦はそれぞれ仕事を持っていて、休日は父親の農作業の手伝いをしているとのことでした。

 この農家の方は他にもたくさんの田んぼを受け持っておられ、80歳を超えてこれだけの田んぼを作っておられることに、自分の現状と比較し、尊敬を感じました。

 それから私とtakaちゃんは実家に戻り、私は庭、takaちゃんは部屋の掃除や冷蔵庫の整理を行い。自宅に戻りました。

 まだまだ家の整理は終わっていません。


二人が仲睦まじくあるためには

2024-02-05 23:37:03 | 日々の記憶

 私とtakaちゃんは知り合ってから50年、結婚してから45年を経過している。そして末娘が一人暮らしを始めてから15年以上、週末や祝日に子供や孫が来ることはあっても、日常生活を2人で暮らしている。けんかをすることはあっても長引くことはない。

 私はロマンチストでセンチメンタリストで女々しい。takaちゃんはリアリストで母性本能旺盛で雄々しい。私は義父とこれからも一緒に暮らしてもよいと最初は言っていたのだが、takaちゃんの義父を大声で詰る姿に心を痛め、同居は無理だと思うようになった。

私が「ずっと胃の調子が悪くて唇と口角にできものができた」というと、

「youさん、それストレスやが。私も体調が悪い」

というのです。

 私はこれまでの人生の中でストレスフルな生活を送ってきて、ストレス耐性は人一倍強いと思っていたのですが、takaちゃんに降参です。

 

二人が仲睦まじくあるためには愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい 立派過ぎることは
長持ちしないことだと 気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい
立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張に色目を使わず
ゆったりゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい そしてなぜ胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには わかるのであってほしいた。

完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気づいているほうがいい
立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張に色目を使わず
ゆったりゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい そしてなぜ胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには わかるのであってほしい

                       出典 吉野弘 「祝婚歌


義父の施設探し4

2024-02-04 22:32:38 | 日々の記憶

 一昨日、義父を連れて妻と実家へ行ってきました。

 この日の仕事は、義父の病院とデイサービスの最後の手続きをすること、市役所へ行って住民票の転出手続きをすること、公共料金や新聞などの廃止手続きをすること、近隣の方に経緯を説明することです。妻はそれぞれに手土産を用意しています。

 まずコンビニによって昼飯を買って、病院で診察をして薬を頂いて、デイサービスにに行って預けていた荷物や薬を回収。

 義父の自宅につくと、近くに住んでいる義叔母と合流。義叔母はちらし寿司や煮物などを用意して待っていました。(当分、兄に会う機会はないかもしれない、ひょっとしたら生きているうちに合うのは最後かもしれないと思っていたのかもしれません)

 義父は4人兄弟の長男で、他は3人とも妹です。1人は数年前に亡くなっていますが、あとは義父の97歳を筆頭に3人とも健在です。とりわけ現在一人暮らで、89歳の近くにいる妹とは仲良くしています。(私の両親も90歳でなくなっていますから長寿家系のかもしれません)になりました。

 義父の住民票変更のため妻を市役所に送った後、妻の実家に戻って、初めで義父と義叔母と3人だけのシチエーションになりました。妻と義父と義叔母は顔がよく似ています。縄文人顔に近いのです(ゴメン)。そこで、

 「takaちゃんは、義父さんに似ていると思っていたけど、性格は義母さんに似ていますよね」と言うと、2人が口をそろえて、「そうよ」というのです。