私は、数年前から建築士会の継続能力開発(CPD)制度に取り組んでいます。
CPDは、簡単にいうと「まじめに努力する建築士の証」で、建築士法にも「知識及び技能の維持向上」が定められています。構造偽造問題・建築士の能力差問題(1級建築士だけでも30万人以上もいて、数も多いが能力差も大きい)があり、現在建築士のうち10数%が自身の実績や実態を社会に公表するため取り組んでいます。
実際には、年間100時間程度講習・研修・社会貢献活動などを行い申請・認定を受けたことを公表しています。
大変なことも多いのですが、消費者の人もこういう制度があり、社会的責任意識が高い建築士かどうかの指標となるので、仕事を依頼するときのひとつの基準として聞いてみるのもよいと思われます。
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