YuHiのブログ

改めて実感する恐ろしさ

もう何度かこの総説を読み直しています。

医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス Vol. 50 No. 5(2019)
242 ~ 249
総 説
mRNA 医薬開発の世界的動向

ちょうど新型コロナ禍が始まる前年に出た総説です。

今現在、mRNAワクチンと呼ばれているものは
正確には、
mRNAを体内に投与してmRNAにコードされた蛋白質を発現させることによる遺伝子治療、あるいは医薬品のことです。

mRNA医薬品は、必ずしもワクチンだけを目指して開発されていたものではなく
がんの治療、
難病の治療もそのターゲットに入っていました。

しかし、2019年に医薬として承認されていたmRNA医薬品、
あるいはmRNA遺伝子療法は一つも存在していなかった。
一つも成功していなかったのです。


mRNA遺伝子療法(ワクチン)が医薬品として承認されるには、
越えなくてはならないハードルがいくつも残っていたからです。

しかし、そんなハードルを越えていないのに、

コロナパンデミックが始まり
またたく間に緊急使用が許可され
恐怖に支配された人々が打ってしまい

副反応が明らかになった後は、躊躇する人々にまで
義務化や強制によって打たせ続けているのが現実です。

2019年当時、mRNA 医薬の実用化に向けて最も開発が進んでいたのは,
感染症以外には、"がん"でした。

何故か。

がん治療に期待されるmRNAの最大の利点は,
液性免疫だけでなく細胞性免疫も誘導可能なこと。

と書いてあります。

特異的な抗原をがん細胞に発現させ、
細胞性免疫によってがん細胞を死滅させることをねらう訳です。

そして、mRNAがん治療法に取り組むベンチャー企業として注目されていたのが Moderna,BioNTech と書いてあります。


この総説を初めて読んだ時に気づかなかったことに気づきました。

すでにがんの治療法としてmRNA遺伝子療法を何年も研究開発していた
Moderna,BioNTechは、
この方法によって抗原を発現した細胞が死滅することを
当然知っていたということです。


(そして、どういった臓器にLNPが流れつくかも
把握していました。)


さらに、この総説に掲載されている表によると
mRNA医薬が治療に応用される可能性のある疾患として
論文発表されているものに
心筋梗塞
アルツハイマー病

も記載されています。 ・・・


日本国内のRNA専門家は、
mRNAワクチンの仕組みとその危険性を
じゅうぶんご存知だったのではないでしょうか。

なぜ沈黙しているのでしょうか。


なぜ、非専門家がワクチンの副反応を訴えて
医者から罵倒され、石を投げつけられるのを
傍観していられるのでしょうか。


悲しい気持ちになります。



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