ホームレス中学生

ようやく、届きました。
「ホームレス中学生」田村裕　著
一気に１時間ちょっとで読み切りました。
読みやすかったですよ。
今まで聞いていた話が主だったけど、改めて時系列に並べてもらうと、そのときの状況がよく分かってきて

とにかくひどかった時期は、
中学二年の夏休みと、高校のときの１日３００円生活の時なんだ！ということがわかった。
あと、精神的につらかったのは、中三から高一だったのかなぁ
表では明るくしながら、心の奥では死ぬことを望んでいた田村青年。
でも、自殺ではなくて「誰かのために死にたい」という気持ちだった。
自分が人の役に立てたら・・・と、そんなことを思っていたのかも知れない。
兄ちゃん姉ちゃんに迷惑をかける自分というのがいやだったのかも知れない。

本当に、人は一人じゃ生きていけないんだなぁと思いました。
逆に、どんな状況でも気持ちさえあれば生きていけるんだなぁと。

後書きにたくさんの方への感謝の気持ちを書いている田村さん。
人柄がでてるなぁ
相方・川島さんとであって、こうやって本も出せて、自分の気持ちは昇華できたのではないだろうか。
二人で支え合って、これからも楽しい漫才を聞かせてほしいと思いました。