菅直人と斉藤まさし(本名:酒井剛)は30年来の親友であり密接な関係にあることは、多くの人が知っている。選挙の度に菅は斉藤に応援を依頼してきたし、かつて斉藤が民主党の両院議員総会に出入りしている姿を、何人もが目撃している。
菅直人の資金管理団体「草志会」から斉藤まさし傘下の政治団体(「市民の党」や「政権交代をめざす市民の会」など)に6250万円のカネが動いているが、それは収支報告書に記載された“おもて”の数字である。他にも、巧妙に操作されたカネが動いている可能性を否定できない。
さて、今年の4月、斉藤まさしが代表を務める「市民の会」から森大志という男が公認で立候補し、落選した。
森大志の両親について、坂眞(ばんまこと)氏が説明しているブログ『依存症の独り言』があったので、それ(一部省略)を転載する。
坂眞氏のプロフィールは次のとおり。
「全共闘世代」のちょっと下。最初は公務員だったが、故あって職業を転々。モノ書きのハシクレ。ブルースとハードボイルドと酒をこよなく愛する。
政治的には激烈なる反中派であり、かつ反米派。腐臭ただよう中国共産党と傲慢かつ醜悪な「ブッシュのアメリカ」に吐気をもよおすこのごろ。
男は優しくなければ生きている資格がない、が、たくましくなければ生きていけないからね、つらいよ・・・ホント
依存症の独り言 徒然なるままに(since 2005/03/12)
「市民の党」と森大志を糾弾せよ! (2011/04/01)
東京都の三鷹市議選に「市民の党」から立候補している森大志(28)は、なんとあの田宮高麿の長男だそうです。
読者の通報(カキコ)で知りました。
ネタ元は週刊新潮の「出自を秘めて三鷹市議に立候補する「よど号ハイジャック犯」長男」のようです。

森を擁立した「市民の党」のルーツは「MPD・平和と民主運動」にあります。
MPDは、元ブント(共産同)系の活動家たちが結成した日本学生戦線から発展した組織です。
その流れは、「MPD・平和と民主運動」 → 護憲リベラル → 平和・市民 → 「市民の党」 となります。
つまり、「市民の党」はブントの血を引く過激派の末裔ということです。
私は、ハイジャック犯の長男が「市議選の候補」ということ以上に、その所属する「市民の党」の存在そのものが問題だ、という気がします。
まさに「市民」の仮面をかぶった「過激派」。
市民団体とかNPOにも、こういう素性のものが多い。
ほんとうに要注意です。
(省略)
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ここで田宮高麿について書いておきます。
田宮は1943年、岩手県生まれ。
父親は農林省(現・農水相)の役人。
1970年3月に起きた「全日空日航機よど号ハイジャック事件」のリーダーです。
大阪市立大学時代に学生運動をはじめました。
私にとっては、ブント(共産同)の大先輩に当たります。
が、私がブントに参加した時は、彼は既に共産同赤軍派として分派していましたから直接の面識はありません。
組織の先輩から聞いた話ですが、田宮は活動家としては異色の存在だったようです。
ロン毛で理屈っぽい者たちが多い中で、彼はどちらかと言えば体育会系。
その度胸と行動力、そして統率力は群を抜いていたそうです。
だから赤軍派の軍事委員長(司令官)に就いた。
ハイジャックの被害に遭った乗客の一人は
「犯人たちは、学生だけあって、どこかウブなところが残る顔立ちだった。その中で、田宮だけは暴力団に入っても立派にやっていけそうな、凶々しい目つき」
と語っています。
大阪市大の教授が当時
「田宮君がいるから乗客の身の安全は絶対に大丈夫」
と、語っていたのが忘れられません。
まあ、思想ややった事の是非を別に置けば、田宮はそれなりの人物だった、
先輩たちの話から、私は、そう強く感じました。
ただ理論はからきしダメで、吉本隆明の本は1ページも読めなかった。
当時、ブントのかなりの部分が吉本隆明の影響を強く受けていたことを考えれば、田宮が塩見孝也に付いてブントを出て行った理由がよく解ります。
ところで、連合赤軍(連赤)の最高幹部で、12人の同志を虐殺した森恒夫は、田宮と同じ大阪市大の活動家です。
謂わば田宮の子分みたいな存在でしたが、田宮からは「ゲバ棒一本持てんやつに戦争ができるか」と完全にバカにされていました。
森が連赤に逃げ込み、史上稀に見る凶悪事件を引き起こしたのは、田宮に対するコンプレックスが一因だったと私は思っています。
この、当時はそれなりに英雄視された田宮も、結局は北朝鮮に屈服、その奴隷になってしまいました。
そして、1995年に平壌で突然死します。
田宮の突然死は未だ謎ですが、ハイジャック犯たちが北朝鮮の工作員として活動するようになったことと無縁ではないような気がします。
つまりハイジャック犯たちの内部で路線対立が起こり、田宮は粛清された、のではないかと思うのです
下の写真は、今でも鮮明に覚えています。
短髪(角刈りに近い)で、右手に日本刀を持った田宮の精悍な顔つきは、まるで右翼のようでした。

右手に日本刀を持ち、解放される人質を見つめる田宮高麿
------------------------------------------------------------------
私は、田宮の長男が、「市民の党」というカルト左翼から市議選に出馬するのは、父親より母親の影響が大きいと思っています。
田宮が死んだ時、森大志はまだ12歳です。
父親の思想など理解できないでしょう。
では、森の母親とは何者なのか?
森大志の母親は森順子(よりこ)と言います。
つまり大志は、母親の姓を継いでいるのです。
順子は、在日朝鮮人の父と日本人の母の間に生まれました。
パスポートを取得していることから、日本国籍であると思われます。
が、北朝鮮では“在日2世”として迎えられており、自分は「日本人」だと言う一方、平壌では「ここは私にとって祖国でもありますからね」と語っています。
ところで、この森順子、欧州における日本人拉致事件に関与しているとして、警察庁により国際指名手配されています。
つまり、有本恵子さんや松本薫さん、石岡亨さんを拉致した実行犯である可能性が極めて高いのです。
下の写真は、順子と石岡亨さんが欧州で一緒だったことを示すものです。

森順子・中央と石岡亨さん・右
確かに森大志はハイジャック事件のリーダーの長男です。
が、田宮は既に16年前に死んでいます。
一方、母親の森順子は、日本人拉致の実行犯(の可能性が極めて高い)であり、未だに逃亡中です。
おそらく北朝鮮にいるのでしょう。
そして、赤軍派のハイジャック犯たちと連携して北朝鮮の工作活動を展開している、と思われます。
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「高敬美ちゃん剛くん拉致事件」を捜査していた兵庫県警は、1988年5月6日早朝、新宿区三栄町のアパート前で北朝鮮の秘密工作員と見られる男の身柄を確保しました。
男は「中尾晃」と名乗っていました。
が、調べてみると、この「中尾晃」の正体は、ハイジャック犯の一人である柴田泰弘だったのです。
1996年3月、カンボジアのベトナム国境近くで北朝鮮大使館員らとともに逮捕された日本人も、ハイジャック犯の一人である田中義三でした。
田中たちは、タイのリゾート地パタヤで大量の偽ドル札を偽造していたのです。
つまり、世界革命を目指して、北朝鮮を革命の根拠地にするためにハイジャックを実行した戦士たちは、北朝鮮の手先となり、日本人拉致や偽ドル偽造に手を染めていたということです。
そのハイジャック犯のリーダーを父に持ち、日本人拉致の実行犯(とみなされている)を母に持つ男が森大志です。
選挙に立候補する権利はありますが、この男が当選するようなことがあってはなりません。
「市民の党」の候補は、前回選挙では次点でしたが、それ以前は2議席を有していました。
つまり、それなりの基礎票は有しており、森大志は、やり方によっては当選の可能性があるということです。
が、こんな人物を当選させるなんて絶対に許されません。
「市民の党」と森大志を糾弾せよ!
~文中一部敬称略~
【追記】
よど号ハイジャック事件の犯人は9名です。
田宮高麿は北朝鮮国内で不審死。
吉田金太郎と岡本武の2名は行方不明(強制収容所に送られた可能性大)。
柴田泰弘と田中義三の2名は日本で裁判を受け、刑が確定しています(田中は2007年病死)。
現在北朝鮮にいるのは小西隆裕、魚本(旧姓安部)公博、若林盛亮、赤木志郎の4名です。
なお、岡本武は、1972年に起きたロッド空港乱射事件の実行犯である岡本公三の実兄です。
菅直人の資金管理団体「草志会」から斉藤まさし傘下の政治団体(「市民の党」や「政権交代をめざす市民の会」など)に6250万円のカネが動いているが、それは収支報告書に記載された“おもて”の数字である。他にも、巧妙に操作されたカネが動いている可能性を否定できない。
さて、今年の4月、斉藤まさしが代表を務める「市民の会」から森大志という男が公認で立候補し、落選した。
森大志の両親について、坂眞(ばんまこと)氏が説明しているブログ『依存症の独り言』があったので、それ(一部省略)を転載する。
坂眞氏のプロフィールは次のとおり。
「全共闘世代」のちょっと下。最初は公務員だったが、故あって職業を転々。モノ書きのハシクレ。ブルースとハードボイルドと酒をこよなく愛する。
政治的には激烈なる反中派であり、かつ反米派。腐臭ただよう中国共産党と傲慢かつ醜悪な「ブッシュのアメリカ」に吐気をもよおすこのごろ。
男は優しくなければ生きている資格がない、が、たくましくなければ生きていけないからね、つらいよ・・・ホント
依存症の独り言 徒然なるままに(since 2005/03/12)
「市民の党」と森大志を糾弾せよ! (2011/04/01)
東京都の三鷹市議選に「市民の党」から立候補している森大志(28)は、なんとあの田宮高麿の長男だそうです。
読者の通報(カキコ)で知りました。
ネタ元は週刊新潮の「出自を秘めて三鷹市議に立候補する「よど号ハイジャック犯」長男」のようです。

森を擁立した「市民の党」のルーツは「MPD・平和と民主運動」にあります。
MPDは、元ブント(共産同)系の活動家たちが結成した日本学生戦線から発展した組織です。
その流れは、「MPD・平和と民主運動」 → 護憲リベラル → 平和・市民 → 「市民の党」 となります。
つまり、「市民の党」はブントの血を引く過激派の末裔ということです。
私は、ハイジャック犯の長男が「市議選の候補」ということ以上に、その所属する「市民の党」の存在そのものが問題だ、という気がします。
まさに「市民」の仮面をかぶった「過激派」。
市民団体とかNPOにも、こういう素性のものが多い。
ほんとうに要注意です。
(省略)
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ここで田宮高麿について書いておきます。
田宮は1943年、岩手県生まれ。
父親は農林省(現・農水相)の役人。
1970年3月に起きた「
大阪市立大学時代に学生運動をはじめました。
私にとっては、ブント(共産同)の大先輩に当たります。
が、私がブントに参加した時は、彼は既に共産同赤軍派として分派していましたから直接の面識はありません。
組織の先輩から聞いた話ですが、田宮は活動家としては異色の存在だったようです。
ロン毛で理屈っぽい者たちが多い中で、彼はどちらかと言えば体育会系。
その度胸と行動力、そして統率力は群を抜いていたそうです。
だから赤軍派の軍事委員長(司令官)に就いた。
ハイジャックの被害に遭った乗客の一人は
「犯人たちは、学生だけあって、どこかウブなところが残る顔立ちだった。その中で、田宮だけは暴力団に入っても立派にやっていけそうな、凶々しい目つき」
と語っています。
大阪市大の教授が当時
「田宮君がいるから乗客の身の安全は絶対に大丈夫」
と、語っていたのが忘れられません。
まあ、思想ややった事の是非を別に置けば、田宮はそれなりの人物だった、
先輩たちの話から、私は、そう強く感じました。
ただ理論はからきしダメで、吉本隆明の本は1ページも読めなかった。
当時、ブントのかなりの部分が吉本隆明の影響を強く受けていたことを考えれば、田宮が塩見孝也に付いてブントを出て行った理由がよく解ります。
ところで、連合赤軍(連赤)の最高幹部で、12人の同志を虐殺した森恒夫は、田宮と同じ大阪市大の活動家です。
謂わば田宮の子分みたいな存在でしたが、田宮からは「ゲバ棒一本持てんやつに戦争ができるか」と完全にバカにされていました。
森が連赤に逃げ込み、史上稀に見る凶悪事件を引き起こしたのは、田宮に対するコンプレックスが一因だったと私は思っています。
この、当時はそれなりに英雄視された田宮も、結局は北朝鮮に屈服、その奴隷になってしまいました。
そして、1995年に平壌で突然死します。
田宮の突然死は未だ謎ですが、ハイジャック犯たちが北朝鮮の工作員として活動するようになったことと無縁ではないような気がします。
つまりハイジャック犯たちの内部で路線対立が起こり、田宮は粛清された、のではないかと思うのです
下の写真は、今でも鮮明に覚えています。
短髪(角刈りに近い)で、右手に日本刀を持った田宮の精悍な顔つきは、まるで右翼のようでした。

右手に日本刀を持ち、解放される人質を見つめる田宮高麿
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私は、田宮の長男が、「市民の党」というカルト左翼から市議選に出馬するのは、父親より母親の影響が大きいと思っています。
田宮が死んだ時、森大志はまだ12歳です。
父親の思想など理解できないでしょう。
では、森の母親とは何者なのか?
森大志の母親は森順子(よりこ)と言います。
つまり大志は、母親の姓を継いでいるのです。
順子は、在日朝鮮人の父と日本人の母の間に生まれました。
パスポートを取得していることから、日本国籍であると思われます。
が、北朝鮮では“在日2世”として迎えられており、自分は「日本人」だと言う一方、平壌では「ここは私にとって祖国でもありますからね」と語っています。
ところで、この森順子、欧州における日本人拉致事件に関与しているとして、警察庁により国際指名手配されています。
つまり、有本恵子さんや松本薫さん、石岡亨さんを拉致した実行犯である可能性が極めて高いのです。
下の写真は、順子と石岡亨さんが欧州で一緒だったことを示すものです。

森順子・中央と石岡亨さん・右
確かに森大志はハイジャック事件のリーダーの長男です。
が、田宮は既に16年前に死んでいます。
一方、母親の森順子は、日本人拉致の実行犯(の可能性が極めて高い)であり、未だに逃亡中です。
おそらく北朝鮮にいるのでしょう。
そして、赤軍派のハイジャック犯たちと連携して北朝鮮の工作活動を展開している、と思われます。
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「高敬美ちゃん剛くん拉致事件」を捜査していた兵庫県警は、1988年5月6日早朝、新宿区三栄町のアパート前で北朝鮮の秘密工作員と見られる男の身柄を確保しました。
男は「中尾晃」と名乗っていました。
が、調べてみると、この「中尾晃」の正体は、ハイジャック犯の一人である柴田泰弘だったのです。
1996年3月、カンボジアのベトナム国境近くで北朝鮮大使館員らとともに逮捕された日本人も、ハイジャック犯の一人である田中義三でした。
田中たちは、タイのリゾート地パタヤで大量の偽ドル札を偽造していたのです。
つまり、世界革命を目指して、北朝鮮を革命の根拠地にするためにハイジャックを実行した戦士たちは、北朝鮮の手先となり、日本人拉致や偽ドル偽造に手を染めていたということです。
そのハイジャック犯のリーダーを父に持ち、日本人拉致の実行犯(とみなされている)を母に持つ男が森大志です。
選挙に立候補する権利はありますが、この男が当選するようなことがあってはなりません。
「市民の党」の候補は、前回選挙では次点でしたが、それ以前は2議席を有していました。
つまり、それなりの基礎票は有しており、森大志は、やり方によっては当選の可能性があるということです。
が、こんな人物を当選させるなんて絶対に許されません。
「市民の党」と森大志を糾弾せよ!
~文中一部敬称略~
【追記】
よど号ハイジャック事件の犯人は9名です。
田宮高麿は北朝鮮国内で不審死。
吉田金太郎と岡本武の2名は行方不明(強制収容所に送られた可能性大)。
柴田泰弘と田中義三の2名は日本で裁判を受け、刑が確定しています(田中は2007年病死)。
現在北朝鮮にいるのは小西隆裕、魚本(旧姓安部)公博、若林盛亮、赤木志郎の4名です。
なお、岡本武は、1972年に起きたロッド空港乱射事件の実行犯である岡本公三の実兄です。