YS_KOZY_BLOG

History, Strategy, Ideology, and Nations

明日、帰国です。

2011年02月18日 | FROM WASHINGTON DC

 スキャナーが壊れてしまって、その後、あれこれといじってみたが、
 結局、状況改善には至らなかった。
 そんなわけで、調べものはもう諦めて、昨日はスミソニアン博物館やらナショナル・ジオグラフィー協会やら、
 無料で入れるところを回りつつ、市街観光に繰り出していた。

 それにしても、こちらの天候は日毎に良くなっていて、
 日中は20度くらいまで気温が上がり、セーターを着て歩いていると汗ばむほどであった。
 こうした陽気になると、どこからともなく公園に集まってくるのが米国人の行動パターンで、
 特に正午から午後2時くらいは、オープン・カフェの席もほとんど埋まってしまう。
 しかも、ビジネス街だけでなく、近所の大学や保育園から学生やら園児もわんさか出てきて、
 いつの間にやらベンチの空席は見当たらなくなるのである。
 実に平和な光景としか言いようがない。
 
 今日はブランチを摂った後、この間、行った本屋(Book A Million)で、
 買い損なった本を何冊か買って、あとは帰国に向けた荷造りでもしつつ、
 時間があったら、どこかまた行こうかと思っていたのだが、
 荷造りの最中に入ってきたルームサービスのスタッフが
 ほとんど英語を使えない人で非常に焦った。
 最初、こちらの発音が悪いのかと思っていたけれども、
 どうやらまだ片言の英語しか話せないらしくて、
 スペイン語なら分かるらしい。
 こちらはスペイン語なんて「パエリア」くらいしか知らないので、
 これが本当のボディ・ランゲージといった具合に、
 身振り手振りでコミュニケーションする羽目になってしまった。
 いい思い出です。

 明日、朝早くホテルを出て、ダレス空港に向かい、
 そのまま直行便で成田に帰ってくる予定になっている。
 いつも思うが、過ぎてしまえば、いつでも一瞬である。
 きっと人生も死に際になったら、そう思うのだろう。
 しかし、それでいいのである。