7/8 と 6/7

　８分の７、７分の６　と読んでください。
　今週月・火、出勤時の東急線(都内の私鉄です）車内で、立っていた私の前の席で寝ていた人の数です。

　起床し朝食を取り、顔を洗い、駅まで出て、カラダも頭も起きている筈なのに、席に座ったとたんどうして眠りこけるのでしょうか？

　昨日のＢＬＯＧにも書きましたが、日本人の不眠対策の第一位は、飲酒。酒を飲むと良く眠れると「思い込まされている」のでしょうか？飲酒は、飲んだ直後は眠気を誘うかもしれませんが、その後は覚醒作用が出てきます。飲みすぎて、夜中に目が覚めたりしていませんか？

　その日の疲労を取るために寝ているのに、起きたら疲れていた。
　何のための睡眠だったんでしょうか？
　その原因の一つに寝具がある、と一度関心を持っていただきたいと思います。

働く女性は眠れない！

　暫くブログを更新できず失礼致しました。
　あれこれ難題を抱え、説得、調整、処理にドタバタしていました。

　8/15付　日経夕刊に上記の記事が載っていました。
　
　内容は簡単にまとめると以下の通りです。
　・残業や人間関係のストレスが若い女性の間に増え、不眠に陥る。
　・改善のために飲酒や投薬という安易な方法を選ぶ人が多い（飲酒は、覚醒作用があり不眠には「最悪」の選択）。
　・欧米各国では、不眠解消の改善策は、①医師に相談、②睡眠薬の服用、③飲酒、の順だが、日本はダントツで飲酒が多く、医師に相談は極端に低い。

　なるほどなぁ、思い出したのが、今年の春、睡眠研究で国内第一人者のドクターにお話を伺った際の説明でした。

　「日本は国公立・私大の医学部で睡眠を教えるシステムがありません。睡眠研究と教育に関しては、中国や韓国はおろか、ベトナム、タイよりも低いのが現実です。。。何故か？　睡眠トラブルは保健医療の対象にならないからです。。。」

　ますますＹＯＹＯを広めないと。

　「朝目覚めたばかりなのに　サラリーマンの皆さん　どうして通勤電車で爆睡　しているのですか？　なんのための　睡眠だったんですか？」