今回は記事の和訳です。
2020-21NBAシーズンが始まってたった4試合かもしれませんが、ルカ・ドンチッチはかなり不吉なスタートを切っています。
ダラス・マーベリックスのスターフォワードは、3ポイントショットを2/21本(9.5%)しか決めておらず最悪のスタートを切りました。参考までに、クリーブランド・キャバリアーズのセンターのジャベールマギーは今シーズン3/5の確率でスリーを決めています。
ESPNによると、ドンチッチはシーズンの最初の4試合でリーグ全体で2番目に悪い3ポイントショット確率(最低20回のシュート試投)を記録しており、ウォリアーズのケリー・ウーブレ・ジュニア(今シーズンは2/21本)に次いでいます。
ドンチッチは2試合連続でスリーの確率が0/5本となっています。日曜日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でマーベリックスが51点差をつけて勝った試合ではそれほど問題ではありませんでしたが、水曜日の対シャーロット・ホーネッツ戦で、ドンチッチは自身のダラスでのキャリアで最悪の試合をしてしまい、118-99で試合に負け、24分でわずか12得点、5アシスト、そして3ターンオーバー(攻撃側のミスによって攻守が変わること)を記録しました。その試合で外してしまったスリーポイントショットのうち2本は、リングに当たることすらなく空中を通過しました。
NBA史上最短のオフシーズンの後、身体のコンディションはリーグに在籍する選手全員にとって大きな懸念事項でした。ドンチッチがまだ完全には回復しておらず、元のようにプレーできる状態になる必要があるという可能性は考えられます。
水曜日の(ホーネッツ戦の)敗戦後、彼は「足が本当に疲れていると思う。」と語りました。 「しかし、それは言い訳にはならない。」
「明らかに僕はもっとうまくプレーしなければならない。」とドンチッチは付け加えました。「僕は3シーズン目を迎えて21歳だけど、しっかり改善することができる。僕はまだ多くのことを証明できるから、毎日ショット練習に取り組む必要がある。ショット練習に取り組めば、結局ショットは入るようになる。それが僕の考えです。」
実際、ドンチッチは試合後にコートに戻って何本かショットを打っていましたが、それは私たちが若いスーパースターに対してやって欲しいことでもあります。ドンチッチが自分の言ったことに対して責任を果たしているのを見ることができて良かったです。
2020-21NBAレギュラーシーズンは72試合に短縮されているため、マーベリックス(1勝3敗)はドンチッチにすぐに1つ乗り越えてもらう必要があります。ダラスにとって良いニュースなのは、マーベリックスのリック・カーライル監督によると、(右膝の怪我で離脱していた)クリスタプス・ポルジンギスが制限なしで完全に練習に戻ることができ、数週間でチームに戻ってくる可能性があるということです。それはドンチッチの負担を軽くし、彼が自由に動けるようになってリム(リング)を見やすくすることになるはずです。
(元記事は2020年12月31日に書かれたものです。現在マーベリックスは2勝4敗でウエスタンカンファレンス15位で最下位です。)
今シーズンのドンチッチは5試合出場、平均24.4得点、7.6リバウンド、6.4アシストを記録しており、極端に悪い成績を残している訳でははありません。
しかし、スリーポイントショットの確率が16%と極端に低くなっています。
彼の不調の原因としては、オフシーズンが極端に短かったことが影響していると考えるのが妥当です。
また昨シーズンプレイオフを戦ったいくつかのチームは、今シーズンスロースタートを切っていることから、身体のコンディションが整っていないまま戦っている選手は多数いるでしょう。
オフシーズンの短さが今後NBAの勢力図に大きな影響を与えるかもしれないと考えると、意外なチームが上位シードとなってプレイオフに入るなんてことも普通にありそうで、今後もNBAを見逃せません。
それでは失礼します。
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