第1部は 漂流郵便局
香川県粟島にある漂流郵便局です。ここには届けたくても届けられない手紙(はがき)がたくさん届いています。
故人宛て、未来の子孫宛て、初恋の人、自分宛て、、、故人宛ての手紙(はがき)が多いそうですね。
今では4000通もの手紙があるそうです。
このおはなしコンサートの散歩道朗読会の方が実際に粟島の漂流郵便局まで行って、
感動した手紙を書き写してきたものを朗読で聞かせてくれました。
亡くなったおじいちゃん、おばあちゃん、おかあさんに語りかけている手紙。
そんなお手紙を書きたい気持ちがわかるような気がします。
お元気ですか?
天国でお友達できましたか?、、、、、、。
と孫が書いている手紙、目頭が熱くなります。
そして次は、70年前の高松空襲の思い出 (四国新聞読者文芸第一席)高木一子さんの随筆でした。
この方の貴重な実体験で戦争の恐ろしさを伝えてくれました。
サトウハチローの詩と歌です。
第2部は藤沢周平の『竹光始末』の劇風にした朗読
バックミュージックで 三好昭山先生の尺八がなんともいえない美しい音色でした。
いつも思うのですが、沢山ある中からすばらしい作品を選ばれるセンスの良さに感服します。
友人とも久しぶりに会って、コンサート付きランチを充分楽しめました。