寝なくても仕事に行けてた頃の事(笑)
友人(コイツは例の悪友ね)と飲みに繁華街へ出て行った。
二人とも仕事が終わってから朝まで遊ぶ気満々で行った。
その頃は
とりあえず飲む(1軒目)
↓
もっと飲む(2軒目)
↓
club or Disco or shot bar(3件目)
↓
カラオケ(ここでも飲む)(4件目)
↓
まだまだ飲む(5件目)
↓
足りなきゃまだ飲む(6件目)
てな具合で朝を迎えることが多かった(笑)
いったいどんな量飲んでたんだろうか?
そして最後の〆にラーメンが食いたいっ!!
と友人がよく言っていた。
基本的に私は食べながら飲めない。
先にお腹に溜まる物を食べたら後はひたすら飲み続けるタイプ。
たま~につまむ程度で満足なのである。
だがその日の友人は違っていた!
2軒目あたりから雲行き怪しくなってきた。
3件目はほとんど決まりそうな勢いに。
早目に切り上げて宅飲みか~?
何て言いつつ店を出た。
ところがヤツは言い出した!
ラ~~メン食ってこうよぉ~~~♪
絶対食えないって!
そんなパヤパヤ状態じゃ!!
って諭す私に
ラーメンなら食えるっっ!!
とのたまわった。
よ~~し、お前がそんなに言うんなら寄って行こうじゃーないの!
と言う事で夜中でも人がいっぱいのラーメン屋に行った。
少し待つと私達の順番に。
とりあえずミソラーメンを2つ注文。
ところが頼んですぐにヤツはトイレへ逃亡。。。
ラーメンが出てきてもヤツは戻ってくる気配ナシ。
あちゃ~~、あたしゃ~2杯もラーメン食えないよ~
と思っていた。
何とかトイレから引きずり出してヤツの念願だったラーメンを食わせようと席にいちおー座らせてみた。
おぉ~~!!すげ~~よ、コイツ!!
寝ながらラーメンすすってるっっ!!(笑)
だが2口ほどで今にもどんぶりに顔を突っこみそうな勢いだったので終了。
ペロンペロンになったヤツを担ぐように、引きずるように店を出て、
繁華街から2本ほど外れたデパートのある商店街通りへ。
もうヤツは自分を認識していないほど泥酔。
タクシーを拾おうにも捕まらない。
確かに賑わってたもんなぁ。。。
さて、コイツどーするか??
商店街の植栽回りのベンチのように設えたとこに座らせてたが、
自分では体の自由も利かないのでそこからずり落ちて直に地べたに寝てる。
あ~もう、このまま寝せとけっっ!!
恥ずかしいという気持ちはこの時のヤツには完璧に消去されてただろう。
いや、それは何もヤツに限ってではなく、酔っ払うと必然的にそうなる場合が多いだろうケド。
かく言う私だって例に漏れず・・・( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
タクシーを捜しに通りの外れまで行ってみたがやっぱり捕まらない。
そうこうしているうちにトイレに行きたくなった私。
うぅ。。。でもコイツ、どーするべきか??
。。。い~~や、運べないんならここで寝せとけ!!
とヤツのバックだけを持ち、私はゲーセンのトイレに行った。
急ぐこともなく戻って来てみると・・・
まだそのまま寝てました
このままここで朝を迎えるのはイヤだなぁ~
行き付けの店に電話しようか・・・?
そう思いつつ横目で路上に横たわるまるで死人のように動かないヤツを見ていた。
すると、私に声を掛けてくる男が!
ナンパか?この状態で良くもまぁ~~
何て物好きな野郎じゃないか。
そう思って良く見ると
「○○先輩ですよね?あっ、オレ△△です!お久しぶりです~~」
ときたもんだ。
???と思って顔を良く良く見ると間違いなく後輩の男の子だった。
お~~神よ!
捨てる神あれば拾う神あり
とはこのことか?(笑)
一目瞭然とばかりに状況をすぐに把握してくれた。
彼らはナンパに来ていたらしい。
でも送ってくれるとのこと。
死体のように動かないオンナを担いで車に乗せ、
タクシー代わりに使われて。。。
ゴメンよ、でもホント助かった。
実は彼らは私がヤツを放置したままトイレに向うとこから見ていたらしい。
①他に迎えの車が来るのではないか?
②もしかしたら私がヤツをこのまま放置して帰ったのではないか?
などと思っていたんだって。
特に理由その②!
これは私なら充分に考えられる事だし、って(笑)
ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
私がその場を離れてた間、明らかにナンパ目的の男どもがものめずらしそうに近づいてきたり、カップルなんかは通報しようか?
何て言ってたりしたらしい。
そして無事、ヤツの部屋に送ってもらい事なきを得た。
彼らはまたその足でナンパに戻っていった。。。
いい事した後はいい出会いがあるよ。頑張れ!
なんて励ましてみたりしてヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆