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佑のWebLOG
いろいろなログを残していきたいです

クロ號読みました

2006年04月28日 22時40分57秒 | 読書
僕の大好きな黒猫の漫画、「クロ號」がとうとう最終巻になってしまいました。

この漫画は、捨て猫だったクロとその妹のチン子が、ひげに飼われる。 いやむしろ、クロとチン子がひげのところにいてやる漫画・・・、かな?

そのクロとその周りにいる猫たちとの物語が楽しそうで、こちらまで楽しくなる漫画で、毎回とても楽しみにしていました。
とはいえやはり、終わりは来てしまうもので。
それは分かっていたのですが、やはり、帯に「最終巻」と言う文字を見てしまうと、ちょっと残念な気持ちになってしまいました。

実は、買ってからしばらく、いろいろと忙しくて、すぐには読まず、最近やっと読みました。
最終話は・・・。 詳しくは言いませんが、なんだかとても切なくて、悲しくなりました。
一瞬「読まなければよかったかも」と思いました。
でも、もう一回読んでみようと思います。

同じ作者の方の、犬の漫画もあるようなのですが、機会があれば読んでみようとは思うのですが、なかなか手が出ません。
まあ、そのうち。 ね。
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リネージュ2 -解放されし者- を読み終えました

2005年09月12日 23時19分03秒 | 読書
オンラインゲームである、Lineage2 のノベライズである「リネージュ2 -解放されし者-」を読み終えました。

ただでさえ積み重なっているのに、それを押しのけて「解放されし者」を読み終えてしまいました。

此れは一つの「討伐」とその中に渦巻く人間模様を描いた物語です。
”人”が求めし物を得るために払う代償。
”人”それぞれ形は違うけれど、それを求めるために精一杯生きている。 そんな物語です。

ヒューマンドラマとしていろいろな物語が詰まっていて面白かったです。
が、ちょっと詰まりすぎ。 登場人物多すぎといった感じでした。
明らかに今後の新たな展開があることを思わせます。
ただ、それが同じような小説として展開するかは謎ですが。
「この先はあなたが創り上げてください」的なことだったらちょっと興醒めだなあ。

たくさんの登場人物の中で気になったのは、やはり「聖戦士パラディン」である「ターカス」ですかね。
いやあ、かっこいい! 主に惚れて、己を捨て主に尽くす。 騎士ナイトの鑑です。
ただ、僕もパラディン(候補)のキャラがいますが、此れは「理想である」とはいえ、自分のキャラクターに「こう育って欲しい」というのとはまた違う気がします。
micaちゃんは何を得ようとするのでしょうかねえ。

あとはオークの方々。 なんだか、オークの活躍が描かれている部分が少なかった気がする。
もっと熱い戦いを描いてもよかった気がする。 今後(?)に期待。

それにしてもパメラ(アリア)ちゃんかわいいねえ。 幸せにしてあげたい。
幸せになって欲しいものです。

リネージュⅡ LostMemories:リネージュⅡ 『開放されし者』 読み終えました。にトラックバック気分。
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時の旅人読み終わりました

2005年09月12日 12時48分40秒 | 読書
長野まゆみさんの「時の旅人」を読み終わりました。
これは、大きな事件をきっかけに時代を超えてしまう少年(魂魄、またはシロウズ)のお話です。

時の旅人は三つのお話で構成されています。

最初は「リュウグウノツカイ」。
関東大震災をきっかけに、現代へタイムスリップしてきてしまう少年のお話。

「十二階」と呼ばれる建物から池に落ちてしまった少年。 そして気がつくと病院にいた。
少年は病院を抜け出し、自分を助けてくれた少年と町を歩くことによって、自分が未来に来たことを知る。 自分が時を越えてきた日に震災があったことも。
少年は、自分を待っていてくれているはずの叔母を思い、帰ろうとする。

震災の日から来た少年と現代の少年のギャップの表現がなかなか面白かったです。
たとえば、「十二階」と「アキバ」。

「アキバ」はきっと、皆さんご存知の「秋葉原」です。 物語では、「アキバ」の「インターネット・カフェ」で震災の新聞記事を検索して読んでいます。
十二階」とは、かつて浅草にあり震災で倒れてしまった建物で現代にはありません。
此れにより、震災当時の少年と現代の少年のギャップを表現しています。


次は「タマテバコ」です。
昭和三十年代から、昭和天皇の御成婚当時にタイムスリップしてしまう少年のお話です。

此処では「シロウズ(白珍)」が初めて登場します。
シロウズとは、現し世では姿を持たず、時を「越える」ことが出来る存在。
現世では、人の体を器として居る事が出来るようです。

お話は、少年が初老の男性と出会うところから始まります。
その男性は重そうな荷物を持っていました。 少年はそれを持ってあげようとします。
ところがその荷物は全く重くなく。 男性曰く、これは「シロウズ」であると言います。

少年が家に戻ると、祖母が自分に客が来ていると言われ、しかも中で待ってもらっているらしい。
訝しみながら会ってみると全く知らない少年であった。
少年は、自分はシロウズであるものを探している。 それがこの家にあるといいます。

このとき、お祖母さんは出かけてしまいます。
少年がどこへ行くのかと訊ねても「野暮なことを聞くものじゃない」と教えてもらえませんでした。

探し物をしている少年は、お祖母さんの裁縫入れにある貝の小物入れに探しているものがあるというのですが、少年は、「それはお祖母さんの物なので、許可を得ないと開けることは出来ない」といいます。
しかし、お祖母さんは出掛けてしまっています。
この後二人は花見に出かけることになるのですが、花見の席で出会うお姉さんが・・・。

という感じ。

このお話のポイントは、「家」から「花見」に「出かける」ところなのですが。
移動するたびに時代が昔へ移り変わるなか、SLが走るのを見て「SLの復活運行があるのを知っていればカメラを持ってくるんだった」と言うようなシーンがギャップとして表現されていますね。
長野さんが鉄道のことを書くなんて珍しい気がします。 なかなか面白いです。

そして少年のお祖母さん。
この人が、長野さんの作品に出てくる女性にしては珍しく、素敵な方です。
お祖母さんの作ったちらし寿司とお吸い物がおいしそうで、食べたくなってしまいました。


最後は「トコシエノタビ」です。
実は此れは未来のお話。 月面着陸が話題のようです。 しかしそれはアポロ11号のお話ではありません。
この世界では、「アポロ11号」は映画の中のお話ということになっています。

この世界にきたのは、前のお話で探し物をしていたシロウズの少年です。
ある少年が臨海学校(?)で江ノ島に来たところから始まります。

実は。 このお話はあまり印象に残っていません。 なんでだろう?
あまり深く読み込まずに、一気に流して読んでたのかも。

面白かったのは、シロウズがある生き物に助けを求めるところ。
「ああ、シロウズも完璧ではないのか。 生意気そうに見えてなかなか愛らしいやつじゃないか」と思った気がする。

今回の作品は、最近の傾向とは違い、いわゆるああいった展開が少なかった気がしました。 なかなか面白かったです。
たまにはこういうのも無いとね。
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積み重なる

2005年09月08日 23時52分08秒 | 読書
長野まゆみさんの新刊を買ってきました。
そしてまた積み重なる。

今回の新刊は「箪笥のなか」です。
箪笥の中といわれるとナルニア国を思い出しますね。

最近の読書は、時の旅人(長野まゆみ)、よろづ春夏冬中(長野まゆみ)、こころ(夏目漱石)、ライオンと魔女(ナルニア国物語1)。
今読んでいるのが「ヒノキオ」です。

いま「時の旅人」の読書感想文を書いてる途中。 「よろづ春夏冬中」も感想文書けそう。
こころも割りと面白かったかも。
ナルニア国は王道のファンタジーといった感じですね。
ヒノキオは、SFっぽいけどジュブナイルって感じ。 小学生のほのかな恋愛心がかわいらしい。

現在積み重なっているのは、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上・下」、「ルドルフともだちひとりだち」、「箪笥のなか」かな。

嗚呼、モット時間ヲ・・・。
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「読書感想文」感想文

2005年08月02日 00時45分53秒 | 読書
「ナツイチ」がらみでもう一つ。
新潮社で「全国高校生読書体験記コンクール」というものをやっています。

これは、「ナツイチ」の小冊子の最後の方に載っていて、気になったので一つ読んでみました。
僕が読んだ読書感想文は、
第24回「全国高校生読書体験記コンクール」、中央入選者作品「「眼」の先にあるもの ―遠藤周作『満潮の時刻』を読んで―
で、高校三年生の女の子のものです。

これは、遠藤周作著「満潮の時刻」についての感想なのですが。 なんだか、これ自体一つの小説のようでした。
自分の経験と驚くほどリンクしていたそうで、読んでいなくてもとても思いが伝わってきます。

主人公が「神」と呼ぶ、この少女が「眼」と呼ぶものを僕も感じてみたくなりました。

ただ他の書評を見ると、宗教色が強い作品であるようで、少し手が出づらいかなあ。
まあでも、折角なので読んでみましょうかね。
「沈黙」という作品とも関連するようなので、そちらもあわせて。

僕は、いい感想文書けるかなあ。
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本を買ってきました

2005年08月02日 00時24分32秒 | 読書
夏の夜長(?)のために本を買ってきました。
実は、買ってきてまだ読んでいない本がまだ四冊ほどあるのですが、またさらに買ってきてしまいました。

いまおうちに積んである本は、一冊はお仕事に少し関係のある本。
二冊は長野まゆみさんの新刊。
後一冊は「ナルニア国物語」です。

そして今日買ってきたのは、

  1. HINOKIO ヒノキオのノベライズ本
    これは、映画のノベライズ本です。
    かなり気になっていたのですが、きっと映画館には行けない気がするので小説を買ってみました。

  2. 「ナツイチ」より、夏目漱石の「こころ」
    最近自分の中で、「日本文学」を読んでみることが、いわゆるマイブームになっているので買ってみました。


以上です。

まあ、この二冊を読むのは、上の四冊を読み終わってからだと思いますけどね。 楽しみだなあ。
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夏のひるまの 仄白い沼

2005年07月23日 15時54分41秒 | 読書
長野まゆみさんの「夜啼く鳥は夢を見た」を読みました。

此れは、nanamiさんnanamiの日記:蓮の花を見て思い出したので、読みたくなりました。 この作品は、蓮の花の咲く時期に読むとぴったりです。

夏期休暇の兄弟が祖母の家に行くところからはじまります。

水蓮の咲く沼のそばにある祖母の家に行く途中、夏の日差しに倒れそうになる弟の「頬白鳥」を、呆れつつもちゃんと面倒を見る兄の「紅於」。
祖母の家に居る従兄の「草一」。

三人の少年の危うさと、吸い込まれそうな沼と、水蜜の甘い匂いと入り混じった夏のじっとりとした暑い空気。
読んでいて、喉が渇いてきます。

沼に沈みたがる頬白鳥を見ていると、僕も沈みたくなってきます。
「沈めてくれるでしょう。そうしてほしいんだ。この手がいゝんだよ。」
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姉かもしれない

2005年03月05日 01時18分54秒 | 読書
いま、久しぶりに小説を読んでいます。
村上春樹さんの「海辺のカフカ」という小説です。

この小説は上下巻あって、いま、上巻の三分の一ほどしか読んでいないのですが、なかなか面白そうです。

小説には謎があって、「読み進めていけばこの謎が解けるだろう」ということを期待して読み進めていくうちにその世界にのめりこんでいくわけです。

「海辺のカフカ」の主人公には姉が居るらしいです。
しかし、その「姉」の記憶はほとんど無く、生き別れの状態であるのです。

「カフカ」とは主人公の少年が名乗る名前なのですが。
その「カフカ」少年は、出会った素敵なお姉さんに対し「姉かもしれない」という思いを抱きます。
たとえば、夜行バスで出会ったお姉さん。 泊まっているホテルの早番のフロントのお姉さん。

そして、その「姉かもしれない」お姉さんを思い行います。

やはり、男性の書いた小説だなと思いつつ、とても楽しんで読んでいます。
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