帰郷？

いま、愛知県にいる。
僕の育った家だ。
何年か振りにここまで、車を運転してきたが、最寄りのインターを降りてからの風景の変わり振りに驚いた。
確かにこの家に向かってるはずなのだが、見慣れたものがなかなか見付からなかった。夜だったせいもあるのだろうが。
後で愛知県在住の弟から聞いたが、更に最寄りにインターが出来ていたことにも驚いたし、ＥＴＣが有れば高速料金が1000円で済んでいたと言うことにも驚いた。というよりは、がっかりした。
実際、高速料金を7000円近く払ってここまで来たことに、腹立たしさと不公平を感じた。ったく、なんと言う、中途半端な制度だろうと。
すっかり、明日は高速で帰る気がしなくなったので41号線で帰ろうと思う。

しかし、確かに東海北陸道は道のりを短くしたと感じた。
ぼーっと走っていて、関のパーキングエリアで、どの辺まで来たのだろと確認したとき、もう愛知県の目と鼻の先と知って、これまた驚いた。

で、ここまで来た今回の目的は、卒業に伴う書類に弟の著名と捺印が必要であったからである。
弟は郵送すれば、記入して返送すると言ってくれたが、折角だから行かねばならんという、気持ちになり、来た。次回は、またいつ来れるか分からないし。

弟に著名してもらった後に、この書類のために交通費とガソリン代金の出費を考えると、軽率だったかとも思う。

明日は、ボチボチ富山に帰る。雨だから余り、懐かしい景色を楽しむ訳にも行きそうに無いが、なんせ生きて帰り着くことに集中することにしよう。