あ、この連載がじゃないですよ。
確かに最近締め切りがダメダメですが。
あの、ずいぶん前になりますが「橋の上の男」で思ったことなんですが、僕は休憩取るの早いみたいです。
僕は結構一時間派なんですが、二時間とか三時間ぐらいぎゅう~ってやるところもあるみたいですね。
僕のトイレが近いこともあるのかもしれませんけど、今までは俳優さんがしんどいかな、みたいなとこもあってそうしていました。
映画監督の岩井俊二さんがエッセイかなにかで、監督の特権は自由に撮影を止めてトイレに行けることだ、と言ってはりましたが実際演劇の稽古場も普通演出が休憩を取るタイミングを決めると思います。
これって結構すごい権力ですよね。
もちろん俳優さんの方から取りたいっていうときはすぐに取るのですが、こういうのって逆の立場だったら言いにくいだろうなって。
でも僕も熱演の最中に切ることはさすがにしないで、切りのいいところで休憩を入れます。
時々いろいろ考えたくて、とか俳優が考える時間のために、とか掴んで貰いたい感覚のためのワークを入れたりするための中断もあります。
そういえば昨年最後の専門学校の授業で、あまり理解して貰えていない気がする演劇の概念というか常識を伝えました。
実は演劇って[時間を操作する]っていうのが難しいんです。
あ、せっかく久々に専門的な話をしますし、次回に回しましょうか。
J:Jikan(時間)っていうことで。
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