On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

認証食品フェア2日め

2007年06月03日 | コンサート
今日はライブイベントの日である。とくにセレモニーとはないために我々は前日とは違いステージ目的で動きPAをセッティングする。とはいえどうやら天気が問題になりそうな気配だ。
今回は確実に雨の場合、大型テントをダスキンが準備し、ダンス系以外の音楽イベントのみをテント内で行い、ステージを組まない予定であったが、前日の天気予報でオオムネいけそうだったのでステージは組んでテントはなし(持ってきてなかったようである)という具合になった。PAを組んでサウンドチェックをしさあ本番を迎えようというときになってパラパラと細かい雨が降ってきた。トップバッターはやる気満々の和太鼓の野華だったんだが、太鼓は絶対に雨はだめ。しばらく様子をみたが和太鼓の中止を決定、撤収してもらった。でよさこい踊りの準備を始めてみると雨はまた止む。この辺は責任者である代表さんや和太鼓の代表や店の人もはっきりいって困り果てた面があると思う。時間は待ってくれないのでいつまでも待ってられないしセッティングは時間がかかるし・・・でもよさこいをやりだすとまた振ってきていたよ、やはり和太鼓は中止で正解だった。
今回の出演はダンス系が半分。音楽系が半分。音楽系は相生のエレクトーン教室の先生が中心になったミュージックフルーッツ、加古川からクロマティックハーモニカのTONさん、弾き語りのHMCばんますさん、相生のスイングバーディー、それから相生の弾き語りのだんごさん。いずれも相生On楽工房では何度も舞台を踏んでくれている知り合いなのでスタッフの変な緊張もなく安心。問題は雨のことだ。
結局よさこいファーストステージが済んでから、店の前にあった無料配布・試食食品等に使用してた店用テント5張のうち2つを移動してステージ前(アクティングエリアの最後部)にたて演奏場所とし、客席にも残りのテントを並べて見れるようにすることになり、ステージ使用を前提に組んでいたPA結線を全てやりかえする羽目に。これって(泣)なんだけど仕方がない。
20ch近いマイクほか入力ケーブルと、メイン・返し5台のスピーカーの結線、アンプ結線を再び1から組む。。ムリヤリ結線したまま前に移動しようとするが到底無理だと思ったので全て一旦はずさせた。私も含めスタッフ全員必死である。ステージうしろにがんじがらめになってるケーブルやアンプ結線をばらしステージ前(テント内)に移動。ふたたび結線してやる、これに約20分。出力系結線は私自身が行い、まずBGMかアナウンスを流せるようにしてPA席に戻る。いつものペースの倍で結線したように思う。やれば出来る物だね。

さてミュージックフルーツはそのような混乱の中で演奏開始。ここは機械ばかりなんで朝にリハを行ってる。卓はそのままで演奏を開始させたが問題なく進行した。テント効果のせいか返しはリハの時より状態がよく、演奏しやすかったそうである。おかげでアンコールまでもらえてみなさんご機嫌だったようだ。新しい機械をえらくアピールしてたけど・・・・・

HMCばんますさんやTONさんはもう手慣れたものでとても気持ちの良い(楽しい)ステージをつくる。TONさんの演奏はそういや久しぶりに聞いたような気がするが、間違いなくうまくなってて(後に代表とも話したがまちがいない)音色による表現力がとても人を惹きつけているようだ。感動していた人も居たと思うよ。

ばんますさんは今回はソロだったけど、あの声はかなりの女性を魅了していたようであとで随分とホメコトバを聞いた。う~ん。あの声があったらな~という羨ましがる男性の声も聞いた。(無理だってば!(笑))

スングバーディーも今回ややメンバーは変わったような気がするのだが演奏はとてもよかった。牡蠣祭りの時はややばらつきのあった部分がきいてて楽しくなかったが今回はとても気持ちよく聞くことができた(私はヘッドホンでPA+アンビの音を聞く、前でも聞いてみたが)ことを報告しておく。すごくいい演奏だった。

だんごさんはいつものだんごワールドを作っていた。スタッフはみな「イムジン河」を聞くとほっとするいい雰囲気をもつミュージシャンだが、新曲の練習不足はちと聞いて手苦しいところがあるのでさらなる研鑽を期待したい。数少ない相生のおやじミュージシャン。がんばってほしい。

ダンス系ではよさこい。雨模様のために時間変更などで迷惑かけたけどほとんど振られずに演技出来たと思う。ただしテントのお陰で後半は狭いエリアでの演技で大変だった。またカントリーダンスも予想以上の演技者数でびっくりしたけど、よさこいの人も含めての演技でいつもなごやかな雰囲気を作ってくれる貴重な存在だ。


ジュエルダンスは何度もきてもらってるが、このときは私のミスで迷惑を掛けてしまって申し訳なかった。BGMをかける際にはうちのMD/CDデッキを使用する。デッキの操作というのは簡単なようで結構失敗しやすいものなのである。失敗を防ぐためにいつも1枚のMDにまとめて入れてきてくれるよう全ての出演者にお願いして居るんだけどなかなかそうしてくれる出演者は少ない。デッキの操作についていえば以下のようなことがある。
1.店のためにBGMを掛けるときにはCDのなかの1曲だけを連続で掛けるので再生を「シングル(単曲)モード」かつ「リピートモード」にする、CDメニューから選んで演奏モードを変えるわけだ。
2.よさこいの時には「シングルモード」「リピートしないモード」にすることが多い。演技が終わるとMCが入るので自動的に1曲終わると停止する。間違っても次の曲のアタマが出ないようにするためだ。
3.画面は「残り時間表示」にする。あと何秒残っているかを把握して次の操作の準備をするためだ。
で、問題はジュエルダンスチーム。7枚のMDと1枚のCDを持ってこられ、その中から1~2曲を再生、それも子供達が演技し終わったらフェードアウト。で次のディスクを入れるということであり、直前に持ってこられた。これは大変。で問題はまずCDとMDの混在。うちのデッキは両方掛けられるんだけど、これが時として混乱する。CD再生時にはCDモードにしないと画面表示が出ない(再生はする)。MDモードではCDの操作をしてしまうとMDの音が切れる。という不具合が起こる(CD優先機能がある)。失敗の1つめはMD再生中に次の音源であるCDを入れて準備をしているときに待ち状態(すぐ音がでる状態)にしようとしてCDのポーズボタンを押してしまったこと。MDは再生中なのであるが音が切れてしまった(CDモードに勝手に変わってしまった)あわてて停止ボタンを押すと再びMDモードに戻り音が復活(MDはちゃんと再生中なので)したのだが、これは私のポカミス。1~2秒は音が切れたと思う。びっくりしたやろうな~。ごめんなさい。
2つめはCD再生。CD再生モードをよさこいの時のシングルモードにしたままだったので当然1曲終わると停止する。ところがこのダンス用CD、変なんですわ。続けて聞くと1曲なのだが、曲番が中で5つほどあるのです。最初の7秒のイントロが終わると曲番が2になるのだ。当然イントロだけでストップ。え~~?なんで~?ってことになる。続けて流さないと曲にならないと気づき、メニューから連続モードにして復帰したが・・これもなぁ~。いずれにしてもPA操作のミスということで大変ご迷惑をおかけしました。最後の最後で・・うう(泣)

総括ですが、お客さんは大変沢山お越し下さいました。店の売り上げに貢献したのかどうかは知りませんが(この日はあちこちでイベントがあり思ったより人出が出ないだろうと思っていたが駐車場は満杯で、スタッフの車を除けろと言う話まででたそうだ)、我々のライブとしては和太鼓の取りやめという雨の影響はあったもののその他は全て敢行でき、成功だったと認識しています。撤収は市内のコーラスグループの方も手伝ってくれてスムーズにおわり、一部残って打ち上げ(反省会)を行った。

PA機材はペーロンと同じ手持ちのフル構成+予備卓(YAMAHA MG24)と店内アナウンス用アンプとBOSEのスピーカー2台、SPケーブルは100m位のものを市や自治会から借りてきている。あとステージ用紅白幕に看板2枚。PAテントというのが本日の機材全般の構成となっている。

で今日もやはり昼飯を食うヒマはなかっただ~。(昨日はゆっくり食えました)



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2 コメント

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お疲れさまでした~~。 (HMC@ばんちゃま)
2007-06-04 10:49:12
よっさんも、二週連続のイベントで大変お疲れ様でした~。そしてありがとうございました。
Maxvalueのイベントの方は後でお話を伺って、結構重たいイベントだったようで驚きました。
市長や色んな地元の重鎮の方々が沢山来られて、土日とかなり緊張感を持って臨まれて大変だったと思います。
でもこれも相生on楽工房の皆さんの活動が、地元にもかなり浸透してきた努力の賜物だと思いますよぉ。
その分、やりがいもありますよね~~。
相生は私の故里の九州の臼杵の雰囲気に似ていて同じ造船の町・海の町でとても親近感を感じています。何となく落ち着くんですよね~。また気軽に声がけして下さいね~。ありがと~~!
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こちらこそ (よっさん@アコギ)
2007-06-04 16:14:50
レンチャンでいい音楽をありがとうございました。いや、でも流石に疲れたわ~。また是非相生に来て下さいね。
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