ライブの際のセッティング図の見方です。
まずは、少し編成の多いロックバンドの場合の例を見て下さい。
枠の中がセッティング図になります。下は図の意味を説明しています(通常はこの部分はありません)
このバンドの編成は、ドラム、ベース、エレキギター2(うち1人はコーラス)、アコギ弾きながらのメインボーカル、キーボード(コーラス)の6人編成です。
楽器の配置を言葉で言うときには
「中央後ろにドラム、フロントは下手(しもて)から、エレキギター1、ベース、中央がアコギ、エレキギター2、一番上手(かみて)キーボード。ボーカルマイクはエレキギター1とアコギとキーボード」となります。
マイクの立て方の場合、「ドラムはキック、スネア・トップの3本。スネアとトップは57で。ギターアンプはマイク取りで57,ベースアンプはDI内蔵なのでラインで出します。キーボードはステレオラインだしでDIが2台、アコギもラインだしなのでDIで受けます。ボーカルはメインだけベータ57、ほかは58で」てな言いかたになるでしょうかね。一番左にあるワイヤレスマイクはMC(エムシー)に使用します。MCというのはマスターオブセレモニーの略で、一般には司会者をさしますが、ミュージシャンが演奏の間にしゃべることもMCと読んでいます。
モニターの返し方は
メインボーカルの前にSX300をコロガシで2台。ギターとKEYの前にYAMAHA。あと上手サイドフィルを片方ドラムに返します、下手はベース狙いで。
マイクの図の○、DIの□の中にはch番号が入ります。このマイクとマルチケーブルの入力端子の番号をきちんと合わせて下さい。
あと大切なのは、基本的に下手(しもて、向かって左側)から考える習慣を付けて欲しいと言うことです。複数のボーカルマイクが有る場合、かならず下手からch番号を割り振ります(例外も有りますが)。またステレオ(LRの2ch使用)の場合も必ずLの方が若いch番号になります。この図で言うとキーボードのLは7ch、Rが8chです。
またモニターの繋ぎ方ですが、図示の様にモニターの機種名のあとにC~Fの記号が載っている場合、これはマルチケーブルの端末~アンプの出力と合わせる必要があります。相生On楽工房では下記のようにしています。(マルチケーブルの端末のコネクタはリターンの記号がA~Fになっています。またステレオアンプの入出力の記号はAとBです(LRではありません))
卓の出力 マルチ端末記号 アンプのCH モニター
Main- L A P5000S - A FOH - L
Main- R B P5000S - B FOH - R
AUX-1 C P2500S - A SX300 - C(2台)
AUX-2 D P2500S - B SX300 - D(2台)
AUX-3 E P2500S - A SM10V - E
AUX-4 F P2500S - B SM10V - F
(マルチケーブル端末とアンプの裏面コネクタの写真))
音響調整卓からの出力は上からメイン出力のL,R、AUX出力(モニター用出力)1、2、3、4の合計6chに対応しています。音響オペレータはこの図を見ながらギターへ返すSM10V-Eを調整する場合はAUX-3を操作し、ドラムに返すSX-300ならAUX-1を操作します。
PA機器接続図(仕込図)もあわせて見て下さい。これはPA操作側の人間が音響調整卓への繋ぎ込みの確認及び転換時に接続の切り替えなどを素早く見るときに役立ちます。図ではスタンド種別の右の欄の一番左に○が並んでいますが、複数の出演者の時には、この右の欄を使用し必要なマイクに○を入れて、使用するCHの判断をします。
なお、マイク種別は210が標準、259がショート、259Sは超ショートを表します。
最後に昨年のペーロンライブの仕込図を見て下さい。理解できますか?
まずは、少し編成の多いロックバンドの場合の例を見て下さい。
枠の中がセッティング図になります。下は図の意味を説明しています(通常はこの部分はありません)
このバンドの編成は、ドラム、ベース、エレキギター2(うち1人はコーラス)、アコギ弾きながらのメインボーカル、キーボード(コーラス)の6人編成です。
楽器の配置を言葉で言うときには
「中央後ろにドラム、フロントは下手(しもて)から、エレキギター1、ベース、中央がアコギ、エレキギター2、一番上手(かみて)キーボード。ボーカルマイクはエレキギター1とアコギとキーボード」となります。
マイクの立て方の場合、「ドラムはキック、スネア・トップの3本。スネアとトップは57で。ギターアンプはマイク取りで57,ベースアンプはDI内蔵なのでラインで出します。キーボードはステレオラインだしでDIが2台、アコギもラインだしなのでDIで受けます。ボーカルはメインだけベータ57、ほかは58で」てな言いかたになるでしょうかね。一番左にあるワイヤレスマイクはMC(エムシー)に使用します。MCというのはマスターオブセレモニーの略で、一般には司会者をさしますが、ミュージシャンが演奏の間にしゃべることもMCと読んでいます。
モニターの返し方は
メインボーカルの前にSX300をコロガシで2台。ギターとKEYの前にYAMAHA。あと上手サイドフィルを片方ドラムに返します、下手はベース狙いで。
マイクの図の○、DIの□の中にはch番号が入ります。このマイクとマルチケーブルの入力端子の番号をきちんと合わせて下さい。
あと大切なのは、基本的に下手(しもて、向かって左側)から考える習慣を付けて欲しいと言うことです。複数のボーカルマイクが有る場合、かならず下手からch番号を割り振ります(例外も有りますが)。またステレオ(LRの2ch使用)の場合も必ずLの方が若いch番号になります。この図で言うとキーボードのLは7ch、Rが8chです。
またモニターの繋ぎ方ですが、図示の様にモニターの機種名のあとにC~Fの記号が載っている場合、これはマルチケーブルの端末~アンプの出力と合わせる必要があります。相生On楽工房では下記のようにしています。(マルチケーブルの端末のコネクタはリターンの記号がA~Fになっています。またステレオアンプの入出力の記号はAとBです(LRではありません))
卓の出力 マルチ端末記号 アンプのCH モニター
Main- L A P5000S - A FOH - L
Main- R B P5000S - B FOH - R
AUX-1 C P2500S - A SX300 - C(2台)
AUX-2 D P2500S - B SX300 - D(2台)
AUX-3 E P2500S - A SM10V - E
AUX-4 F P2500S - B SM10V - F
(マルチケーブル端末とアンプの裏面コネクタの写真))
音響調整卓からの出力は上からメイン出力のL,R、AUX出力(モニター用出力)1、2、3、4の合計6chに対応しています。音響オペレータはこの図を見ながらギターへ返すSM10V-Eを調整する場合はAUX-3を操作し、ドラムに返すSX-300ならAUX-1を操作します。
PA機器接続図(仕込図)もあわせて見て下さい。これはPA操作側の人間が音響調整卓への繋ぎ込みの確認及び転換時に接続の切り替えなどを素早く見るときに役立ちます。図ではスタンド種別の右の欄の一番左に○が並んでいますが、複数の出演者の時には、この右の欄を使用し必要なマイクに○を入れて、使用するCHの判断をします。
なお、マイク種別は210が標準、259がショート、259Sは超ショートを表します。
最後に昨年のペーロンライブの仕込図を見て下さい。理解できますか?