日本の「飯炊き仙人」がハルピン「コメ祭り」に参加、「古来の飯炊き法」を実演
コメの炊き方を実演する「飯炊き仙人」村嶋孟さん(2019年10月11日撮影)。(c)CNS/呂品
【10月11日 CNS】中国・黒竜江省(Heilongjiang)ハルピン市(Harbin)で9日に行われた「第2回中国黒竜江国際米祭り」に、「飯炊き仙人」として有名な村嶋孟(Tsutomu Murashima)さんが日本から飯釜を携えて参加し、古来の飯炊き法による飯炊きを実演した。
「私は長男で、家には6人のきょうだいがおりました。小さいころから母がご飯を炊くのを見てきて、自分もご飯を炊いてきました」と話す今年89歳の村嶋さんは、これまで一つのことだけをやってきた。それが飯炊きだ。
村嶋さんは自分が毎日使っている飯釜、ふた、ひしゃくと布巾などの飯炊き用具一式を日本から持参。「ご飯を炊くのは簡単です。でも、米は人が汗水たらして耕して、太陽の光を受けて育つものだから、おいしいご飯を食べられることは幸せなことです」と語った。(c)CNS/JCM/AFPBB News
サウジ沖でイランのタンカーが爆発、ミサイル攻撃の可能性も
国営イラン放送が公開した紅海を航行するイラン船籍の石油タンカー「Sabiti号」を写したとする画像(2019年10月10日公開)。(c)AFP PHOTO / HO / IRIB
【10月11日 AFP】(更新、写真・図解追加)イランの国営テレビは11日、サウジアラビア西部の港湾都市ジッダ(Jeddah)の沖合でイラン船籍の石油タンカーが爆発・炎上し、紅海(Red Sea)に原油が流出していると報じた。ミサイル攻撃があったとの情報がある。
タンカーを所有するイラン国営タンカー会社(NITC)の発表によると、「Sabiti号」はサウジ沖100キロ付近を航行中、2回にわたって爆発に見舞われた。「ミサイル攻撃を受けた可能性がある」という。
準国営のイラン学生通信(ISNA)は専門家の見解として、「テロ攻撃」の可能性は否定できないと伝えている。(c)AFP
海南島のアボカド、品種改良で地域の経済発展と農民の収益増加の可能性
第3回北京国際商品交易博覧会で展示されていたアボカドとアボカドを使った製品(2015年11月13日撮影、資料写真)。(c)CNS/劉憲国
【10月11日 CNS】「水分が20%足りなければ、80%の生産量に影響が出る」。——中国・海南省(Hainan)にある中国熱帯農業科学院海口(Haikou)実験所アボカド研究室主任の馬蔚紅(Ma Weihong)研究員は、アボカドについてそう説明している。アボカドの成長には水が欠かせず、特に果実が成熟する時期に干ばつに遭えば生産量が激減する。
水を必要とする一方で、水が多すぎてもいけないという「ひ弱さ」もアボカドの特徴だ。馬研究員によれば、アボカドの木は根が浅く、土深くに根を張らないため、雨水に浸る時間が長くなると根が腐る病気にかかりやすく、木が枯れてしまう。植える場所の選定が非常に重要で、十分な日照があり、排水しやすい坂地がいいという。
馬研究員は「過去数年の調査と分析から、一般的には主流ではないアボカドの品種を海南島(Hainan Island)の各地から集めました。一部の品種は生産量や栄養価値、食感がかなり良く、短期間で成長する。今後、海南島のアボカドの主力品種になると見ています」と話す。海南島のアボカドは大型で1個0.5キログラム以上あり、今後は土壌、気候、消費者の好みに合わせて品種を変えていくという。
資料によると、中国でアボカドが初めて植えられたのは1918年で、1980年代後半から大量に栽培され、主な生産地は雲南省(Yunnan)と広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)に集中していた。海南島は熱帯の恵まれた気候条件と栽培経験があり、早熟タイプの品種を広めれば地域の経済発展と農民の収益増加をもたらすことになる。(c)CNS-海南日報/JCM/AFPBB News
南京市の中心部に黄金色の水田が出現 中国
江蘇省南京市の徳基広場に出現した黄金色の水田(2019年9月30日撮影、小型無人機から)。(c)Xinhua News
【10月11日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の中心部にこのほど、黄金色に輝く800平方メートルの水田が出現し、多くの市民を引き付けている。これは同市の商業施設、徳基広場が新中国成立70周年を祝うために行ったユニークな展示だという。(c)Xinhua News/AFPBB News
観光客憤慨 「インスタ映え」で人気のハノイ線路、当局が封鎖
ベトナム首都ハノイの通称「トレインストリート」で、アメコミヒーロー「スパイダーマン」のコスチュームを着て線路の上に立つ子ども(2019年10月10日撮影)。(c)Nhac NGUYEN / AFP
【10月11日 AFP】ベトナムの首都ハノイで「自撮りスポット」として外国人観光客に人気の通称「トレインストリート(Train Street)」を、当局が10日、バリケードで封鎖した。安全上の理由だとしているが、インスタグラム(Instagram)にセルフィー(自撮り写真)を投稿しようと訪れた観光客らは憤慨している。
ハノイ中心部にあるトレインストリートは、狭い路地に鉄道の線路が敷かれ、毎日走る列車を素早くよけながらの自撮りが絶好の旅の記念になるとして、観光客の人気を集めてきた。
この日訪れた数十人の観光客は、落胆しながらトレインストリートを後にした。マレーシアからの旅行者は、「すごくいらいらする。線路の上で写真が撮れないなんて」と不満を口にし、また来ると宣言した。まだ封鎖されていない区間から線路内に侵入し、列車がゆっくり近づいてくると進路を譲る観光客の姿もちらほら見られた。
線路はフランス植民地時代に建造されたもの。沿線はかつて薬物使用者や不法居住者が集まる治安の悪い一帯として知られていたが、付近の写真がソーシャルメディアで共有されるようになり、観光スポットとなった。
地元のカフェの店主らも、立ち入り規制のせいで経営に影響が出るとぼやいている。線路沿いの自宅でカフェを営む男性は、観光客は列車が近付けば線路からどくのが通例で、「ここでひどい事故が起きたことなど一度もない」と主張。バイクがあふれるハノイの道路事情を引き合いに出し、「市内の渋滞に比べれば、よほど安全だ」と述べた。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)台風19号の被害防げ 週末行事が続々中止に決定!
今年日本に上陸する台風の中でも最強クラスとされる19号が近づく中、神奈川県内でも週末に予定されていた行事が次々と中止になっている。いずれも来場者の身の安全や運営面の安全管理などを理由としている。
熱戦が続くラグビーW杯。12日に横浜国際総合競技場で予定されていたイングランド対フランスの試合も中止になったが、臨港パーク(横浜市西区)に設置され、大画面での試合中継や出場国ゆかりの料理などが楽しめるファンゾーンも12、13両日の開催を取りやめた。作業員らが10日、大型スクリーンを外したり、テントを撤去したりと台風上陸に備えて作業を進めていた。ステージイベントなどがある新横浜駅前(同市港北区)の「横浜ラグビーフェスタ2019」、キッチンカーの出店や地場野菜の販売などを行うJR小机駅前(同)の「こづくえマルシェ」も12、13日は中止する。
日本を代表するジャズフェスティバルで、12、13両日に同市内の約40会場で行われる予定だった「横濱ジャズプロムナード」も、27回目の今回、初めて全日程の中止が決定。そごう横浜店(同市西区)2階で12、13日に予定されていた関連イベントも中止になる。店舗営業については、同店広報は「交通機関の状況を見ながら決めたい」。横浜高島屋(同)や京急百貨店(同市港南区)も同じ構えだ。
同市内では、みなとみらい地区のグランモール公園で12~14日、国際協力と多文化共生のテーマで開催予定の「よこはま国際フェスタ2019」が全日程中止に。市立3動物園(よこはま動物園ズーラシア=旭区、金沢動物園=金沢区、野毛山動物園=西区)も12、13日は閉園し、14日は被害状況を確認して開園を決める。
川崎市は、川崎区東扇島で12、13両日に予定していた川崎みなと祭りを取りやめる。隣接地で開催の「ちくさんフードフェア2019」(日本食肉流通センター主催)も中止になった。JR川崎駅東口近くで12日に開かれる予定の「かわさき阿波おどり」も中止。張り出されたポスターには「中止」を知らせる紙が貼られた。京急電鉄は、京急川崎ステーションバル(12~13日)の中止を決めた。
神奈川県は、12日に大井町で予定されていた地域活性化イベント「みんなあつまれinアシガラマルシェ」と、健康と病気の間の状態「未病」を知るイベント「ME―BYOフェスタ」、逗子市の逗子マリーナで12日と13日に開催予定だった海に親しむイベント「ENJOY 海 KANAGAWA」を中止する。
1959年から鎌倉市内で続く伝統の「鎌倉薪能」も11、12両日の予定が中止に。相模原市は12日開催の第68回戦没者合同慰霊祭を中止する。慰霊祭は市民会館ホールで行われ、例年約200人の遺族や来賓が参列している。毎年この時期に式典を行っているが、市によると中止は初めて。12日の総合写真祭「フォトシティさがみはら」、13日の「市リサイクルフェア2019」なども中止する。
小田原市の小田原城二の丸では、12、13日に予定されていた「第17回小田原おでん祭り」と、同時開催で準備していた「小田原城秋の骨董(こっとう)市」を取りやめる。同市早川の小田原漁港では、12日朝に鮮魚を売る予定だった「港の朝市」が中止になった。
平塚市は、13日に市街地の広場や商店街で開催予定だった「囲碁サミット2019inひらつか」と「湘南ひらつか囲碁まつり」を中止にする。
黒岩祐治知事は10日、3連休のレジャーについて「決して無理をしないでください」とメッセージを出した。「不要不急な外出は控え、停電や暴風に備えてほしい」などと呼び掛けた。
「第21回港よこはまツーデーマーチ」(日本ウオーキング協会など主催、朝日新聞横浜総局など後援)の実行委員会は10日、台風19号の影響を受けるおそれがあることから、12日は中止とすることを決めた。13日は実施する予定だが、公共交通機関の運行状況などを見ながら最終判断する。
港よこはまツーデーマーチは、全国のウォーキング愛好家が秋の横浜を歩いて回る恒例イベント。赤レンガ倉庫を出発し、初日は5、10、20、40キロ、2日目は5、10、20、30キロのそれぞれ4コースが設定されていた。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*明日は避難準備を怠らずに、安全対策を実施しましょう!