ファーウェイ、1~8月のスマホ販売量が26%増加
ファーウェイがドイツで新製品Mate 30シリーズを発表した(2019年9月20日撮影、資料写真)。(c)CNS/鐘欣
【10月5日 CNS】華為技術(ファーウェイ、Huawei)の消費者事業グループの余承東(Yu Chengdong)CEO(最高経営責任者)によると、今年1~8月の消費者事業部門のビジネスは高成長を続け、スマートフォンの出荷台数が前年同期比で26%増、ノートパソコンは249%増、スマートオーディオ製品は256%、スマートウエアラブル製品は278%増となった。
ファーウェイは9月26日に上海で「Mate 30」シリーズのスマートフォンを発表した。「Mate 30」シリーズは同社の代表的なモデルで、少し前にドイツで発表され、アップルのiPhone 11シリーズの対抗モデルと見なされている。「Mate 30」シリーズはこれまでと同様、アンドロイドOSを採用しているが、グーグルアプリは未搭載だ。
創業者の任正非(Ren Zhengfei)氏は、今年のスマホ販売は2億7000万台と予測している。この数字は2018年の2億600万台に比べ30%を超える増加率となる。また、メディアの報道によると、米クアルコム(Qualcomm)社はファーウェイに対する部品供給を再開した。(c)CNS/JCM/AFPBB News
長江スナメリの人工飼育に新たな進展、第2世代の飼育に成功
中国科学院水生生物研究所のヨウスコウカワイルカ館で生まれた長江スナメリ「F9C」と母親(撮影日不明、提供写真)。(c)CNS
【10月10日 CNS】中国科学院水生生物研究所のヨウスコウカワイルカ館で生まれたコード番号「F9C」と名付けられた雌の長江スナメリは、先月21日で生後100日となった。人工の環境の中で誕生した4頭目のスナメリで、100%人工の環境下で飼育をしている第2世代となり、長江スナメリの飼育保護研究に新たな成果があったことを表している。
【関連動画】人工飼育で生まれた2世代目のスナメリ、生後100日
「F9C」の母親「福久(Fu Jiu、フージウ)」は今年11歳になる。2011年に鄱陽湖(Poyang Lake)から同研究所に引き取られた。父親の「淘淘(Tao Tao、タオタオ)」は今年14歳、2005年7月に同研究所ヨウスコウカワイルカ館で誕生し、世界で初めて完全な人工飼育環境で飼育・成長したスナメリだ。
「F9C」は現在、母子関係の確立と母乳摂取の重要な節目の時期を乗り越え、身体の発育は正常で豊かな動きを見せている。「F9C」の誕生と健康な成長は、繁殖補助技術によって、完全に人工環境の中で誕生したスナメリでも次世代を繁殖できることを証明しているという。
研究所は40年以上の努力により、人工環境下のスナメリ飼育の面で、飼料供給施設の設計から一般的疾病の予防と治療、妊娠診断と観測、赤ちゃんスナメリの介護などを含む技術体系を作り上げ、これまで3頭の第1世代のスナメリを育てている。
長江スナメリは中国特有の希少な淡水鯨類動物だ。揚子江の食物連鎖の頂上に位置する唯一の水生哺乳動物である可能性が極めて高い。2017年の調査では、長江スナメリの生存数は約1012頭で、絶滅が危ぶまれている。(c)CNS/JCM/AFPBB News
F1日本GPは安全が「最優先」、台風19号接近でレース主催者が方針示す
19F1第17戦日本GPが行われる鈴鹿サーキット(2018年10月7日撮影、資料写真)。(c)Martin BUREAU / AFP
【10月10日 AFP】今週末に行われる19F1第17戦日本GP(Japan Grand Prix 2019)の主催者は10日、甚大な被害を及ぼす恐れがある超大型の台風19号(アジア名:ハギビス、Hagibis)を注視する中で、ファンとドライバーの安全を最優先にする方針を固めた。
台風19号は「猛烈な」勢力を保ち、現在のところ土曜日(12日)に関東へ上陸するとみられている。最新の天気予報によると、東京から数百キロメートル西の本州沿岸に位置する鈴鹿サーキット(Suzuka Circuit)は、予選が行われる12日に暴風雨に見舞われる恐れがあるという。
F1は10日にコメント文を発表し、「国際自動車連盟(FIA)、F1、鈴鹿サーキット、そして日本自動車連盟(JAF)は、台風ハギビスおよびこれが2019年FIA F1日本GPに影響を及ぼす可能性を注視している」と述べると、今週末のスケジュールは鈴鹿サーキットの安全性を基に決定する方針を示した。
「F1のタイムテーブルに及ぼす混乱を最小限に食い止めるべく、さまざまな手を尽くしている。しかしながら、ファン、競技者、そして鈴鹿サーキットにいる全員の安全が最優先事項である」「引き続き関係者全員が状況を注視し、適宜情報を更新していく」
鈴鹿では2014年の日本GPで台風による雨で視界不良となり、フランス人ドライバーのジュール・ビアンキ(Jules Bianchi)がクラッシュする事故が発生。同選手はこのときのけがが原因で翌年に亡くなった。(c)AFP
ウユニ塩湖に眠るリチウム、ボリビア経済救世主となるか
ボリビアにあるウユニ塩湖(2019年7月10日撮影)。(c)Pablo COZZAGLIO / AFP
【10月10日 AFP】内陸国ボリビアの標高3600メートルに位置するウユニ塩湖(Salar de Uyuni、別名ウユニ塩原)には、世界最大規模のリチウムが眠っている。リチウム電池需要が世界的に急増する中、ボリビアは原料となるリチウムの生産量を劇的に増やしている。
リチウム電池は携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われており、リチウムイオン電池を開発した吉野彰(Akira Yoshino)氏は9日、ノーベル化学賞(Nobel Prize in Chemistry)の受賞が決まった。
国営企業ヤシミエントス・デ・リティオ・ボリビアノス(Yacimientos de Litio Bolivianos、YLB)はウユニ塩湖のリチウムによって、2021年までにボリビアを世界第4位のリチウム生産国に押し上げるという目標を掲げている。(c)AFP/Ana FERNANDEZ
国慶節の休暇に7.82億人が旅行、観光収入9兆円を超える
成都市の景勝地「寛窄巷子」を訪れた観光客(2019年10月3日撮影)。(c)CNS/安源
【10月10日 CNS】中国の文化・旅行部は、各地の文化・旅行部門と通信キャリア、オンライン旅行サービス企業などのデータを合わせ、総合的な積算を行った結果、2019年の国慶節7連休の間に中国国内の旅行客はのべ7億8200万人、前年同期比7.81%増、観光収入6497億1000万元(約9兆7650億円)、前年同期比8.47%増になったと明らかにした。
【関連記事】国慶節の海外旅行で一番人気は「日本」 、1人当たりの消費額は約20万円
海外旅行については、同期間に出入国した旅行客は1日平均198万人、7日間合計で出国した人数はのべ700万人を突破した。
国慶節の期間中、日本、タイ、マレーシアなどへの旅行は依然人気が高かったほか、チェコ、オーストリア、ハンガリーなどの国への旅行もオンライン予約は2桁を超える増加率となった。(c)CNS/JCM/AFPBB News
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
セブン&アイが大リストラ コンビニ閉鎖・移転1千店を閉鎖します。
セブン&アイ・ホールディングスは10日、グループの事業構造改革の方針を公表した。主力のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」は約1千店の閉鎖・移転のほか、加盟店の負担を減らして収益力を改善させ、不振の総合スーパー「イトーヨーカドー」や百貨店の「そごう・西武」は店舗閉鎖や事業見直しなどのリストラを進める。人手不足やネット通販の普及に伴い、流通大手が事業の大幅見直しに迫られた。
セブン―イレブンでは、フランチャイズ(FC)契約する加盟店の加盟店料を減額し、各店の収益力を改善させる。セブン本部の利益は約100億円減る見込み。コンビニ事業の利益水準を維持するため、2019年下期以降に不採算店1千店を閉鎖・移転させ、本部人員の見直しや売り場の見直しも行う。
ヨーカドーでは、33店舗で閉店やグループ外企業との連携を検討する。具体的な店舗名は公表していない。また、衣料や住居関連事業を見直し、同事業の売り場面積を減らす。従業員数を22年度末には18年度末比で約1700人減らす。
そごう・西武では5店舗を閉鎖し、2店舗の売り場面積を減らす。従業員数は22年度末には18年度末比で約1300人減らす。
セブン&アイ・ホールディングスの構造改革骨子
【セブン―イレブン】
・店主が本部に支払う加盟店料(チャージ)の見直し。24時間営業の店、非24時間営業の店ともに店主側の負担を軽減。具体的には、利益水準に合わせてチャージを24時間営業店については月額3万5千円~20万円減額。非24時間営業店については月額1万5千円~7万円減額する
・2019年下期以降、約1千店の不採算店を閉鎖・移転
【イトーヨーカ堂】
・33店舗をグループ内外の企業と連携、閉店を検討
・22年度末の従業員数を18年度末より約1700人減
【そごう・西武】
・20年8月から21年2月にかけて5店(西武岡崎店、西武大津店、そごう西神店、そごう徳島店、そごう川口店)を閉鎖、2店(西武秋田店、西武福井店)は売り場面積を減らす
・22年度末の従業員数を18年度末より約1300人減
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*やはり人手不足を見越しての、早い対応には凄さを感じます。