どんなかたちであれ、
その子は、
その子なりに、
精一杯生きている。
子どもにとっては、
生きることそのものが、
「表現」なのだ。
すでにあるかたちにはめるのではなく、
まずは、
その子のそのままのありようを、
受け止める。
そこから出発して、
その子と、
まわりとの橋をかけていく。
そうすれば、
その子は、
その子の世界を大切にしながら、
まわりとのコミュニケーションを、
育てていくことが、
できるかもしれない。
そして、
そういう子どもだけでなく、
すべての子どもたちが、
自分の表現を尊重され、
のびのびと、
表現を楽しむことが、
みとめられたら?
音楽も美術も、
およそ、
芸術科目に点数をつける、
なんてことはいっさいやめて、
ただただ、
その時間を、
みんなで楽しむことにしてしまったら?
きっと、
誰もがもっと、
生活のなかで、
当たり前に、
歌い、
当たり前に、
踊り、
当たり前に、
自分の気持ちを表現する、そんな世界が実現してしまうよ♪
そんな世界を、
想像するだけで、
わくわくしてこない?
そんな世界に一歩でも近づくために、
私は、
私にできることをやっていくよ。
〜かめおかゆみこ