<令和5年度A日程 准看護師試験 第101問~第110問・解答・解説> 准看過去問 准看本試験

2024年05月27日 | 准看合格法
問題 101  耳疾患の症状と原因の組合せで、正しいのはどれか。 


1  耳 漏ー外耳炎 

2  眩  暈(めまい)ー中耳炎 

3  耳 痛ー耳垢閉塞 

4  伝音難聴ー内耳の障害


















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 1


2  眩  暈(めまい)ー内耳の障害など 

3  耳 痛ー中耳炎など

4  伝音難聴ー耳垢閉塞など




  

 




















問題 102  レイノー現象のある患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  冷罨法を行う。 

2  精神的ストレスは影響しないと説明する。 

3  喫煙は影響しないと説明する。 

4  四肢末端を観察する。

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 4


1  温罨法を行う。 

2  精神的ストレスは影響すると説明する。 

3  喫煙は影響すると説明する。 


※レイノー現象=寒冷刺激や精神的ストレスで指先の血行障害をきたすこと
















問題 103  外用療法(軟膏療法)を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  シャワー浴前に塗布する。 

2  室温は 18 ℃ 前後が望ましい。 

3  フィンガーティップユニット(FTU)で使用量を確認する。 

4  塗布後に衛生材料は使用しない。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 3


1  シャワー浴後に塗布する。 

2  室温は夏期25~27℃程度、冬期20~22 ℃ 程度が望ましい。 

4  塗布後に衛生材料は使用する


※フィンガーティップユニット(FTU)=人差し指の先端から第一関節までのチューブタイプの外用薬の量  1FTU=約0.5g























問題 104  A さん(29 歳、女性)。手指の関節に腫脹と痛みを感じるようになり、関節リウマチと診 断された。薬物療法で様子をみることになった。看護について、適切なのはどれか。 


1  関節の冷えを防ぐよう説明する。 

2  カルシウムを控えるよう説明する。 

3  関節は動かさないよう説明する。 

4  症状が軽快すれば薬物療法はやめてよいと説明する。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 1


2  カルシウムを多く摂るよう説明する。 

3  関節は動かすよう説明する。 

4  症状が軽快しても薬物療法はやめないよう説明する。


※関節リウマチ=免疫の異常により関節に炎症が起こり、痛みや腫れが生じる
 進行すると関節の変形や機能障害をきたす

























問題 105  う蝕(う蝕症)とその看護について、適切なのはどれか。 


1  う蝕の 2 度はエナメル質に限局したものである。 

2  原因はプラークである。 

3  予防には、ブラッシングより含嗽の方が効果的であると説明する。 

4  治療で局所麻酔を使った場合は、感覚が戻るまで飲食を避けるよう説明する。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)










・正解 4


1  う蝕の 2 度は象牙質に届いたものである。 

2  原因は虫歯菌・歯の質・糖分の3大要因が重なったときである。 

3  予防には、含嗽よりブラッシングの方が効果的であると説明する。 


※う蝕=虫歯

 プラーク=歯の表面に付着している細菌のかたまり

 含嗽=口を漱ぐこと うがい




















問題 106  歯・口腔疾患患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  腫脹のある部位には急激な冷罨法を行う。 

2  口腔内に出血がある場合、舌で刺激しないよう説明する。 

3  口臭のある場合、含嗽でよくなると説明する。 

4  疼痛がある場合、熱い食事を摂取するよう説明する。

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 2



1  腫脹のある部位には急激な冷罨法を行うわけではない。 

3  口臭のある場合、含嗽やブラッシングでよくなることもあると説明する。 

4  疼痛がある場合、熱い食事を摂取しないよう説明する。

















問題 107  結核の患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  塩分制限が必要であると説明する。 

2  喀痰検査は眠前の採取がよい。 

3  薬物療法は 1 か月継続する。 

4  空気予防策を実施する。













 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 4


1  塩分制限が必要ではないと説明する。 

2  喀痰検査は早朝起床時の採取がよい。 

3  薬物療法は 6 か月以上継続する。 


※結核=結核菌に感染することにより発症する病気 空気感染する 症状は咳・痰・発熱などが長く続く















問題 108  後天性免疫不全症候群(AIDS)について、正しいのはどれか。 


1  飛沫感染する。 

2  症状が消失すれば治癒とみなす。 

3  日和見感染を起こすことがある。 

4  CD4 陽性リンパ球数が 2000/uL を超えると発症する。



















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・正解 3


1  飛沫感染しない※感染経路は性的接触・母子感染・血液によるものなど 

2  症状が消失しても治癒とみなさない。 

4  CD4 陽性リンパ球数が 200/uL 以下になると発症しやすくなる


※日和見感染=健康な人には害のないような弱い細菌や真菌、ウイルスなどに感染し、症状が出ること

 CD4 陽性リンパ球=血液中に流れている白血球の一種 免疫の中心的役割をしている細胞

 uL(ユーエル)=マイクロリットル μLの代替表記


















問題 109  広汎子宮全摘出術を受けた患者の看護について、適切なのはどれか。 


1  排尿の状態を確認する。 

2  女性性の喪失感については触れないようにする。 

3  異常が無ければ、退院後の検診は不要と説明する。 

4  今後、性生活はできないと説明する。














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・正解 1


2  女性性の喪失感については配慮する。 

3  異常が無くとも、退院後の検診は必要と説明する。 

4  今後、性生活は可能であると説明する。



※広汎子宮全摘出術=子宮とともに、卵巣・卵管・膣および子宮の周りの組織を含めた広い範囲を摘出





















 
問題 110  膣タンポン処置時の看護について、適切なのはどれか。 


1  挿入目的には止血がある。 

2  抜去用の糸について説明は不要である。 

3  不快感が強ければいつでも抜去してよいと説明する。 

4  自己抜去できない場合、次回診察時の来院でよいと説明する。 

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 1


2  抜去用の糸について説明は必要である。 

3  不快感が強ければいつでも抜去してよいわけではないと説明する。 

4  自己抜去できない場合、すぐに来院するように説明する。 




















<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在13冊目。)!


また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!




◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!

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