口蹄疫で中止の宇和島闘牛大会(お盆場所)再開

口蹄疫の発生を受けて中止されていた宇和島市の闘牛大会が、14日再開されました。
宇和島市丸山公園の市営闘牛場にはこの日を待ちわびた心なファンや観光客ら、およそ１２００人がつめかけました。

宇和島名物の闘牛大会は、宮崎県での口蹄疫発生を受け中止されましたが、宮崎県が、「非常事態宣言」を全面的に解除したことなどを受け闘牛場周辺の牛舎などに、感染を予防する消石灰をまいたうえで４ヵ月ぶりに再開しました。

宇和島市をはじめ、愛南町や西予市、高知県などからやってきた３２頭の闘牛による１６番の取り組みが行われました。１トン近い巨体の牛が頭と頭をぶつけると付き添った勢子が威勢よく掛け声を出して牛の闘争心をかきたてます。がっぷり四つに組んだまま２０分を越える取り組みもあるなど、数々の名勝負が繰り広げられました。