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吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

まぬけTシャツ一本勝負!「吉田ナゴヤ堂本舗」店主がTシャツを作る! 売る! 売れない!

仙台まるごとデザインマーケットに行ってきたよ!

2025-04-29 21:11:28 | 日記
本当は書きたくない。

今回ナゴヤ堂は過去最悪レベルの売上という大惨敗を喫したので、書けばすべてがグチになってしまうからだ。

ただ、記録として。

後々ワタクシが


「あの時はなー・・・」


と振り返って苦笑いするためだけに、しかたなく書く。



初日、ヒドい売上に終わって、絶望して、くそう、2日目は少しでも取り戻そう、と思っていると、2日目はさらにヒドかった。

全体的に、お客様は少なかったし、特にナゴヤ堂ブースの前は、あまり人通りがなかったように思う。

他の出展者さんに聞いてみると、


「クリマより売り上げた」


という人もいたのだが、あの人通りからどうやってそんな売り上げが作れるのか、ワタクシには謎である。

モチロン、ナゴヤ堂の商品がダメなんだよ、というのは、わかってはいるが、いや、それでも。

そして、そのお客様も、ほとんどがファミリー層や中高年で、こうしたイベントには珍しいほど若者のお客様が少ないように思えた。

仙台の若者は、みんな同日程で開催された「荒吐ロックフェス」に行っていたのだろうか。

楽天イーグルスも、仙台でゲームがあったみたいだったし。

2日目の日曜などは、14時でパッタリと人通りが死に絶え、ワタクシは思わず目を閉じた。

イベントに出てTシャツを売るのは、ワタクシにとって何よりも楽しい遊びだが、それも売上があってこそだ。

ただTシャツを作って、イベントで並べるだけなら、誰にでもできることで、それが見ず知らずの人々に「お金を出しても手に入れたい」と思われて初めて意味がある。

それがなければ、この「何よりも楽しい遊び」は、あっという間に苦行に変化するのだ。

時間がどんどん過ぎていくのを時計で確認しながら、人通りの全くないブース前を眺める。

しかし、ワタクシにできることは何もないのだ。

それでも売れないのは、やっぱり自分の作るものが悪いのではないか、おれはもうダメではないか、という思いが、どうしても頭を去らない。

これは、辛かった。



よかったことを書く。

売上が少なかった分、個々のお客様に着いては、印象深く残った。

出展仲間の「かづ屋」さんは、かねてよりナゴヤ堂を愛用してくださっていて、イベントの場でも着ていただいているのだが、そのかづ屋さんを見て、同じガラス細工の「玻璃猫」さんがかづ屋さんと同じ銘柄をお買い上げ!

出展者さんのお買い上げというのは、本当にうれしいものなのだ。

そして、ファミリー層のお客様が多い中で、ナゴヤ堂に来てくださるお客様のうち、親御さんとお子様、そのお子様が興味を示してくださるパターン。

まずは、ママさんと小学生男子のお客様で、男子がある銘柄を非常に気に入ってくださった様子。

一旦ナゴヤ堂を離れられたが、すぐに戻ってきて、


マ「どうしてもって言うので」


と、そのTシャツをお買い上げ!


男「明日、学校に着て行く!」


とのことで、大変ありがたく、うれしかった。

どうだっただろう? 学校でウケてくれただろうか。

そして、もう一組は、ママさんと小学生女子。

2日目の売上が、なんと12:30で止まっていて、


「あはは。こりゃもうダメだ!」


とワタクシが不貞腐れていた終了近くに来ていただいてのお買い上げ。

モチロン、小学生女子の方なので、ナゴヤ堂では最小のXSサイズがオススメだったのだが、


「ダボっと着たい」


とのファッション上級者でいらして、Mサイズをご希望。


「そのまま着るので、袋はいらない」


と着ていただいたお姿は、さすがにキマってて、少しだけこの2日間が報われた気がした。



あと、初日終わりに「味太助分店」で食べた牛たんは、さすがのおいしさだった。



そして、これだけは書いておきたいが、仙台まるごとデザインマーケットは、いいイベントだった。

仙台から地下鉄でたった3駅、駅出たら目の前が会場という立地はすばらしい。

ブースとブースの間に60cmほどの隙間を作って、出展者が出入りできるようにしてくださっているのは、大変助かった。

今回がまだ第3回とのことで、これからもどんどん成長していただきたい。

ただ、残念ながら、次回も参加したいとは、言うことができない。



この日記を書いていたら、仙台から送った荷物が届いた。

ほとんどのTシャツは、ただ東京から仙台に送られ、そのまま仙台から東京へ帰って来たわけだ。

ついでに、送付に使った貴重な段ボールが、見るも無残に破れていた。

本当にダメだ。

何もかも、救いがない。

今回は、ワタクシの中の「イベント出たい欲」に負けた。

ナゴヤ堂ごとき弱小が生きていくためには、例えばイベントがあったとしても、ナゴヤ堂がそこに出てどのくらい売り上げるのかを厳しく見極めなければならないのだ。

イベント出たいがあまり、そこに甘さがあったことは否めない。

今後の活動を見つめ直す糧にすることで、最大限この失敗を役立てることができると信じたい。



さあ! 次回イベントは、5月18日(日)、秋葉原ハンドレッド7で開催の「50/FIFTY」!

今日からはもう、切り替えていく!

いつまでもショボくれてはいられないのだ。

次があるのだから、次で取り返せ!
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