幽玄窯

火渡り 

今日は真言宗醍醐派 三守皇山 大聖寺の火渡りに行ってきました。
     
大聖寺は長治2年(1105)に、甲斐源氏の祖(おや)といわれる新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ)が 開基したと伝えられています。

本尊不動明王は、新羅三郎義光の曾孫にあたる加賀美次郎遠光(かがみじろうとおみつ)が高倉天皇から拝領した仏像であると伝えられ、国の重要文化財と指定されているようです。

山梨には、真言宗の寺院が少なく、一般にはあまり柴燈護摩(さいとうごま)を見る機会がありませんが、4年前にこの寺の総代をしている近所のカラオケ仲間からお誘いを頂き訪れています、柴燈護摩は外で焚く護摩で、山伏の法螺貝の音が山野に響き渡り、護摩壇に点火されますと大きな炎が上がり、それは勇壮なものです。護摩の火が鎮まると、先ず赤ちゃんを山伏に抱いてもらって火渡りをします。「わが子の健康」「無病息災」を願ってお年寄りまでが、お不動さまに手を合わせて火を渡ります。春の風物詩と言える行事です。

















残念でしたが今日は天気予報の通り昼過ぎからの雨は的中し、我々は本降りになる前に火渡りを行うことなく家路についてしまいました。
しかし、本堂では家持を頂ただき、外では足元に「開運 招福 守護矢」が飛んできたので早速拾い上げました。
嬉しい1日でした。



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