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幽玄窯

趣味の写真を撮った時や、家庭菜園の野菜の成長記録、陶芸作品の完成した時などの様子を載せています。

窯を開けました

2024-09-21 14:31:14 | 陶芸
初めて使った粘土で残念ながら御本手は失敗に終わりました。
長らく焼成をしていないこと、おまけに今年の猛暑で釉薬のバケツの水分が大部減少していました。
初めての粘土とは言え完全失敗は避けたかったので、何年も使ったことのない比重計を使い、釉薬も丹念に調整しました。
ただ、萩焼に似た風合いは出たものの御本手が出ませんでした。
ピンホールらしき所に情けをくれたようです。

炉内温度が39℃になったので窯を開けました。



切り高台にしてみました、夫婦じゃ椀です 夕飯から使います

子丼

お地蔵さんも作ってみましたが、失敗です。
轆轤から離すときに裾を2度切りしていたことを忘れていました。
素焼きが終わった時に足が胴体から分離してしまいました、どうすることもできません。

残念ながら足先が見えません。





還元焼成始めました

2024-09-19 19:41:33 | 陶芸
 陶芸窯のセラミック電熱線が数年前に断線しました、1度断線すると何れ近いうち2度3度と続く可能性もありと判断して、修理ではなく張替えをしました。
年金生活の中からなので大変です、大枚を払いました。
張替以後何回か酸化焼成をしたので、酸化被膜が付着したことと考え今日10時に電気釜にスイッチを入れました。
特別作陶する必要はなかったのですが、来月地区の文化祭に出品依頼をされ,
渡世の義理で何か出品しないと・・・・・

この還元焼成には不安があります、窯の温度が950度に達したのでLPガスで還元を始めましたが、昔2か所からお借りした10Kガスボンベが見事に軽くなっています。
炉内が1300度になるまでもってくれるか心配です。
21時に焼き上がってくれるので、それまいけまの様子を見に行かないといけません。


還元炎が出ています

10時間で焼成が終わるようマイコンをセットしてあります。
仕上げ温度1350℃





久しぶりの工房

2024-09-09 15:41:45 | 陶芸
久しぶりに轆轤を回しました。
最後の作陶は何時何を作ったのか全く覚えていないほど、久しぶりの作陶です。
10月に地区の文化祭もありますが、今自分が使っている飯椀と湯飲みが飽きてきたし、家内も飯椀は先日市販のものに変えたりで、取り敢えずそれらを作りました。
久々の轆轤でどれほどの土の塊で1個作れるのか、勘が働きません最初の一個は失敗でした。
それぞれの物を各一個作り残った土で子丼を作りました。
土は「御本手」を取り寄せましたが初めて使うので景色が出るのかどうか。
またLPガスも一回還元が可能だけの残量があるか心配です。


吾亦紅が今年は沢山咲いてくれました

猛暑続きでシュウカイドウも葉やけしてます

私の管理がいきわたらず、全滅した錦鯉の後をスイレンが占領し間をメダカが沢山泳ぎ回っています

暑すぎて白菜の発芽や成長がまばらです。

第2弾のきゅうりは暑さで成長がぞ害され収穫が殆どなく
今年最後の地ばいきゅうりを播種しました、数日後に定植します。



ロビー展

2024-02-27 16:50:34 | 陶芸
地元の文化協会で市民センターのロビーでの展覧会の時期がやって来ました。
高齢化が進み作品を制作ないしは出展の数が大分少なくなってきています。
来月7日までの展示ですが、私はぐい飲みとお猪口を20個プラスコーヒーカップを3個展示しています。
抹茶茶碗の作陶はお前には10年早いと先生に言われ湯呑とぐい飲みを作っています。
お酒はたしなむ程度なので、酒飲みに向いている器なのか判断できませんが,飲兵衛さんの気持ちを想像して作ったものです。

他にはステンドグラス・押し花アート・トールペイントの作品が展示されています。

緊張感の欠如

2022-12-19 09:54:40 | 陶芸
このところ気温がめっきりと下がり菜園への通う回数は減少、温かい室内にいる時間が増えてきてしましました。
何とか身体を動かそうと工房に入りましたが緊張感が全く出ませんでした。
この様な状態で轆轤に向かいましたが、イメージが膨らむこともなく、数は作ってみました。
乾燥は気温が低いので乾きが遅く、うっかりすると明け方凍らせて使い物にならなくなる恐れもありました。
当然削りもタイミングが合わず思い通りにはいきませんでした。
釉薬も掛け分けをしたかったのですがこれまた失敗。
織部を掛けた所に撥水剤を塗るのに、真剣では無かったので透明釉を掛けるところに流れてしまいました。
本来なら正しく処置をするのですが、面倒だったので全くせず重ねて掛けてしまいました。
前回湯呑を薄く仕上げましたが、湯の温度が冷めるのが早かったので厚めに仕上げてみました。
結果織部釉に透明釉を重ね掛けしたので、織部が薄くなりました。

ベンガラの濃さが薄かったようです。


飯椀ですが小ぶりになってしまいました、お盛替えが必要になります
縁にアクセントでベンガラを塗りましたが薄かったので締りが無くなってしまいました。





蕎麦猪口です

酒は好んでは頂きませんが、ぐい飲みです。

小丼ですが他のものと同様、縁のベンガラが薄く最悪は上の棚板のアルミナが落ちたものと考えますが、皿の底に白い異物が2か所付着していました。
皿の役目はするので飽きるまで使います。