7日(土)、雨上がりでポカポカ陽気の中、朝からお弁当を持って横浜自然観察の森へバードウォッチングに来ました。しっかり降った後なので、まだ地面はぬかるんで、所々に水溜りも残っています。 入り口の看板のところでタイワンリスが一匹現れて、距離７～８ｍくらいでなぜかじっとしているので、一枚写真を撮ってみました。
森に入って最初に見つけたのは、遊歩道脇の草むらでエサを探す3羽のコジュケイでした。なかなか臆病な性格で、体色も背景に溶け込む模様なので、なかなか姿を見る機会はない野鳥です。しかし、エサを探してガサガサと歩き回っているときは、図体が大きい分大きな音を立てているので、音の方へじっと目を凝らせば見つけられます。
近くの藪には、クロジの姿も見つかりました。 遊歩道の先には1羽の雌のシメが地面に下りて、しきりにエサを探しています。湿った泥の上の落ち葉をめくったり木の実をつついているため、嘴の先が泥だらけになっているのは笑えます。
ノギクの広場へ来てみると、モズが低木の枝先に止まって広場の昆虫類を狙っていました。時おり地面へ下りてエサを捕らえては、また枝先に戻る仕草を繰り返しています。
ヤマガラが1羽、近くまでやってきて盛んに鳴いていましたが、高い木の上のほうで、しかも逆光のため、ついにシャッターチャンスには恵まれませんでした。 上空にはノスリも1羽現れましたが、ほとんど素通りして滑空して行きました。ウグイス、アオゲラ、コゲラ、アカハラの声も聞こえましたが、これらの姿は確認できませんでした。
この広場にもタイワンリスが数匹見られましたが、写真のように盛大に木の皮をかじっており、食害も心配です。
