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ベンツ A160 トランスミッション交換

2011-07-31 18:05:00 | country life

トランスミッションの交換修理がようやく終わって、A160がようやく我が家に帰ってきました。

A160修理完了

最初は修理工場に入庫してすぐ、バルブボディの交換修理で約30万円の見積もりでした。このW168型のトランスミッション関係では一番ポピュラーな故障で、見積もり通りで修理をお願いしました。

ところが約1週間後、担当セールス氏から電話があり、「バルブボディの交換作業は終了しましたが、変速機本体側で4速が滑っています。修理にはトランスミッションの交換にさらに約80万円かかります」、と。あたかもクラッチが滑っているような現象は当初から連絡していたので、「故障の根本的な原因はトランスミッション本体にあって、修理見積もり段階で見落とされていたのでは? いずれにせよ、もう少し現実的な解決策でないと、トランスミッションの交換修理80万円追加というのは検討も出来ない。」と抗議しました。この修理費用は我が家にとって大変な出費になります。修理を断念して廃車に踏み切ることも含めて、家族を交えて慎重に相談、検討しました。そこで出た結論は、我が家には幸いもう一台ボルボXC70があるので、ベンツA160の修理は諦めて廃車にしようとなりました。幸い、こんな状態でも5万円超で引き取ってくれる買取業者も見つかり、車両引き渡しの日取りも決めて担当セールス氏に連絡しました。

数日後、担当セールス氏から帰ってきた返事は、すでに交換したバルブボディの修理費用は請求せず、リビルドパーツを使ってトランスミッションを50数万円で修理するという提案を受けました。しかし、まだ我が家の修理費用の予算30万円は大幅に超えています。「当初見積もりいただいた30万円の修理費用までなら払えるけれども、それを超える費用は負担能力を超えるので、修理を諦めざるを得ない」と伝えました。すると、どうやらディーラー社内では一旦修理に取り掛かってバルブボディを交換してしまったクルマを、その修理代金を1円も回収できずに廃車されてしまうのは大問題らしく、大赤字でもいいから何とか修理を完了させてクルマを顧客に戻したい意向のようです。社内の稟議に1週間以上かかるが、しばらく待って欲しいとのことなので、廃車を急ぐ理由は全くないので担当セールス氏に掛けてみることにしました。そして約10日後、「当初の見積金額で、トランスミッション本体の交換修理までやらせて下さい。」と連絡をもらい、修理の継続をお願いしました。

今度こそ、すでに交換済みのバルブボディと併せて、トランスミッション関係はすっかり交換されて修理が完了するはずです。ところが、約1週間後に担当セールス氏に様子を聞いてみると、またまた暗い声で「トランスミッションの交換作業は終了し、試走してみたところ、クラッチの滑りはなくなったが2速→1速の変速時にショックが大きい異常がある。細かな調整作業は行わず、別のトランスミッションと交換し直す。」とのこと。正常とされる部品どうしを組み付けての問題発生では、もはや修理工場にお任せする以外に検討の余地はなく、とにかく修理継続をお願いしました。そして昨日、担当セールス氏から明るい声で「やっと修理完了しました。徹底的に試走チェックもしましたから、今度こそ大丈夫です。」


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