ソロモンの偽証

こんにちは、家具のよろこび福山です。



宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」を読みました。




全3巻それぞれが700ページ超のブ厚さで

トータル2100ページ超の大作ですが、

その厚さを感じさせない面白さで引き込まれます。



冒頭で死亡した中学生が自殺なのか他殺なのかを巡り

生徒と教師が右往左往した第1巻。





その生徒の死にまつわる真実を自分達で解明したいと

中学内で裁判を開く為に生徒たちが奔走する第2巻。





そして、実際に裁判が行われて、

生徒の死の真実が明らかになる第3巻。





謎解きミステリー的な要素よりも、

中学生ならではの「痛々しさ」や「初々しさ」、

彼らの成長と、周りの大人の対応等、

人間ドラマとしての面白さがあります。



少々中学生が賢過ぎる気がしますが、

そこはまぁ、フィクションと言う事で。



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