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【自転車遍路:EXTRAステージⅡ 高野山】

高野山の朝5:30起床→6:00朝のお勤め→朝食
朝のお勤めだが、通訳さんありで外国の方メインで説明あり。1人1人中央に出て焼香をしていくのだが
ルールがわからない。南無大師遍照金剛のベストと輪袈裟、数珠装備の日本人が不慣れな所作をするわけに
もいかなかったが、外人さんの例を参考になんとか無事焼香できた。。。



あまり早すぎても奥の院納経8:30~なので、宿坊の裏にある真田家のお墓参り。その後荷物は宿坊に
置かせてもらえるらしいので頭陀袋だけ持って奥の院を目指す。7:30出発。

7:35 一の橋入り口付近は気が引けるので少し横のところに自転車を止めいざ一の橋から奥の院へ。
まだ朝早いので土曜とはいえ人はまばら、空気が張り詰めている。無数のお墓がある中、約2km歩く。




8:00 有名な御廟橋に到着、橋の手前で読経している人がいたがまだ奥に何があるかもわからないので
蠟燭と線香だけ供えて一礼して御廟橋を渡る。人が少ないこともあるが無音で外界から完全に
切り離された不思議な空間だった。
燈籠堂に入り、納札入れがあるので納札と室戸岬のお接待時に頂いた500円をお賽銭(これはその
当時に決めていた)。外の廊下から裏の方に廻れてそちらにも納札入れがあったのでもう一枚、そして
蠟燭と線香。願い事やお礼は先ほどしてしまったのでこちらでは一礼のみ。
表側に戻ってスロープの箇所を歩いていくと無縁仏様あり、そこでも蝋燭を。そのまま歩くと御廟橋を
出たところに出そうだったので引き返して御廟橋から出て一礼。


御廟橋を出たすぐそばにある納経所は8:25だがすでに5人くらい並んでいる。ここで読経を行った。
ちょうど8:30。納経所の受け付けはさすが本山だけあって3~4か所ある。すぐに御朱印を頂けた。
その際、「四国満願ですね。おめでとうございます。」と言ってもらえた。初めて終わったという実感が
湧いてきた。あと、御影(有料)は納経帳の1ページ目にある絵がそのものなので掛け軸の真ん中に張る等
しなければ必要ないとのことだったので購入はしなかった。



帰りは中の橋側から一の橋まで歩いて帰った。約30分。こちらの参道の方が道も広く今風のお墓が多かった。
一の橋に帰った際に、自転車の鍵を開けようとした時に問題発生。いつもの番号では開かないのだ。
この鍵は閉めるときの番号で設定するので、仮に意図しない番号で閉めてしまった場合このようになる。
実は自転車を止めた時にも遍路交流センターで頂いたバッヂの留め具側の金具を紛失して少しへこんだのだが
さらに追い打ちがあるとは。自転車を変なところにとめたせいで罰が当たったのか。大師様の最後の試練か。
周りでペンチ等借りれないか等考えたが、ここは3桁なので冷静になって総当たりでゆっくり合わせていく。
百の位は変えずに約50通り目になんとか開けれた。。。やったこれで金剛峯寺に行ける。南無大師遍照金剛。

9:10 金剛峯寺到着。駐車場に自転車を止め(無料。バイクと同じスペース)参拝。
ここも納札、蝋燭、線香を供え下駄箱に靴を入れてて中へ。御朱印を頂き、その隣で拝観料1,000円を納めて
中へ。蟠龍庭(ばんりゅうてい)、襖絵、台所等”和”を感じ取れた。新別殿で説明が聞けるとのことだったが
まだ壇上伽藍も残しているのでお茶だけ頂いて先を急いだ。



9:50 中門から壇上伽藍(だんじょうがらん)へ。まず高野山の本堂と言われる金堂。
納札、焼香(堂内は線香禁止のため)を納め、読経もした。拝観料500円。
次はすぐ横にある、根本大塔(こんぽんだいとう)、近くでみると異様に大きい。ここにも納札。
拝観料が丁度なかったので外にある御経所で500円を納める(ちょっとシステムがわかりにくい)。
御影堂、六角経蔵(ろっかくきょうぞう)と境内を一周する感じで壇上伽藍を廻った。


10:00過ぎ 一通りは廻れたのであとはどこに行こうか。デジタルミュージアムがあって寄ってみたかったが
次の上映時間までが長かったのでパス。帰りに4時間はかかるので宿坊に近い女人堂に寄り御朱印をGETすることに。
その後宿坊で荷物GETして、土産屋で土産をGETし宅急便で配送。


最後に大門前で撮影し国道480を少しだけ走って右へそれる道から高野山駅へ。最後の最後で地味に上りあり。
11:12 高野山駅。ここで輪行袋に自転車を入れて着替える。まだ下からガンガン観光客が登ってくる。
ケーブルカーが来たが階段の角度がすごく、着後に通れるようになるエレベータ行の通路を親子連れの方に
教えてもらい、そこの通路から乗車。極楽橋→橋本→北野田→中百舌鳥→なかもず→新大阪→16:11岡山
で無事帰還。



結局1400km以上走ったことになるが、一度もパンクしなかった。これも大師様のご加護か。
結願の回はあっという間の3日間で、高野山は夢の天空都市といった印象だった。
費用等総まとめはまた後日。。。



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