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読み捨てー捨てません。返します

文字中毒の私です。読み飛ばす本の画像に、簡単な感想を載せています。

『ときどき旅に出るカフェ』『きみの正義は』『パリのすてきなおじさん』

2021-06-19 10:44:07 | 日記
各国に旅しては、カフェメニューに加える巴。読むと、涎とクッキング意欲が出る😋
女性に有りがちな事情も、分かる、分かる、全9話😅 頑張って生きようと、思わせる本でした❤️
 
社労士さんは、雇う側と雇われる側に挟まれていろいろ知恵をしぼって大変だわ\(゜ロ\)(/ロ゜)/
 
パリの25歳(自称)~92歳のおじさん67人へのインタビュー。何で日本じゃいけないの?と、思ったけれど、人種や経歴、宗教等が桁違いに多彩ですからね。昨日の電車往復と夜で、サクッと読めましたよ💓

『暗鬼』『晩夏ー東京湾臨海署安積班』

2021-06-19 10:38:08 | 日記

平凡な田舎育ちの法子の嫁入り先は、不思議な金持ち大家族。人助けで薬草ドラッグ育ててたり、信念を持って代々の近親相姦家族。法子が洗脳されていく様は、まるでオ○ムみたい。
解説で中村うさぎさんが「家族は宗教」と言って、家族内文化・価値観の例に、風呂上がりに上半身裸で出てくる女性をあげていた。
ギョッ‼️実家の祖母(明治生まれ)も、そうでした。けど、母や私達姉妹は真似してないから。
 
二つの殺人が一つの事件になっていくのですが、各登場人物が魅力的。今時の鼻持ちなら無いエリート刑事の不器用な素顔とか、縄張り組織のライバル争いの落とし所とか。
興味深く面白くて、ついつい夜更かししてしまう😅

『防波堤」『水の中のふたつの月』

2021-06-19 10:33:09 | 日記

暴力団対応の諸橋警部の、活躍するお話。両親を暴力団によって失っている諸橋刑事は、組員達に容赦ありません。規則を掻い潜って逮捕するやりかたは、監察官から厳しく叱責され降格人事もされますが、懲りないのね。しかし、建前の陰で周りの人々が支えてくれて少し柔らかくなっていく姿も良いものです😉

 
小学校以来会っていなかった3人娘の恵美から、亜里子と梨紗に連絡が来た。かつて、憧れの同級生の乾君を川に沈めて埋めたことを忘れようとしてきたのに。
乾に似た哲士と付き合う恵美に、心を乱される亜里子と梨紗は、またしても共謀して哲士を川に突き落とす。
数年後、結婚して平凡に暮らす亜里子に、またしても恵美から連絡が来た‼️
そ知らぬ顔で生きてきても、犯した事件は3人に歪みをもたらす。亜里子は常にスケジュールを埋めることで余分なことを考え無いようにし、梨紗は汚れを落とそうと何度も手を洗わずにいられず、恵美は架空の世界をまことしやかに話続ける。つまり、全員が強迫観念に侵されている。この先も、殺していくのかな?

『三人屋』

2021-06-19 10:23:47 | 日記
読み始めて直ぐに(ドラマ化にピッタリ‼️)と思った。そのはず、著者は脚本家だったらしい。
訳あり三人姉妹、院生の朝日はモーニング喫茶、子持ち主婦まひるは讃岐うどん、長女夜月はスナックと、3時間帯を分担経営。商店街の憎めない面々と姉妹の女心、音楽家の父への想いが交錯します。次回作も是非読んでみたいと思わせます。