『紅蓮の雪』

何処かの書評で見て借りた本。

普段の自分では、借りようと思い付かないでしょう。

大衆演劇一座で、兄妹の近親愛から生まれた男女双子が繰り返す因果、みたいなストーリーが雪景色の中で進みます。上手く読ませるのですが、私の鈍い感性が《へー、そう、ふーん》で、申し訳ない。

『おうち性教育はじめます』

良いわぁ是非、子育ての全員の皆様に、読んで頂きたい。

あ、変なテレのない幼少期からが、お薦めです。特に、女児には自分の体を大切にしてほしいから。

『光射す海』

　流石に浜松市出身だけあって、海の描写が秀逸です　遺伝性ハンティントン舞踏病が、脇役となっています。

『ビンテージガール』

　これ、割と面白かったですよ　服飾学校卒業の作者らしく、仕立て屋探偵が主人公と思うのですが、題名は相棒になるゲームオタクの美人古物商（骨董でなくて、ビンテージですって）

ホホツ　ビンテージガールと言うなら、私も負けてはいませんよ

『炭酸水と犬』

 

　第５回カクヨムコン受賞作品。

　９年間付き合い同棲もしている彼氏が「もうひとり、彼女が出来たんだ」と、打ち明けてスタート。

「はぁ？ふざけんな！！」が、普通でしょ?　ところが、（三十路で、１から付き合って結婚迄はしんどい）とか、うじうじ煮えきらないから、話が繋がるのですが、ついつい最後迄読ませる力量は、流石受賞作品です。