横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

買うVS借りる「2014年版」後編

2014年07月01日 22時15分16秒 | 日記
前回の記事では住宅を購入するか賃貸にするか決める前に冷静に先のことを考えてみようと内容で書きました。

今回の記事では実際の費用がどのぐらいかかるのか?っという点から考察して行きたいと思います。

前提条件として・・・買う場合、借りる場合ともに30歳の夫婦が80歳までにかかる費用の総額とします。
また算出にあたっては東京など関東圏の都市部の金額を参考に計算されています。
また比較しやすくするために買う場合、借りる場合双方ともマンションに住んだ場合としています。

《買う場合》
3,700万円の分譲マンションを買うにあたって、頭金として700万円用意したとします。借入金は3,000万円(金利2.5%、返済期間35年)、管理費・修繕積立金は月2万円、固定資産税は15万円、修繕費用やリフォーム代金を300万円用意したとします。
この場合の支払総額は約7,820万円になります。

《借りる場合》
同タイプの物件を賃貸した場合で賃料が15万円ほどの金額になります、60歳まで同じ家賃の物件に住むとします。その後、80歳までは少しコンパクトな物件に住み替えたとして賃料を10万円とします。30歳から80歳までの住み替えを計4回、その際の仲介手数料を家賃の半月分だとします。また更新料が2年ごとに家賃1ヶ月分がかかるとします。このような条件で総額をみると敷金が9割が戻ったとして約8163万円。

「試算:株式会社エフピーウーマン」
※計算式については【買うVS借りる~決断する前に読む本~】より抜粋しております。

今回の計算では300万円ほど、購入した方が費用が少なくなりました。

但しこれはあくまで今回のケースで計算した場合の結果です。
買う場合では金利の動向や修繕費がかさんだり、または賃貸でも引越の回数を減らしたり賃料の低いところへ住み替えていたりとした場合などちょっと条件を変えただけで総費用は逆転してしまいます。

一般的な比較では総費用的にはほとんど変わらないというのが、専門家や評論家達が出している答えになります。

今度は老後、仕事をリタイアして収入の大半を年金に頼る年代になった時の家計バランスについて検証してみたいと思います。

2011年の総務省統計局家計調査によると・・・

●60歳以上の無職の世帯
<単身者>手取収入:約11万円/消費支出:約14万円
<夫婦>手取収入:約19万円/消費支出:約23万5000円

年金受給の世代になると月あたりの支出が収入を超えてしまい単身者で月あたり約3万円、夫婦で月あたり約4万円の赤字となります。
仮に、同じ年の夫婦が65歳でリタイアし、それぞれが平均寿命(男性80歳、女性86歳)まで生きたとすると、男性で15年間、女性で21年間もの間、赤字の家計が続くことになります。赤字分は貯金を取り崩してまかなって行かなければなりませんが・・・いったいどれだけの貯金が必要となるのでしょうか?

夫婦で一緒に暮らす15年間を赤字4万円、妻1人で暮らす赤字を月3万円として計算したとすると、必要な貯蓄額は936万円。リタイア後の赤字分を補うには約1,000万円の貯蓄が必要だということになります。
退職金などでまかなえない場合には、65歳まで貯めておく必要となる金額となります。

但し、ここには賃貸で住んだ場合の家賃が含まれておりません。

たとえば、66歳から80歳までは夫婦で家賃10万円のマンションを借ります。その後、単身となった妻が家賃7万円のマンションを86歳まで借りて住むとします。このケースでかかる家賃の総額は、約2,300万円です。生活費の赤字分と合計すると約3300万円が必要となる計算になります。

費用的な側面から「買う」と「借りる」を検証してみました。

総費用が同じならば資産として持ち家を持ったのほうが得なのではないか?
老後の家賃負担がきついから持ち家のほうが得なのではないか?

と思われるかもしれませんが・・・実は一概にそうとは言い切れません。

30歳で購入した場合70歳の時には築40年経過しています・・・昨今老朽化したマンションに修繕が大きな問題となっていますが・・・一戸建てにしても給湯器やキッチンなど水廻りを中心に修繕やリフォームが必要となってきます、場合によっては建て替えが必要となるかもしれません。

前編でも述べましたが・・・40年~50年たったときに住まいの周辺環境はどうなっているでしょうか?
年老いた時に自分達が住むには適した環境にあるでしょうか?

当社にも高齢になったので息子さんや娘さんのところに行くので住まいを売却したいという依頼も増えてきました。

高齢者専用住宅や老人ホームなどの施設に入居される方もいらっしゃるでしょう・・・

持ち家を持ってしまうと税金や維持管理の費用が住まなくてもかかってしまいます。
賃貸に住んでいれば、修繕義務は貸主にありますし税金や維持管理のわずらしさがありません。
その時の家族構成に合わせて住まいの大きさや賃料を変更しながら暮らすことも可能となります。

人生の先のことまで考えると・・・「買うと借りる」のどちらが得なのか?・・・・結論はその人それぞれの辿る人生によって異なるということになります。

総費用を見て頂くとわかりますが、誰しも人生で一番大きな出費が住まいに関しての支出なのです。

住まいを「買う」にしても「借りる」にしても・・・そこに稼いだお金の内、相当な金額を支払うことになります。

ですからどちらを選択するにせよ、じっくり先のことまで考えて決めることが重要となります。

価値観は時代とともに変わりますし、正解はありません。

その時々で変わるものなのです・・・そして『住まい』は・・・あくまで夢や理想を叶える『道具』に過ぎないということです。

私は不動産業に携わるものとして「住まい」の相談に来られるお客様の夢と理想を叶えるお手伝いをさせて頂ければと思います。

と・・・今回の記事を締めさせて頂きます・・・閲覧くださった方に御礼を申し上げたいと思います。

誠にありがとうございました、今後とも当社有限会社横山ビルをよろしくお願い致しますm(_ _)m。。。

























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