
恒例化した養浩館・お泉水のライトアップはこの所、毎年見られるようになった、今年は天気もよく、時間が取れたので散策かたがた、日暮れを待って拝見しました。ひと時の幽玄の世界をハープの奏でるBGMの中で満喫できた。

素晴らしい梨の花も2~3日で交配を終わらせないと良い収穫が期待できないとか、農家にとっては花見どころではない。 昨今はミツバチなどの虫が少なく交配を機械で行っているようで、人手で交配するのに比べると確実性は低いようです。しかし、人手や虫が期待できない以上止むを得ない。 また、交配後は3~4時間雨が降らないことが必要(花粉が流れる)で、時間と天候の的確な判断が必要です。

「歳の市」は旧暦の歳末セールでここで正月の準備と、農家の産物を売り、年越しの収入を得た。所謂「地産地消」の原型を垣間見ることが出来る。
藁工品は藁靴、ゴザ帽子、草鞋など実用品の座をプラスチックなどの化成品に追われ、伝承産品としてこのような歳時に実演されるほどの存在になっているので商売にはならない。
他方、蕎麦こね鉢のような高額な木工品が多く、マニアックな蕎麦通(蕎麦天狗族?)の商材として賑わっていた。ろくろ挽きの木工品はこの地域の特産で、ロクロ(轆轤師)が転じて「六呂師」の地名のルーツになっているところから、特産ともいえるが。。。地元業者は何程いるか疑問である。勝山では商売にならないことが伺える。
