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ふくい自然と歳時の寸景

ふるさと福井の自然と生活を四季折々の風物・光景の一齣の写真を添えて紹介します。

春の兆し~勝山「歳の市」

2006-02-05 | 歳時・風物詩
好天の勝山の歳の市(2006.1.29)はぽかぽか陽気で、春の日差しを満喫できた。
「歳の市」は旧暦の歳末セールでここで正月の準備と、農家の産物を売り、年越しの収入を得た。所謂「地産地消」の原型を垣間見ることが出来る。
 藁工品は藁靴、ゴザ帽子、草鞋など実用品の座をプラスチックなどの化成品に追われ、伝承産品としてこのような歳時に実演されるほどの存在になっているので商売にはならない。
 他方、蕎麦こね鉢のような高額な木工品が多く、マニアックな蕎麦通(蕎麦天狗族?)の商材として賑わっていた。ろくろ挽きの木工品はこの地域の特産で、ロクロ(轆轤師)が転じて「六呂師」の地名のルーツになっているところから、特産ともいえるが。。。地元業者は何程いるか疑問である。勝山では商売にならないことが伺える。


天は二物を与えず (3) また来たくなる自然!

2006-01-23 | 雪の損得
山荘周りの除雪を終えて、一息つくと眼前に茜に染まる経ヶ岳の山並みが迫ってくる。素晴らしい光景である。これがあるから、又やって来る。来るたびに違った光景がある。晩秋、初冬、厳冬、早春、などは年間でももっとも変化があり素晴らしい。六呂師に山荘があるから、このようなシーズンにも気軽にやって来ることが出来る。その様な天の恵みに心が癒される。浩然の気とはこういうことかも知れない。

天は二物を与えず (2) 招かざる冬将軍!

2006-01-22 | 雪の損得
奥越前の豪雪地では1m程度の雪は普通で、あえて雪下ろししなくても、そのうち自然に落ちるか解けるかするので様子眺めをする場合が多い。勿論この程度の雪で屋根が潰れることがない構造になっている。また12月中旬では気温が高く根雪になることはない筈だった。ところが今回は、暖冬予測を急遽訂正するほどの異常低温で雪が解けない。冬支度も完了していないなど、ことごとく想定外の事態になった、お陰で12月中旬からは毎日、雪との戦争で、自衛隊の出動は適切な判断だった。(福井県はチャンスを逃した、死者などの損害も、全国で上位になっている)
 写真は山荘の屋根から某宅の屋根越しに眺めた荒島岳で素晴らしい光景ですが、背丈を越す雪で危険で雪下ろしが難しく、屋根の軒先は雪の重みで既に折れていて大きな損害です。住民にとっては荒島岳の素晴らしい光景と取引できは出来ない。天は不公平ですね。

天は二物を与えず (1) 厳しさ故に癒しも大きい!

2006-01-22 | 雪の損得
 異常に早くやって来た大雪に、豪雪になれた地域の住民の混乱をきたした、奥越前は特に豪雪地帯である。六呂師高原は麓の大野市街や勝山市街に比べ1倍半の降雪がある。冬期はスキー場になっているので相応の雪がないと意味がないが、それにしても背丈を遥かに越える雪が年末から年始に掛けて積もった。
 ここにFUWVOB会が維持管理する六呂師山荘があり、その雪下ろしに何度も出動することになった。以前と比べ道路は除雪できていて往来には支障がないので、地元のOBの協力が得やすくなった。このような作業があるから厳冬の最中に六呂師に来ることが出来、結果として素晴らしい光景に巡り会える。

写真は経ヶ岳の山並み六呂師スキー場・六呂師高原六呂師山荘はこの山の麓にある。

ささやかな床の間のお鏡

2006-01-01 | 歳時・風物詩
あけましておめでとう。

根雪で一杯の住宅団地の正月

2006-01-01 | 雪の損得
快晴の正月になったが誰も除雪しない。正月の性か、除雪に疲れたのか静かなもの。初詣か神社の近くは駐車の車で渋滞。初売りのショッピングセンターも混雑していたようです。それなりに正月を楽しんでいるようです。

時ならぬ大雪で根雪になった

2005-12-30 | 雪の損得
 時ならぬ大雪で歳末の予定が狂ってしまった。タイムスケジュールで動く管理社会に対する大自然の先手を打った挑戦に、今回も敗走した格好です。異常気象とか想定外とか言ってみても空しさだけが残る。路肩や交差点には雪の山が残り年を越すことになりそうです。福井の市街地で根雪とは?山間・辺地と変わらない。福井市郊外の残雪は根雪になった。背景の山は「文殊山」。

晩秋の白山遠望 (福井健康の森より)

2004-11-23 | 福井の山と半島
 福井県健康の森は丹生の里山に広々と広がる健康関連の施設や公園が展開し、福井市街地の南西部に位置し交通の便が良い上、駐車場もあちこちにあり、散策には最高の条件を備えている。晩秋の昼下がり、一寸出かけて見ました。展望台から雪で白くなった白山を一望でき、ついでに暖かい日差しを浴び、里山の雑木林を紅葉を探訪しながら、落葉をさくさく踏んで歩けるなんて、地方都市の魅力満杯でした。
福井近郊の山々  福井県健康センター 福井の街角から見た白山 福井健康の森 

五層八角の奇抜な建物 「龍翔館」

2004-11-18 | 歴史散策
「東尋坊」を見て三国湊を通過するが【龍翔館】りゅうしょかんryusyou.kan に立ち寄るものは少ない、地元でも中に入るものは少ないが、最近の「箱物博物館」とは違い外観も収蔵品も超一流です。三国の歴史資産の分厚さが伺える。明治12年オランダ人技師 G.A.エッセルの設計で「龍翔小学校」として建設。現在は復元されて三国町郷土博物館となっている。別名「こうもり傘学校」 。

ぽかぽか陽気の六呂師高原

2004-11-07 | 福井の山と半島
10月中~下旬より暖かく感じる 、紅葉も一服状態です。六呂師山荘付近から見た荒島岳も何となくぼやけている。経ヶ岳・保月山の稜線もぼやけている。奥越の豪雪地では雪囲いの作業にが進んでいました。

奥越の初冬の山並み