今年は既に3つの学会に参戦して、もう沢山かなと思った。けれど、やっぱりもう一つに行くことにした。
学会と言うべき場であるのかどうかかなり微妙な存在ではあるものの、研究や活動の成果を持ち寄ってそれらを共有し、問題意識を持って議論などするという点では、広い意味での一種の学会ではあると言えよう。
まぁ、会場も自宅から割と近いし...ということで、これに行ってきた。
日本サイエンスコミュニケーション協会(JASC) 第2回年会
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会場は、東京・茗荷谷のお茶の水女子大学。文京区民の筆者にとっては、まぁお散歩圏内かな(現在故障中の自転車がちゃんと動けば、余裕でチャリ圏内)。
会期のプログラムに関しては、上記のリンク先を参照。それにしても土曜日の午後(12 時半~19 時)と日曜日の午前(9時~13 時半頃)という日時の設定は、一般参加者にとってはなかなか辛いものがある。もうちょっと何とかならないかな?
参加者の顔ぶれは、TISF やサイエンスアゴラでお目にかかったうち、関東甲信越方面を拠点にしている方々が過半。とはいえ、遠くは北海道や山陰、九州から遠路お越しの方もチラホラ。そこはやっぱり、まっとうな一般社団法人の年次総会。それなりの立ち位置に、既にあることを感じさせる。
生業と趣味wの都合で、参加は初日のみのそれも遅刻参加wだった。
会場に到着した時点で、基調公演後の休憩が間もなく終わる頃だった。というわけで、その後のシンポジウムから参戦開始。その模様を簡単にメモしておこう。
シンポジウムと称しているが、実際にはワークショップ融合型だった。
内容は、JASC 若手の会の方々の活動報告と、その活動内容に関連したワークセッションの合造。
前半の活動報告では、奈良で実施された若手の会第1回「夏の学校」の模様。サイエンスアゴラでの出展の報告と、それぞれで行われた体験プログラム“サイエンスコミュニケーションクエスト(SCQ)”の紹介。この「SCQ」だが、地域の科学技術にまつわるネタを集め、それらを地域の物語と絡めて、体験型ツアーを組むというもの。最近一部でトレンドの何とかツーリズムの類と云って良いだろう。地域連携型の科学コミュニケーションの試みとしては、多様な人々を巻き込んでその地域を活性化させる可能性が感じられ、なかなか面白い。
後半のワークセッションは、その SCQ のツアーを設計するという内容だった。2泊3日の条件で、各地にある科学技術館連のネタを詰め込み、ツアーとして組織して、参加者が楽しめる仕掛けも入れるというもの。実際には、若手の会の方々の仕込みの負担軽減という意味もあるのかも知れないがw、こうしたワークは JASC のセッションならではという感じで、その意味で楽しめた。
そんなシンポジウムの後は、全体会で組織の体制や財務状況などの報告や紹介、質議などを重ねてから、夜の懇親会へ。
懇親会の会場は、これまで何度か(個人的には)大学生協の交流イベントでお邪魔した生協食堂。吹奏楽の演奏会なる出し物もあり、その出し物もある種のサイエンスカフェの風情を醸して、そんなところにも科学コミュニケーションの小ネタが...という感じだった。
懇親会の当座では、久々にお目にかかった関係者の方々多数。先日のサイエンスアゴラでの取り組み、東京国際科学フェスティバル(TISF)のこと、その TISF とサイエンスアゴラの連携、及びその一環としての科学祭ネットワークの話、科学コミュニケータのキャリア形成の問題など、実はいろんな話をした。その当座では、WECafe の蓑田さんもいたりして、忘年会イベント「みのだナイト」へのお誘いも受けたりなど。
2日目は先約がありパス。もし参加していれば、各種の口頭発表や体験型イベントのデモ等あったらしい。
自分のことにも、会のことにも、業界のことにも、色々と問題点や課題を感じはしたが、会いたい人に会えて、有意義なやり取りもできて、今年の活動をスッキリ終われたかなとは思った。
学会と言うべき場であるのかどうかかなり微妙な存在ではあるものの、研究や活動の成果を持ち寄ってそれらを共有し、問題意識を持って議論などするという点では、広い意味での一種の学会ではあると言えよう。
まぁ、会場も自宅から割と近いし...ということで、これに行ってきた。
日本サイエンスコミュニケーション協会(JASC) 第2回年会
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会場は、東京・茗荷谷のお茶の水女子大学。文京区民の筆者にとっては、まぁお散歩圏内かな(現在故障中の自転車がちゃんと動けば、余裕でチャリ圏内)。
会期のプログラムに関しては、上記のリンク先を参照。それにしても土曜日の午後(12 時半~19 時)と日曜日の午前(9時~13 時半頃)という日時の設定は、一般参加者にとってはなかなか辛いものがある。もうちょっと何とかならないかな?
参加者の顔ぶれは、TISF やサイエンスアゴラでお目にかかったうち、関東甲信越方面を拠点にしている方々が過半。とはいえ、遠くは北海道や山陰、九州から遠路お越しの方もチラホラ。そこはやっぱり、まっとうな一般社団法人の年次総会。それなりの立ち位置に、既にあることを感じさせる。
生業と趣味wの都合で、参加は初日のみのそれも遅刻参加wだった。
会場に到着した時点で、基調公演後の休憩が間もなく終わる頃だった。というわけで、その後のシンポジウムから参戦開始。その模様を簡単にメモしておこう。
シンポジウムと称しているが、実際にはワークショップ融合型だった。
内容は、JASC 若手の会の方々の活動報告と、その活動内容に関連したワークセッションの合造。
前半の活動報告では、奈良で実施された若手の会第1回「夏の学校」の模様。サイエンスアゴラでの出展の報告と、それぞれで行われた体験プログラム“サイエンスコミュニケーションクエスト(SCQ)”の紹介。この「SCQ」だが、地域の科学技術にまつわるネタを集め、それらを地域の物語と絡めて、体験型ツアーを組むというもの。最近一部でトレンドの何とかツーリズムの類と云って良いだろう。地域連携型の科学コミュニケーションの試みとしては、多様な人々を巻き込んでその地域を活性化させる可能性が感じられ、なかなか面白い。
後半のワークセッションは、その SCQ のツアーを設計するという内容だった。2泊3日の条件で、各地にある科学技術館連のネタを詰め込み、ツアーとして組織して、参加者が楽しめる仕掛けも入れるというもの。実際には、若手の会の方々の仕込みの負担軽減という意味もあるのかも知れないがw、こうしたワークは JASC のセッションならではという感じで、その意味で楽しめた。
そんなシンポジウムの後は、全体会で組織の体制や財務状況などの報告や紹介、質議などを重ねてから、夜の懇親会へ。
懇親会の会場は、これまで何度か(個人的には)大学生協の交流イベントでお邪魔した生協食堂。吹奏楽の演奏会なる出し物もあり、その出し物もある種のサイエンスカフェの風情を醸して、そんなところにも科学コミュニケーションの小ネタが...という感じだった。
懇親会の当座では、久々にお目にかかった関係者の方々多数。先日のサイエンスアゴラでの取り組み、東京国際科学フェスティバル(TISF)のこと、その TISF とサイエンスアゴラの連携、及びその一環としての科学祭ネットワークの話、科学コミュニケータのキャリア形成の問題など、実はいろんな話をした。その当座では、WECafe の蓑田さんもいたりして、忘年会イベント「みのだナイト」へのお誘いも受けたりなど。
2日目は先約がありパス。もし参加していれば、各種の口頭発表や体験型イベントのデモ等あったらしい。
自分のことにも、会のことにも、業界のことにも、色々と問題点や課題を感じはしたが、会いたい人に会えて、有意義なやり取りもできて、今年の活動をスッキリ終われたかなとは思った。
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