生徒のオケ合わせを客席でチェックしてたら…

2020-08-03 23:52:00 | 日々
8月5日「ミューザかわさき」に於いてイベールのコンチェルティーノのソリストに抜擢された大学院2年小荒井さんのオケ合わせ2日目…


外は良い天気で暑い日、8月だから当たり前かぁ、しかも梅雨明け…
リード楽器にとって梅雨明けというフレーズは幸せを告げる鐘の🔔よう‼️


昭和音大ジーリオ(ホール)に入り、ソリストの小荒井さんに会ってすぐ客席へ…

今日の合わせはイベールからスタート…

客席には木管、金管、打楽器、弦楽器のオケ担当の先生方でN響、読響をはじめ在京オーケストラに所属、または、されていた先生方なので、熱心にオケにアドバイスされていました


4枚目の写真には小荒井さんがいません💦
…実は、リガチャーが切れたようです😭
急いで楽屋に戻っていきました…
大森が楽器を持っていればリガチャーを貸すことできたのですが…

その間に指揮の田中さんがオケのバランスを整えているところ…

…少し時間が掛かりましたが…
小荒井さんが舞台に現れました
そのあとは…無事に合わせを終えました
コロナ対策としてオケのセッティングもいつもと違い、お互い距離をおいているので慣れるのに時間掛かります
指揮者にとっても容易ではないと思われます
それでも田中さんはとても的確な指示を出して、フランス音楽の流れをとても自然に操っていて素晴らしい指揮者だと感じました
プロフィール見たらフランスで勉強されていたんですね、自分が勉強した音楽の流れ方と似たものを感じて嬉しくなりました


小荒井さんの楽屋でブログ用に撮影✌️✨✨✨
…リガチャーの話を聞きました‼️

リガチャーが切れた後、楽屋に戻り、大森門下生に一斉送信して学校に来てる人を探したそうです
それは、門下生の殆どが小荒井さんも使用してるBGのローズゴールドL17のリガチャーを使ってる人が殆ど…

4年平井さんがBGのリガチャーを貸してくれたそうです…おー、またまた女神👍✨✨✨✨
有難うございました‼️


小荒井さん…強く締めたりしてないのに切れました💦 湿度や温度変化の影響でしょうか…


きっとそうでしょう
何が起こるか分からないので代わりのリガチャーを用意するか…ハリソンは持っていたようです✌️✨✨

女性が髪に使用する黒いゴムなどは常備した方が良いとアドバイスしました
色んな失敗や経験をすることは大事です⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

大森もいっぱいあります
コンチェルトのソリストで本番中に、頭の音を吹こうと指を押さえた瞬間にキーの白い部分が外れ下をコロコロ転がっていくのが見えて自分も笑い転げそうでした💦
本番前に楽屋で音出ししていたらパチンとバネが折れたので、バネの代わりにゴムを使用…焦ったぁ💦
事情でテナーのリードをマッピにくっつけたままにしていたら、そのリードの先が何があったのか、傷ついていて、音が出なくなってました
その時、テナーのリードは1枚のみ、アルトはリードケースにたくさん入っていたので、アルトのリードをテナーで使用…焦った💦なかなか悪くなかったなぁ

書くとキリがないほどあります
お陰で自分は焦らなくなりました✌️✨✨✨

何が起こるか分からない…
小荒井さんもまた強くなったはずです⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️


明日も合わせがありますが更に良くなっていくと思います

自分はココまで…
小荒井さん本番楽しみにしています

…あとで大森宅まで来てBGL17のリガチャーを持っていきました

明日、本番、と頑張ってね👍
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もう少しで1曲完成するよ…✌️✨✨✨

2020-08-03 01:14:00 | 日々


ヴィヴァルディの四季より「秋」をサクソフォン4重奏の本番のためにアレンジしています

今は夏、この曲を演奏するときは夏から秋へ…
ということで「秋」を選曲しました

アレンジしながらサクソフォンが全く存在しなかった時代の音楽や背景、人々の生活などを知ってみたくなりました…

クラシック音楽の面白いと感じる一つには、同じ楽譜から演奏する人によって色んな解釈があること、時代によって、国や宗教によっても考え方が違ったりします。自分が生まれる前の作曲家の演奏をする機会の方が多いので、そんなときは、自分が考古学者になったつもり…ちょっと前の映画で言えば、インディージョーンズのような感じかな⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

そして、作曲家が命をかけて作った作品を紐解く面白さ、自分の中でもどんどん考え方や解釈が変わってきてるので、自分の考えを以前と比べてみても全く違っていたりすることがある

本当に答えが見つからない
だけど、スコア(ピアノ譜)を読むとソロ譜の吹き方が見えてくるもの、何も書いてない楽譜でも、和声進行をはじめ、作曲家の癖、表現の仕方など見えてきます

そんな時にその作曲家に会えたような幸せを感じます
👍✨✨✨✨

残念ながらサクソフォンの殆どのオリジナル作品からはそれを感じることが少ないと思っています

試験やコンクールのために書かれた作品では、生活感が出るはずがありません

サクソフォンで何ができるか、テクニカルなどを追求するための重要な作品などもあります
色んな目的があって書かれているので、その事を理解して吹かなければなりません

メロディーの美しさは人の心を美しくすると聞いたことがあるので、ピアノやヴァイオリン、声楽の美しいメロディーを沢山演奏して美しさを沢山体感することは大事と共に、人に聞いてもらう時に美しいメロディーの曲を演奏することは、聞き手と一緒に共有し幸せな気分に浸りたい、そう思う人が多いのではないでしょうか

まるでサクソフォンの曲には美しい曲がないように思ってしまいそうですが、そういう意味ではありません💦
スミマセン🙇

サクソフォン以上に美しさを他からたくさん感じて、それをサクソフォンの曲にも生かそうというのでどうでしょう👍

今回のヴィヴァルディ カッコいいですよ‼️

ジャズやロック、他にもアレンジされたり、ジャンルを超えて美しさを感じている人たちも沢山います

色んな美しさはありますが、自然なもの、シンプル イズ ベスト、素朴なものには文句なしでひかれるようです👍✨✨✨✨

自分もそのうちの一人なんです
だからでしょうかクラシック音楽は大好きです

一生答えが見つからない…

Art is long, life is short.(芸術は長く人生は短し)
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