恐ろしや 恐ろしや あな恐ろしや
酔うて酔うて 身の毛そばだつ
イスラム国の 横暴に
見つかりゃ殺さる あな怖し
酔うて酔うて 恐ろしや
外国旅行 度々で
何処で遭遇 するのかも
思うて酔うて 身震いする
好きな旅行も ためらうや
中東 東欧 行きたくも
怖くて恐ろし 足向かぬ
酔うて酔うて 足竦む
外国旅行 二の足で
東南アジアも 気がかりで
国内旅行に 目が向くや
酔うて酔うて 悔しきぞ
外国旅行 出来ぬとは
中国 韓国 嫌悪感
酔うて酔うて 諦める
外国旅行 諦める
酔うてます 酔うてます
今宵も 酔うてます
下流老人 ひとり寂しく
過ぎゆく秋を 惜しむよう
酔うてます 酔うてます
秋の行楽 テレビ見て
ひとり寂しく 過ごせりや
連れ添う妻も 今は無く
虚し虚しの 日々有りや
過ぎゆく秋が うら寂し
思い浮かべる グラスには
愛しの君の 微笑みが
切なく切なく 浮かびしや
酔うて酔うて 痛みます
君を偲んで 咽び泣く
何でこの世に 永らえる
君の居ない この世にぞ
酔うて酔うて 痛みしぞ
切なく今宵も 過ぎてゆく
酔うて酔うて 過ぎてゆく
まさかまさかと 思いしか
富士山爆発 囁かれ
酔うて酔うて 心配ぞ
日本の象徴 富士山が
吹っ飛び消えて 無くなると
思うただけでも ぞっとする
酔うて酔うて 頭振る
そんな事そんな事 有りえぬと
巨大地震にも 匹敵の
日本列島 壊滅ぞ
あっ 恐ろしや 恐ろしや
酔うて酔うて 耳塞ぐ
そんなそんな 有りえぬと
あな恐ろしや 恐ろしや
グラス運ぶ その手さえ
震え震えて おののきや
酔うて酔うて 身が縮む
そんな事 有りえぬと
酔うて酔うて 思いしも
ひょっとしたら ひょっとしたら
酔うて酔うて 不安なり
恐れてる 恐れてる
酔うて酔うて 恐れてる
認知症を 恐れてる
今も今とて 目に入るや
高速道路 逆走の
ニュース見て 恐れるや
酔うて酔うて 言い聞かす
お前はなるなと 言い聞かす
己自身に 言い聞かす
酔うて酔うて 不安なり
気づかぬ自分に 言いたきや
なるななるなと 認知症
為らぬ自信 全くなし
今も今もて 自信なし
気づけば 認知症
いやいやそれは 有りえない
自分で分かれば 恐れまい
酔うて酔うて 不安なり
気づかぬうちに 認知症
明日は我が身か 不安なり
酔うて酔うて 不安なり
酔うて酔うて 腹立たし
危ない知りつつ 出かけるを
人の迷惑 国の迷惑顧みず
紛争地帯 危険地帯に
出かける人の 愚かさよ
己の顕示欲 自己満足
使命感の 名のもとに
酔うて酔うて 苛立たし
己ひとりの事と 思いつつ
他人に迷惑 かけぬぞと
出かける言い分 吐きつつ
いざとなれば 周り 国にと
迷惑かけて しまうぞえ
ああ 苛立たし 腹立たし
酔うて酔うて 歯痒きぞ
なんでそんな 奴らをば
ああ 腹立たし 腹立たし
酔うて酔うて 苛立たし
ほっとけほっとけ そんな奴らは
自己責任 果してくれればいい
酔うて酔うて 腹立たし
揺れてます 揺れてます
酔うて酔うて 揺れてます
心の中は 時化てます
飲めば 飲むほど
心の揺れは 激しくて
酔うて酔うて 酔うてます
白いカモメも 荒風に
酔うて酔うて 舞ってます
荒波高き 北の海
揺れて傾く 船体に
酔うて傾く 心の揺れに
カモメ優しく 労わりて
酔うた心を 慰める
白きカモメの 眼差しに
酔うた心は 癒される
酔うて酔うて 北の湖
深々と 北の最果て 更けてます
凍る心を 溶かさんと
酔うて酔うて 酔うてます
まだまだ 心は凍ててません
負ける物かと 凍てつく大地
凍てつく大地に 逆らいて
飲んで酔うて 燃えてます
白く凍てつく 最果ての
厳しき寒さに 耐えてます
飲んで酔うて 耐えてます
今にも凍てつく 寒さにも
飲んで酔うて 燃えてます
白き白き 誘いの手
その手に乗るか 逆らいて
今も今も 酔うてます
心が炎 燃やしてます
冷たき白き 誘惑に
負けるのかと 酔いどれて
酔いどれ人生 迷ってます
酔うて酔うて 過ぎていく
今日と言う日が 過ぎていく
何もせぬまま 過ぎていく
すること有るに せぬがまま
何もする気の 失せしまま
ずぼらな自分 曝け出し
過ぎていく 過ぎていく
酔うて酔うて 過ぎていく
酔うて酔うて 過ぎていく
ずぼらな自分 忌みつつも
無気力自分 責めつつも
過ぎていく 過ぎていく
せぬこと多く 有りながら
無気力自分 不甲斐なし
酔うて酔うて 自覚有り
自覚有りとも 無気力が
酔うて酔うて 過ぎていく
虚し虚しで 過ぎていく
酔うて酔うて 過ぎていく
