四季の大山を歩く

鳥取県の西部島根県よりの山、大山(だいせん)を四季折々に歩いた記録です。

真夏の暴風雨の大山を歩きましたが、高山植物が満開で 風雨に揺れていました 2017年8月25日 その2

2017-08-30 14:41:24 | 四季の大山を歩く

真夏の暴風雨の大山 その2
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8合目到着です。
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ここから木道が始まります。凄い風雨になりました。
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木道は続きますが土砂降りになりました。ゴアのジャケットを着てて正解です。
あの半袖半ズボンの若者たちはどうするのでしょうか。見てみたいものです。
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このあたりは「大山キャラ木」(イチイの木の変種で 大山固有種)の純林で国の天然記念物になっています。
それに木道からこの中へ落ちたら上がってこれません。厳冬期には8メートル以上の積雪で この原生林へ落ちたら
もう終わりです。過去何人も遭難されました。
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山頂避難小屋到着です。12時15分、ちょうど3時間かかり 標高差1000mほど登ってきました。
気温は18度です。駐車場は24度でした。朝高速道を走っていると30度を越えていたのに。
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避難小屋入口のコンクリートの階段の隙間になにやら見覚えのある花が咲いています。
大文字草です。凄い根性やなあ。
風雨が凄いのでとりあえず避難小屋へ避難します。
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避難小屋の中は 以外にも沢山の人が避難しています。15分ほど休憩してお昼ご飯を食べました。
私と入れ違いに 私と同年齢のジーちゃんバーちゃんグループが出て行きました。
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驚いた事に 避難小屋の中に 売店が出来ていました。恐るべし。材料はどうやって運ぶのでしょうか。
ヘリコプターで 一度にまとめて運ぶのでしょうか。昔はこんな売店はなかったけどなあ、
尤も私がこの小屋に来たのは 積雪期、残雪期に 屋根まである雪の上を歩いて2回の屋根の窓から
梯子で入ったことが何回かあるけど 雪の無い季節にここに来たのはずいぶん前だなあ。
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休憩後に 山頂へ。弥山から剣が峰へは 縦走禁止です。
行くなと書いてあるのに無理して行き ナイフリッジで前進も後退も出来ずに 助けを求めたり
滑落する人が後を絶ちません。支那語と朝鮮語で書いてありますが 遭難するのはみな日本人です。

シナ人は見たことありませんが、朝鮮語を話す人たちは マナーが非常に悪く困ったものです。
プサンからフェリーで境港に着き バスで登山口へ来て登山して ゴミや糞尿を撒き散らして帰ります。
朝鮮半島からは 来ないで欲しいけどなあ。心斎橋筋商店街で 大声でわめきながら 痰唾を吐き散らす
シナ人のように嫌われ者です。私が夏山の弥山に来ないのは 朝鮮半島の人間が多いからです。
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弥山到着です。12時45分、出発して3時間半です。雨は小降りになりましたが 風は相変わらず凄い。
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弥山の山頂標識です。いつもはこの先に剣が峰が見えますが今日は何も見えません。
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7合目付近で 大きな荷物を背負い、喘ぎながら登っている若者を抜かせてもらいました。
その二人連れが到着しました。喘いでいます。何を背負っているのか聞くと 20リットルの水の入ったポリタン
でした。山岳部のトレーニングだそうです。
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下山は 周回遊歩道で石室へ回ります。
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一面の風露(大山では四国風露と読んでいますが 白山風露ではないでしょうか)が風雨に揺れています。
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ビン洗いのブラシのような晒菜升麻の群生が 風雨に揺れて千切れそうです。
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大山伽羅木の原生林の中を歩きます。
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梵字池です。大山山開きの時にはここで 神事が行われます。
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石室です。屋根スラブはかなり崩落しています。
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石室内部です。大神山神社の奥宮なので 大国主と山の神を祀っているのでしょう。
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更に遊歩道を歩き続けると
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このあたりで登ってきたウッドデッキに 合流します。
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さあ下山します。風がきつくて どんどん体温を奪います。
あの半袖半ズボン、スニーカーの初心者は登ってこれたのでしょうか。
その辺で倒れていなければいいのですが。とにかく 風が強く寒い寒い。
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このポイントは 晴れていれば弥山から剣が峰への 鋭い稜線が眼前に迫り 素晴らしいビューポイントなのですが。
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南国九蓋草の実が ちぎれるように風に震えています。
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急降下を続けていると 次第に風が遮られるようになりました。
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真夏の暴風雨の大山 その3へ続く
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