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トリノでのメダルおよび箱根駅伝

2006-03-24 08:39:19 | Weblog
JOC本部長、トリノ不振に激怒 (日刊スポーツ) - goo ニュース
トリノオリンピックで日本のマスコミやコメンテーターって皆おか
しくはないかぇ~?だってメダルメダルって騒ぎすぎていると思
う。そんなにメダルがほしけりゃ、当該テレビ局や必要と感じる
連中が大量輸入でもすりゃー良いではないか、(^▽^)

 そこにゃーあの箱根マラソンでの脱水少女、いや症状での美談
 まがいの姿勢と繋がるものがある。

 あの箱根駅伝の8区 順天堂大学 難波君の情況を報道する
 姿勢と監督の立場を考えてみよう。先ずマラソン時での脱水
 症状は比較的良くあることである。
 素人も含み多くの死者を出している。簡単な話、あの情況は
 生命の危機に瀕している状況なのだ。それを賭して果敢に耐
 えて挑戦している姿はそれなりに感動するが、一方選手の
 統括監理をする監督はどういう立場か、普通は即中止させ
 なければならない。
 場所が練習中ならば直ぐにそうするはず。そうしなかったのは
 何故か、放送の都合か、彼の今後の生活を保証しているのか、
 選手の親に了承を得ているのか、そう選手の親だったらどうい
 う風に見ていたのだろう、息子が生命の危機に瀕している時に
 誰も止めない。こんな悲しい話があるか、それともお国のために
 戦地に赴かせた母の如く「死んでお国のために尽くして来い」
 とでも言うと思っているのか、今回は一時入院して回復後特に
 問題となっていないが、
 諸手を挙げて感動するようなものではないのだ。感動するか
 どうかは、個人の問題だだと、ふざけるなと言いたい。個人の
 判断を誘導するような報道をしておいて何をか云わんやだ。
 あの場面を見て日本人の99%は感動でうるるるするであろう
 この生命の危機をチームスピリットとか根性とか考える馬鹿さ
 加減が日本人特有のものなのかもしれない。

 ただ、事実としてはあのロサンゼルスオリンピックの増田明美
 が途中で同じように脱水症状で倒れ賢明にも棄権している。
 同じオリンピックではアンデルセンがゴールへ脱水症状のまま
 ふらふらと入った事が記憶に新しい。増田明美をだらしない,
 ふがいないというのか、それまで日本記録や世界記録を作って
 きたのはなんなのだ美人じゃないからなのか、だが、私は
 増田明美を最も優れたランナーと認めるし、今、最も優れた
 解説者と思う、極めて的確に情況を解説するし馬鹿な感動を押し
 付けることもしない。母の様にスポーツを見ている。全ての
 スポーツ解説者は増田明美を見習うべきだ。特にサッカー解
 説者ほど見苦しいやつらは居ない。
 一つも解説していないと云って良い。あれで稼いでいるのであ
 れば誰にでもできる。
 何せ点を入れられたら、一様にまだ時間は有ります。だと、
 ばっかじゃなかろか、相手にも時間は有るのだ。
 今回の箱根駅伝もそうだがNHKあるいは増田明美以外の
 スポーツ解説をよーく聞いてみたら良い、如何に常識外れの
 ことを言っているか、如何に相手を嘲ることを云っているか、
 であるが往々にして見ている者がのめりこんでいて気が
 付かない事が多い、その中で冷静になって客観的に評価
 するのは難しいが一度やってみたら良いと思う。

  最近では北澤の解説が抑制されていて良いように感じる。
  また、WBCでの水野も良い解説をしていた。

箱根駅伝を報じたマスコミの馬鹿さ加減とそれを受け入れた
国民に対して真剣にやってるアスリート達は何を思うか、
思ったか、いや意識して思う以前に無意識的に本能で感
じるだろう。「誰も生命を守ってくれない。(米軍も守ってくれ
ない。)自分で守らなくてはいけない。」オリンピックへ出場
する選手のうち若い人たちは大体一様に「オリンピックを楽
しみたい。」と言って笑顔になるが、あれは悲痛な叫びを
表現したものなのだ。それを判らない馬鹿解説者コメンテ
ータは、真剣みが無いとほざきまくっている。そして今回、
というよりいつもだが、メダル、メダルと騒いでいるやつら
になんら義理立てする必要も無い。

ほんとに力一杯発揮する事が出来ないのだ。
したがって力一杯目一杯やって奇跡などは起きる訳がないのだ。

生命を守る、自分を守るという事に関して憲法9条の陰が落と
されている。簡単に云えば自分で自分を守れないという矛盾が
あるわけだ。米軍は絶対守ってくれない。そぶりは少しは見せ
るかもしれない。生命を守るについては先に示したように人事
(ひとごと)なのだ。

もしほんとにオリンピックなどで活躍してほしけりゃメダルメダル
等と騒がず選手が後顧の憂いの無いように全面的にバックアッ
プする体制(命を守るということ)を整え、心から安心感を持って
競技出来るようにする事が必要なのだ。




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