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王ジャパンWBC世界一おめでとう御座います。

2006-03-22 09:45:25 | Weblog
イチロー 信念で導いた世界一 (スポーツニッポン) - goo ニュース
今日は王ジャパンWBCキューバに勝って世界一おめでとう御座
います。
文字通り帰死回生でした。日本野球の正しさが証明されたといっ
ても言い過ぎではないと思います。つい最初から最後まで見て
しまいました。
キューバチームがどんなプレイをするのか楽しみでした。また、
あえて王ジャパンと言わせてもらいたい、このWBCで王さんが
集めている尊敬の眼差し畏敬の念、間違いなくジャパン野球
のステータスを揺ぎ無いものとしている。王監督だから成しえ
たものと考えられます。

韓国のメディアは韓国野球と日本野球を冷静に分析していて
何が違うか、なんと云っても日本野球は「機動力」があると言
ってます。全くその通りと思います。日本以外のチームは全て
太っている選手がいます。何を意味しているか、走れないとい
うこと、確かにMLBのように破壊力ある豪快な力を感じるチー
ムばっかりでしたが韓国は日本と同じように緻密な細かい
野球をやりました。そして僅かなチャンスを生かし日本に2回
勝ちました。しかし機動力はありませんでした。今回の試合
でも1回西岡が盗塁に成功しています。この決勝で、、
日本以外では考えられないプレイです。

簡単な話、爆発力はあるが走れない清原を相手にしていると
思えば良い訳でそんなチームを相手にしたら勝てない方が
不思議だと思います。日本チームは打てて走れて守れる
チームです。それが世界一になるということでした。今回の
勝利の評価は世界の野球を変えるでしょう。

松井(秀)が参加しなかったことについてたぶん的外れの
評価をするでしょうが、私は推測ですが松井(秀)が決して
云わないであろう、弁護をしたい。
何故参加しなかったか、日本でプレイしたくない(予選リー
グ)。これも簡単な話人工芝では力一杯プレイ出来ない。
やれば怪我をする。アメリカではもはや人工芝グラウンド
は無い(非常に少ない)
日本のプロ野球選手は力一杯プレーしない。(ある意味
では出来ない)そんなチームに勝利あるいは奇跡は起こり
得ない。したがって参加することに意味は見出せない。

これに対して燃えたのがイチローであった。もともと野球に
対してひたむきに手抜きをしない生き様のイチローは身を
以って野球の原点を示した。どんな内野ゴロでも、必死に
なって走り、守りでも必死になった姿。これを見て燃えない
選手が居ただろうか韓国戦に負けて、剥き出しに悔しがっ
た姿、あれを見て燃えなかった選手がいるか、走れないと
思っていた松中まで必死になったではないか、そして奇跡
が起きたのだ。韓国との3戦目、勝たないわけが無い。そ
して今日が有ったと思います。

日本の野球はいつの間にかナベツネに侵され、読売グル
ープのテレビ中継中心になってしまった。テレビ映りしない
ときは平気で手を抜く緩慢プレイ、このWBCでの観客を
見たか、日本で外国チームどおしがやる戦いにこれだけ
の観客が集まるか、絶対集まらない。本来野球は青空の
下とか月夜の下で健康的にやるもの、一生懸命やってる
ところで奇跡が生まれ、それをその場で見て感動するもの
だった。それはテレビ観戦では決して手に出来ないもの
なのだ。したがって球場に見に行くのが必定の所、この
決勝でも外国チームどおしであろうと、その奇跡を見に
きたのだ。そして至るところ奇跡が起きて球場皆共有し
ていた。

日本ではテレビ中心にしてしまい、人工芝、ドーム球場
にしてしまった。
この罪は重い、企業の宣伝としか考えてない読売グループ。
(この話は松井(秀)は決して出来ない。)

今回の世界一はこの流れに一石投じるものと考えられる。

王ジャパンおめでとう御座います。


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